- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」42クール目
662 :マンセー名無しさん[sage]:2011/09/07(水) 23:25:34.82 ID:G+OXPj0k - 「そこで誰に言っているんだ」
カンコ君はニホンちゃんとの間にそれこそ色々な問題を抱えて いてしかもその全てを強引にでも継続させているという非常に 困ったことをしています。しかもです。 それはニホンちゃんに対してだけではありません。いつもの起 源の主張以外にもです。 パンツのことでも問題を起こしています。ここで問題の相手は といいますと。 「チューゴ君の間島パンツもあれは元々はウリのチョゴリのも のだったニダよ」 「あれは香のものあるな」 チューゴ君は男の子ですから女の子のパンツは穿きません。い つも赤字に五つの星のお家の柄のトランクスです。カンコ君に しても太極トランクスです。
|
- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」42クール目
663 :マンセー名無しさん[sage]:2011/09/07(水) 23:32:10.95 ID:G+OXPj0k - ですから本来は女の子のパンツになんかこだわらなくてもいい
のですがこのクラスでは男の子達もです。パンツの取り合いに かなり積極的に参加しています。 それで、です。カンコ君は言うのです。 「チューゴ君にはあのパンツを返すように何度も言うニダ。ウ リは主張するニダ」 「主張してもあれは香のものある」 チューゴ君はカンコ君の方を振り向きもしません。そうしてな のでした。 とても素っ気無い声でこう言ってです。そうして全く相手にし ないのでした。 つまり完全スルーです。勿論かかって来れば容赦するつもりは ありません。
|
- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」42クール目
664 :マンセー名無しさん[sage]:2011/09/07(水) 23:39:12.73 ID:G+OXPj0k - そんなチューゴ君を見てです。カンコ君はといいますと。
憤懣やるかたありません。それで、なのでした。 お家に帰ってもです。こうチョゴリちゃんに言うのでした。そ の言うことはといいますと。 「御前にあのパンツをまた穿けるようにするニダ。そしてそれ と一緒にニダ」 「メゾンチューゴのお部屋をニダな」 「あのパンツからはかなりのものが手に入るニダよ」 カンコ君はそれがあるからです。間島パンツに余計にこだわる のです。それでなのでした。 チョゴリちゃんの為でもありカンコ家の為でもありその手に入 った新しいお部屋を使いたい自分の為でもあり。それでなので した。
|
- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」42クール目
665 :マンセー名無しさん[sage]:2011/09/07(水) 23:45:06.56 ID:G+OXPj0k - そのお部屋にとにかくこだわります。そうしてです。
チョゴリちゃんにまだ言うのでした。 「とにかくニダ。ウリはやるニダよ」 「チューゴさんと喧嘩しても勝てる筈がないニダ」 「安心するニダ、ウリに奇策があるニダ」 カンコ君はまだ言います。 「それを使ってニダ。ウリは目的を果たすニダよ」 「兄さんが奇策と言ってそれで何か上手くいったことを見たこ とがないニダ」 「ええい、まだ言うニダか」 「何なら千回でも二千回でも言うニダ。絶対に無理な話ニダ。 そうに決まっているニダ」 チョゴリちゃんはお兄さんの言うことを全く信じていません。
|
- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」42クール目
666 :マンセー名無しさん[sage]:2011/09/07(水) 23:54:25.33 ID:G+OXPj0k - けれどめげることを知らないカンコ君はです。そうしてなので
した。 何故かアメリー家に来ました。いきなりカンコ君に来られたア メリー君はです。 首を捻りながらです。カンコ君に尋ねました。 「いきなり来て何をするつもりなんだ?」 「ウリはこれから町に向けて主張するニダ」 「じゃあ放送室を借りるのか」 「借りさせてもらうニダ」 「まあそれはいいけれどな」 放送室を借りるのはいいというアメリー君でした。ですがそれ でもです。 カンコ君が何をするのかわからずにです。そうして尋ねるので した。
|