- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」40クール目
239 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 21:49:53 ID:UZTOtyqa - 「三つのおでん」
ニホンちゃんのお家には色々なお料理があることは よく知られています。その中にはこうしたものもあ ります。 「ううん、冬には凄くいいよね」 「その通りだな」 今日はタイワンちゃんとコユンちゃんが御呼ばれし ています。そうしてそのうえで二人がニホンちゃん にご馳走されているものは。 「おでんって。色々な食べ物が中に入っていてしか もあったかくていいよね」 「そうだな。美味しい」 二人はこう言いながら食べています。
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240 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 21:56:29 ID:UZTOtyqa - 「身体があったまるしそれに栄養もたっぷりあるよ
ね」 「こんな食べ物がニホンちゃんのお家にあるなんて 思わなかったわ」 二人は手放しで褒めています。ニホンちゃんはその 二人に対して笑顔でこうお話します。 「今日のおでんはお味噌で味付けしたの」 「あっ、そういえばお味噌の味がするわね」 「ニホンちゃんのところのお醤油の味もするけれど お味噌の味の方が強いわね」 「これはカンサイ風なの。そちらじゃお味噌を入れ ないとカントウ煮になるの」 ニホンちゃんは二人にこのこともお話しました。
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241 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:02:24 ID:UZTOtyqa - 「それで今日のおでんはね」
「カンサイなのね」 「それなのか」 「そうなの。二人共気に入ってくれたみたいで何よ りだわ」 ニホンちゃんはこのことに満足してにこにことして います。そしてです。 タイワンちゃんとコユンちゃんはです。それぞれこ う言うのでした。 「何かあたしもこのおでんっていうの作りたくなっ たわ」 「僕もだ」 二人はここでこう言うのでした。
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242 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:08:34 ID:UZTOtyqa - 「ただ。このままだとあまりにもニホンちゃんのお
家の味のままであたしのお家にはちょっと合わない かな」 「味付けはこのままでいいか?下手に唐辛子を入れ るのはまずいな」 二人はそれぞれ考えて言います。 「ちょっと。その辺り考えてみてね」 「作ってみる」 「ええ、どうぞ」 ニホンちゃんはその二人の言葉に対して優しい 笑顔で応えます。 「皆で美味しいもの作って食べて。楽しくやろう ね」 こう言うところがやっぱりニホンちゃんです。
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243 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:14:40 ID:UZTOtyqa - まずはタイワンちゃんです。ニホンちゃんのお家
のそのおでんの材料の他にはタイワン家の調味料 を自分の前に置いています。そうしてその他には です。 「よし、これでいいわね」 「あれ、何を作るの?」 「おでん作るの、今から」 妹であるファーレンちゃんに対してこう答えるの でした。ファーレンちゃんはたまたまおやつを食 べに台所に来たのです。 「それをね」 「おでん?けれど」 ファーレンちゃんはその材料を見て首を少し傾げ させてです。こう言うのでした。
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244 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:20:51 ID:UZTOtyqa - 「手羽先あるけれど」
「うん、それも入れるの」 「鶏の味が出るけれど」 チューゴ家の系列のお料理の伝統の一つです。鶏 の骨やそうしたものからダシを取るやり方がです。 ここでも出ていました。勿論手羽先自体もしっか りと食べます。 「お野菜も何かそのまま入れるみたいだし。ニホ ンさんのお家のそれとは少し違うのね」 「だから。あたしのお家のおでんよ」 タイワンちゃんはにこりと笑って妹さんに答えま す。
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245 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:26:46 ID:UZTOtyqa - 「それを作るのよ」
