- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」59クール目 [無断転載禁止]©2ch.net
375 :マンセー名無しさん[sage]:2017/06/15(木) 06:37:23.65 ID:Nk9bWLeO - 投稿開始。
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376 :マンセー名無しさん[sage]:2017/06/15(木) 06:37:59.21 ID:Nk9bWLeO - 「凄いご本家」
かつてハプスブルク先生のお家で有名な 音楽家だったカラヤンさんはジェット機 のパイロットでもありました。 「あの人凄かったわよね」 「うん、自家用機で移動していたからね」 ご自身が操縦してとです、ネーデル君が ニホンちゃんに応えます、 「そんな人滅多にいないよね」 「音楽家でありパイロットでもあったな んてね」 「本当にね、ただね」 ここでネーデル君はニホンちゃんにこう も言いました。 「それうちのご本家もなんだ」 「えっ、ネーデル君の」 「そうなんだ」 ネーデル君はニホンちゃんににこりと笑 って答えました。 「実はね」 「へえ、そうだったの」 「よかったら今日うちに来てみる?」 「うん、それじゃあ」 こうしてです、この日ニホンちゃんはネ ーデル家にお邪魔することになりました。
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377 :マンセー名無しさん[sage]:2017/06/15(木) 06:38:46.15 ID:Nk9bWLeO - 水車とチューリップと用水路が奇麗なネ
ーデル家ですがその中に入ってです、ネ ーデル君はニホンちゃんをネーデル家の すぐ傍にある飛行場に案内しました、す るとそこにパイロットの服を着た上品な 感じの人がいてです。 ニホンちゃんとネーデル君にです、笑顔 で言ってきました。 「お話は聞いているよ、じゃあ私の飛行 を見せてあげるよ」 「はい、お願いします」 ニホンちゃんはまだ信じられないという お顔でネーデル君のご本家に応えました。 「今から」 「ではね」 ご本家の人は颯爽と飛行機に乗ってすぐ に飛行機を飛ばしてみせました、そうし てお空も飛びました。 着陸まで見てです、ニホンちゃんは心か ら感激して言いました。 「どのお家もご本家の人ってとても忙し いのに」 「何かと行事とかがあってね」 「お家の会社の会長さんだったりして」 このことも大変です。
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378 :マンセー名無しさん[sage]:2017/06/15(木) 06:39:30.11 ID:Nk9bWLeO - 「毎日大忙しなのに」
「うちのご本家の人はね」 「ああしてなのね」 「うん、そうだよ」 こうニホンちゃんにお話したのでした。 「僕なんか大人になっても操縦出来るか どうかわからないのに」 「わたしもね」 二人はこうしたお話をしてです、そのう えでネーデル家に戻ってです。二人で遊 ぶのですがその遊びはどういったものか といいますと。 ラジコンで飛行機を飛ばし合っています、 ニホンちゃんは自分が飛ばしているその ラジコンを見ながらネーデル君に言いま した。 「こうして飛行機のラジコンを飛ばすだ けでもね」 「凄く難しいよね」 「ええ、けれどね」 「うちのご本家の人は」 「本物に乗ってだから」 そして見事操縦をしてみせたのです、ま さに離陸から着陸まで。
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379 :マンセー名無しさん[sage]:2017/06/15(木) 06:40:16.77 ID:Nk9bWLeO - 「凄いと思うわ」
「全くだね、ただね」 「ただ?」 「いつも乗って操縦している訳じゃない からね」 そのご本家の人もというのです。 「お仕事で時々、だから」 「そうなの」 「パイロットって気力も体力も必要だか ら」 それだけになることも続けることもとて も難しいお仕事の一つです。 「ご本家もなんだ」 「時々なのね」 「そうなんだ」 「やっぱりいつもは無理なのね」 「カラヤンさんはまた違ったみたいだけ れどね」 何しろご自身で飛行機を乗り回すことを 楽しんでいたそうです。 「けれど流石にね」 「ご本家になると忙しいから」 「無理なんだ」 そうだとです、一緒にラジコンを動かす ニホンちゃんにお話したネーデル君でし た。
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380 :マンセー名無しさん[]:2017/06/15(木) 06:41:29.41 ID:Nk9bWLeO - オランダ国王、B737操縦訓練へ KLM副操縦士として月2回搭乗
2017年05月18日 13:16 発信地:ハーグ/オランダ 【5月18日 AFP】オランダのウィレム・アレクサンダー(Willem-Alexander) 国王が、17日の現地紙テレグラフ(De Telegraaf)とのインタビューで、商 用旅客機のパートタイム操縦士として勤務していた経歴を明かし、近くボー イング737(Boeing 737)型機の操縦訓練を始めると語った。 この訓練により、国王はKLMオランダ航空の副操縦士としての月2回の搭乗勤 務を継続できることになる。 KLMオランダ航空では現在、近距離路線用に使用してきた小型ジェット機フォ ッカー70(Fokker 70)の段階的廃止を進めており、このままでは国王は勤務 の継続が難しい状態だった。 国王はインタビューで「KLMのゲスト操縦士をどうしても続けたかった。それ には、737のような近距離用の飛行機を操縦するしかない」と語り、B737より 大型の旅客機は日付をまたいで勤務することになるため「緊急事態にオランダ に戻れなくなってしまう」と説明した。 国王によると、B737の操縦訓練は今月中に始まる予定だという。ただ、国王が 操縦席に座っていることは機内アナウンスされることはないため、乗客が知る 可能性は今後もない見通しだという。(c)AFP ttp://www.afpbb.com/articles/-/3128661
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