- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」59クール目 [無断転載禁止]©2ch.net
593 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:00:01.34 ID:xAMGbKZy - 投稿開始。
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594 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:01:35.89 ID:xAMGbKZy - 「青いブリンクU」
イン堂君がクラスの皆ににこにことして言ってき ました。 「いやあ、うち凄くいいことがあるかも知れない んだ」 「あれっ、何かいい予兆があったの?」 「そうなんだ」 二本ちゃんにも笑顔で答えます。 「これがね」 「だからそう言ったのね」 「そうなんだ」 「あれニダか」 ここでカンコ君が言うことはといいますと。 「次回作のライダーが出て来たニダか」 「それは日曜に出たじゃない」 カンコ君にあっさりと返したイン堂君でした。 「新とか神とか言ってる人に」 「いよいよ最終回ニダな、エグゼイドも」 「あれも確かにいい予兆というか観ていてよ かったと思うけれど」 それでもというのです。 「また違うよ」 「そうニダか」 「それで皆よかったらね」 あらためてお話するイン堂君でした。 「うちにそのいいことが起こる予兆を観に来 れくれるかな」 「本題ニダな」 お話を聞いて呟いたカンコ君でした。
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595 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:03:43.84 ID:xAMGbKZy - 「ではニダ」
「皆来てくれるかな」 「そうさせてもらうニダ」 カンコ君が答えてそしてでした、クラスの皆 がイン堂君のお家に行ってそうしてそのいい 予兆を見せてもらうことにしました、ただそ の前に。 ニホンちゃんは皆にです、こう言いました。 「いい予兆って何かしら」 「イン堂だからな」 「正直予測がつかないあるよ」 まずはアメリー君とチューゴ君が言います。 「白い孔雀が出たとか」 「白い虎ではないあるか?」 「白い象ではありませんこと?」 「白いライオンでは?」 エリザベスちゃんとフランソワーズちゃんは こちらの生きものではないかと思いました。 「そうしたものではありませんこと?」 「生きものでは」 「気候じゃねえのか?」 ロシアノビッチ君はこちらではないかと考え ました。こちらの場合も確かによくあるいい 予兆です。
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596 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:05:45.02 ID:xAMGbKZy - 訂正。こっから本編。
「青いブリンクU」 「うわああああああーーーーーーっ!!」 皆イン堂君が言うその『いい予兆』を見て瞬時に 叫びました。 「な、何そのワンちゃん!?」 「あ、青いニダ!」 「それ染めたのかYO!」 「自然では有り得ない色あるぞ!」 「コ、コバルトブルーの犬ですって!?」 「わたくしはじめて見ましたわ!」 「酔い醒めたぞ一気に!」 「それがいい予兆!?」 皆それぞれイン堂君に尋ねもしました、皆本当 に仰天しています。ですがイン堂君だけは冷静 なままで。 皆にです、その緑とか黒を例えているのではな く本当に青い毛の色のワンちゃんを見ながら微 笑んでお話しました。 「うちのシヴァ神の色みたいで凄くいい感じが しないかな」 「何一つとしてしないニダ」 カンコ君はイン堂君に全否定で返しました。 「本当に染めたニダか」 「染めたら後が大変だぞ」 アメリー君は真剣に注意しました。 「毛がかなり傷むからな」 「禿げるあるぞ」 チューゴ君は髪の毛を染めた後のお話をします。
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597 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:07:49.87 ID:xAMGbKZy - 「犬でもそれはなるあるぞ」
「あの、染めたにしましても」 「全体ではありませんこと?」 エリザベスちゃんとフランソワーズちゃんはワ ンちゃんが毛全体が青いことから言いました。 「よくそこまで染めましたわね」 「一部だけではありませんから」 「いや、自然となんだ」 染めていないと答えるイン堂君でした。 「これがね」 「おい、自然でこんな色になるかよ」 ロシアノビッチ君は真顔で返しました、そんな ことは有り得ないとです。 「そんな体毛の犬がいるか」 「お魚さんじゃよくあるけれど」 タイワンちゃんも言います。 「ワンちゃんでは絶対にないわよ」 「あの、ひょっとして」 ニホンちゃんはふとイン堂家の運河を見てから イン堂君に尋ねました。 「イン堂君のお家の運河のお水飲んでじゃない かしら」 「そういえば」 皆ここでそのイン堂家の運河を見ますが何とチ ューゴ家の七色の運河以上です、しかも空気も です。
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598 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:09:53.24 ID:xAMGbKZy - かなりのものです、それで皆はひそひそとお話
をしました。 「まさかね」 「あの運河のお水を飲んだからニダか」 「あの毛の色になったのかYO」 「そうとしか考えられないあるな」 「染めたのでないのなら」 「他には考えられませんわね」 「絶対に自然じゃねえからな」 「それしかないわね」 こうお話してです、丁度別のワンちゃんが来て です。 その運河のお水を飲むと毛の色が瞬く間に青く なったのを見て確信しました。 「やっぱり」 こう思ってです、ニホンちゃんが皆を代表して イン堂君に言いました。 「イン堂君、残念だけれどそのワンちゃんはね」 「いい予兆じゃないんだ」 「あの。その運河ね」 お水を飲んだワンちゃんの毛の色が変わる位だ からだというのです。 「出来るだけね」 「奇麗にした方がいいかな」 「うん」 その通りだというのです。
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599 :マンセー名無しさん[sage]:2017/08/26(土) 22:11:14.55 ID:xAMGbKZy - 「本当にね」
「最近僕のお家の空気やお水がどうとか言われ てるけれど」 「それどのお家も一度は絶対に言われてること ではあるけれど」 それでもというのです。 「ちょっとこれはね」 「凄いかな」 「ううん、凄いっていうか」 酷いとかあんまりだとか皆は言いたくなりまし たがここはニホンちゃんに任せていますしそれ にニホンちゃんはきついことは言わない娘です、 一番言いそうなカンコ君は最初からタイワンち ゃんにお口を塞がれています。 「奇麗にした方がいいわ」 「そうなんだ」 「さもないとワンちゃんだけじゃなくて」 「他にもかな」 「色々なことがありそうだから」 「悪いことが?」 「そうなるかもだから」 それでというのです。 「お家の空気もね」 「環境自体もだね」 「何とかしてね」 こうイン堂君にお話するのでした、何とも恐 ろしい『いい予兆』でした。 ソース前回と同じ。
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