「だからそうしたのを入れるの」 「他にも八角とかシナモンも入れるから」 完全にタイワン家の調味料です。そうしたものも 入れていっておでんを作るタイワンちゃんなので した。 そしてコユンちゃんは。タイワンちゃんのそれよ りもです。ニホンちゃんのお家に近い材料や調味 料を自分の前に置いています。そこにやっぱりお やつを食べに来たチョゴリちゃんがです。やって 来てコユンちゃんに尋ねたのでした。 「おでんニカ?」 「そうだ、おでんだ」 それだと話すコユンちゃんです。
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246 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:32:25 ID:UZTOtyqa - 「おでんを今から作る」
「ニホンさんのおでんをそのまま作るニダか?そ れだとウリナラの人はあまり食べないニダよ」 「いや、あえてこうする」 こうチョゴリちゃんに返すコユンちゃんでした。 その言葉はしっかりとしたものです。 「だし汁の味もだ。あっさりと魚でいく」 「それじゃあ本当にニホンさんのお家のおでんと 変わらないニダよ」 「しかしだ」 ところがです。ここでコユンちゃんはこうチョゴ リちゃんに言いました。
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247 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:38:58 ID:UZTOtyqa - 「ニホンちゃんのお家のおでんはからしを使って
それを付けて食べるな。だし汁もお味噌を使う場 合もあるな」 「そういうものは使わないニダか」 「そうだ。そしてだ」 ここでまた言うコユンちゃんでした。 「コチュジャンを用意しておく」 「それをニダか」 「そうだ。あっさりとした味の熱いおでんにその コチュジャンを着けて食べる」 コユンちゃんが考えたカンコ家のおでんの食べ方 はそうしたものでした。
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248 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:44:25 ID:UZTOtyqa - 「それでどうだ」
「ううん、それならウリナラの人も喜んで食べる ニダ」 辛さがそこで満たされるからです。チョゴリちゃ んも満足した顔でコユンちゃんの言葉に頷きます。 「兄さんみたいに辛くないと我慢できないってい う人も大丈夫ニダ」 「だからだ。これでいく」 こうしてです。コユンちゃんも独自のおでんを作 りあげたのです。そうしてです。 タイワンちゃんとコユンちゃんはそれぞれニホン ちゃんのお家に行ってです。おでんを作ってニホ ンちゃんに振舞うのでした。
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249 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:51:01 ID:UZTOtyqa - 勿論ニホンちゃんも自分のおでん、今度はカント
ウ風のそれを用意しています。そうして三人で食 べてみるとです。 「あっ、それも」 「そうね。美味しいね」 「ああ、いいな」 三人共それぞれのおでんを食べてすぐにこう言い ます。 「タイワンちゃんのおでん。鶏の味が出ていてか なりいいわ」 「コユンちゃんのこのコチュジャンを着けて食べ る食べ方っていいわね」 「ニホンちゃんのこのお醤油メインのおでんも。 食べやすいな」 こう言う三人でした。
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250 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 22:57:00 ID:UZTOtyqa - 「何かおでんも」
「それぞれのお家で違うわね」 「しかしだ」 それでもだというのです。三人は。 「どれも美味しいよね」 「そうね。身体にいいしあったまるし」 「おでんはいい食べ物だ」 それは同じなのでした。そうしてです。 「またこうしてね」 「そうね。それぞれのおでんをね」 「食べるとしよう」 三人は和気藹々としておでんのことをお話する のでした。三人共すっかりおでんが大好きにな っています。
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251 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 23:06:07 ID:UZTOtyqa - 熱々のおでんがおいしい季節。インターネットで料理ブログを執筆するヤミーさんが教えてくれた「滷味(ルーウェイ)」は、いわば
