- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」58クール目 [無断転載禁止]©2ch.net
243 :マンセー名無しさん[sage]:2016/10/26(水) 00:33:29.95 ID:HNsmGTXt - 「成績の秘密」
フィンランちゃんはクラスの中でも学業優秀 な娘です、一応クラスでの成績は一位アメリ ー君、二位チューゴ君、三位ニホンちゃんと なっていますが。 「わたしよりよくない?」 「いや、流石にそれはないから」 笑ってです、フィンランちゃんはニホンちゃ んに応えました。 「クラスの女の子で一番はやっぱりニホンち ゃんだから」 「そうなの」 「そう、普通にね」 クラスの成績についてはというのです。 「やっぱりニホンちゃんが女の子ではね」 「そうかしら、スオミちゃん本当に計算とか 凄いから」 「算数ね」 「そういうの見てたら。やっぱり九九とかも う一年生で丸暗記とか?」 「丸暗記?しないわよ」 あっさりと返したフィンランちゃんでした。 「スオミ丸暗記とかはね」 「えっ、そうなの!?」 「そんな古いやり方しないから」 にこりと笑って言うのでした。
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244 :マンセー名無しさん[sage]:2016/10/26(水) 00:33:54.40 ID:HNsmGTXt - 「そんなの電卓だから」
「電卓使ってなの」 「パパパ、ってやっちゃうのお」 「そうだったの」 「そうよ、もうね」 それこそというのです。 「頭の中に電卓を使って計算しまくって叩 き込むのよ」 「そんなやり方あったの」 「待て、そんなやり方ではニダ」 ここでカンコ君が出て来てフィンランちゃ んに言うことはといいますと。 「九九以外の覚えるべきことは覚えられな いニダ」 「だからそういうのは覚えるのよ」 「むう、そうニダか」 「覚えることは覚えてね」 そしてというのです。 「電卓を使って実践で覚えるべきことはそ うしてなのよ」 「では携帯の番号もニダか」 「だから連絡しているうちに覚えるでしょ」 こちらもというのです、皆の携帯番号にし てもです。
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245 :マンセー名無しさん[sage]:2016/10/26(水) 00:34:21.21 ID:HNsmGTXt - 「どんどんやっていったらいいのよ」
「そうニダか、そういえば携帯も連絡して いるうちに覚えるニダな」 「そうでしょ、もうどんどんやって覚えて いけばいいの」 「そういえば実際にやっていったら」 ニホンちゃんもふと言いました。 「覚えていくわね」 「そうでしょ、丸暗記しないといけないこ ともあるけれど」 九九についてはというのです、こうしたこ とについては。 「やっていく方が覚えるわよ」 「じゃあ算数の公式もどんどんやっていっ て」 「覚えるニダか、では試しにニダ」 ここでカンコ君はエグゼイドのベルトを出 して言うのでした。 「ウリも早速三人の変身をどんどんやって いって覚えるニダ」 「カンコ君、それはいいけれど」 ニホンちゃんはベルトを出したそのカンコ 君に対して言いました、その言うことはと いいますと。
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246 :マンセー名無しさん[sage]:2016/10/26(水) 00:34:52.00 ID:HNsmGTXt - 「間違えてカイザのベルト使わないでね」
「下手に使ったら後は大変ニダな」 「あのベルト適合してないと使ったらもう それこそね」 フィンランちゃんも言います。 「どうなるかを身を以て覚えることになる から」 「一度ファイズと間違えて使って灰になら ないまでも後で全身激痛に襲われたニダ」 「スオミもよ、呪われたベルトだけあって」 「わたしは何ともなかったけれど」 ニホンちゃんはです。 「今もだけれど」 「待つニダ、考えてみればあのベルトをク ラスで使えるのは他にはクラス委員の五人 だけニダ」 「考えてみたら五人共結構いっちゃってる ところあるわね」 カンコ君とフィンランちゃんは噂の裏設定 を思い出しました。 「カイザはいっちゃってる人のみ適合出来 るというニダが」 「ニホンちゃんもひょっとして」 「あれっ、わたしは別に」 怒った時の自覚はないニホンちゃんです、 ですから不適合の際のことは身を以ては知 らないみたいです。
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247 :マンセー名無しさん[sage]:2016/10/26(水) 00:35:26.00 ID:HNsmGTXt - ムダな努力をやめたほうが、成功への道は近づく――“ポスト・マルコム・
グラッドウェル”と評される気鋭の若手ジャーナリストが、膨大な事例を取 材し、このことを証明した『時間をかけずに成功する人コツコツやっても伸 びない人 SMARTCUTS』が全米で話題になっている。 今回は本書の中から、学力世界トップのフィンランド人学生が、九九を覚え ない理由について解説された章を特別公開する――。 テストも宿題も少ないのに… 2010年春、ハーバード大学の研究者トニー・ワグナーが学校現場の視察にフ ィンランドを訪れた。人口も規模も米国ミネソタ州と大差ないが、数学、理 科、読解力の国際的な調査でフィンランド人学生は常に世界のトップかそれ に近いレベルを維持している。 首位であること自体はさして重要ではない(レベルが低い競争でも、誰かが 必ず1位になるのだから)。見逃せないのは、フィンランドが最小限の努力で 首位を獲得している点だ。 視察で驚くべき事実が判明した。フィンランドでは、就学年齢が他国と比べ て1年遅い。1日の授業コマ数も授業時間も少ない。テストも宿題も少ない。 そして子どもたちは学校が楽しいと感じていたのだ。 さらに、フィンランドの教師が授業に費やす時間は年間600時間。1100時 間の米国と比べるとおよそ半分だ。フィンランドが教育に成功している根拠 は、何もテストの点数に限った話ではない。 教育の成功が経済にも波及している。国民1人当たりの研究者数も他国より多 いし、各種調査でも技術革新は世界トップに挙げられている。 失業率は平均より低く、成人の82%が高卒または同等の学歴を持っており、 先進国の平均を12%上回っている。
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248 :マンセー名無しさん[sage]:2016/10/26(水) 00:36:03.56 ID:HNsmGTXt - 「九九」はいらない、電卓を使え!
とはいえ、数十年前までフィンランドの教育制度は明らかに並みのレベルだ った。学生の成績は読解力こそ長けていたが、他の科目は軒並み平均かそれ 以下にとどまっていた。 つまり、フィンランドの教育は、たった1世代で世界中がうらやむレベルに変 貌を遂げたのである。ワグナーの視察の目的もそこにあった。 著名な物理学者でプリンストン高等研究所名誉教授のフリーマン・ダイソン にインタビューしたことがある。教育のあり方についてたずねると、ダイソ ンは「小さな子どもたちに数学を無理やり教えるのは大きな誤りです」と指 摘した。 「では、学校教育でレベルの高い数学はどのように教えればいいのでしょう か?」 「不要ですね」 量子電磁力学や固体物理学の発展に貢献後、ゲーム理論の研究に携わってき た天才がこう言い切るのだ。ダイソンは、教育不要論ではないと断ったうえ で、「一般人として知っておくべきことは当然ありますが、教え方が完全に 誤っているんです」と指摘する。 ダイソンによれば、米国の学校教育は、でこぼこの野原での運転術ばかり指 導し、ハイウェイの走り方を教えないようなものだという。最大の原因は暗 記重視の教育にある。本当に必要なのは、数学という道具の使い方を教える ことだ。 彼の主張を端的に言えば、九九など不要。学校では電卓を持たせればいい。 草ぼうぼうの道を平らにして、子どもたちが走りやすい環境を作るのが、親 や教師の役目と言っているのだ。 続きはリンク先で ttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/49596
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