台湾風おでん。五香粉を使うことで、スパイシーな本場の味を手軽に再現した。(森谷直子) ttp://www.yomiuri.co.jp/photo/20110122-893018-1-L.jpg ・・・ ヤミーさんが台湾を初めて訪れたのは、一昨年秋のこと。「3泊4日で市場と屋台を巡り、食べまくってきました」 その中で、特に気に入った屋台料理が「滷味(ルーウェイ)」。一見、日本のおでん風だが、様々なスパイスが入っていて、 複雑な味と香りがした。 「滷」とは中国料理の調理法で、しょうゆ、酒、砂糖に八角、シナモン、陳皮などのスパイスを加えたタレ「滷水(ルースイ)」で 肉などを煮込むことだという。 そこで思いついたのが、日本でも売られている五香粉。八角、シナモン、陳皮などを混ぜた中国のスパイスだ。「これを使えば、 滷味に近い味を再現できるのでは、と考えました」 ・・・ 現地の滷味は、ずらりと並んだ具の中から好きなものを選んで入れてもらって食べた。肉や野菜のほか、つみれやさつま揚げに 似たものなど、いろいろな具があったという。 「日本で作るなら、肉や野菜におでんの具を加えるといいのでは。野菜は小松菜、もやしなどが合います。キャベツは特に おいしいので、ぜひ入れて下さい」 水にしょうゆ、酒、砂糖、五香粉を加えて煮立て、手羽先と野菜、さつま揚げやつみれを入れて煮込むこと15分。清涼感と 異国情緒のある香りが立ち上ってきた。手羽先やたっぷりの野菜に、甘辛いタレがよくしみている。 「一度タレを作ったら、具やスパイスを足して煮返しながら、何度か使えます。二度目三度目の方が、味がなじんでおいしいですよ」
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252 :マンセー名無しさん[sage]:2011/01/26(水) 23:12:10 ID:UZTOtyqa - ■ヤミーさん(料理ブログ主宰)
インターネットで執筆している料理ブログが人気のヤミーさん。レシピ本もこれまでに14冊出しているが、「ヤミーさんの3STEP COOKING」(主婦の友社)など一部は翻訳されて台湾、マカオ、香港などでも出版されている。 実は一昨年の台湾旅行の目的の一つは、「本当に現地の書店で本が売られているのか、自分の目で確かめること」だった。 「本当にありました。当たり前だけれど、全部漢字。ヤミーは『雅米』なんです」。数冊買って帰り、ブログの読者にプレゼントした そうだ。 ■余ったタレ 魯肉飯に ヤミーさんがもう一つ台湾ではまった料理が魯肉飯(ルーロウハン)。甘辛いタレで煮込んだ豚バラ肉のみじん切りをご飯にかけた ものだが、「滷味の余ったタレでひき肉を煮たら、近い味になったんです」。 滷味のタレ1/2カップを鍋に入れて沸騰させ、豚ひき肉100gを入れ、肉に火が通ったら、火を止めてふたをして5分おき、 ご飯にかける。 ttp://www.yomiuri.co.jp/photo/20110122-893207-1-L.jpg ttp://www.yomiuri.co.jp/gourmet/food/trend/20110122-OYT8T00409.htm
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253 :マンセー名無しさん[]:2011/01/26(水) 23:18:33 ID:UZTOtyqa - いやーまだまだ寒いですね。
こんな日はおでんがいいですね。 韓国にもおでんありますよ。韓国語でもおでんはオデンと発音するのだ。 ちなみにうどんもウドンだよ。 オデンは街角の屋台で売ってます。 串にさした魚の練り物が多いです。 昼間からやっていて、立ち食いが多いかな。 味は辛くはありません。 日本と同じように魚のだしで煮込んであるので、 韓国旅行で辛いもの飽きたーというときには、いいですよ。 (コチュジャンソースをつけて食べる人も多い) 屋台の横にビニールテントを張ってテーブルと椅子をおいてあるところもありますよ。 お金が無いときは、おでんを頼まず だし汁をもらいチャミスル(韓国焼酎)を飲むのがツウなのだとか。 貧乏な感じがいいでしょ、愛の群像のヨン様はこのシーンあったね。 少しディープなところにきたのかな?って雰囲気もいいです。 そうそう、ホンデに人気の屋台があり昼間から行ってました。 昼間なのにいっぱいなんだよ。 学生や女性も気軽に入っている。 屋台にはトッポキもあります。 300〜400円くらいだったかな? プラスチックの皿にラップが張ってあり、皿は洗わず使いまわすみたい。 ラップは変えてくれるから少し安心なのかな? 韓国の冬は寒いから湯気が見える屋台は本当においしそうです。 また韓国に行きたくなってきた。 ps 関東のオデンの練り物で すじ というのがあります。 材料はサメ。 軟骨が入っていてたまにコリッとするのがオツですね。 関西ですじといえば 牛すじ。 関東と関西の違いは出汁だけではないんですよね〜。 ttp://yaplog.jp/o-momo/archive/47
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