- 【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ7【東アジア】 [無断転載禁止]©2ch.net
167 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/04/17(月) 23:53:15.10 ID:GwccjTLa - トルコ国民投票で改憲派勝利 大統領へ権力集中
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201704/CK2017041702000223.html 2017年4月17日 賛成 51・41% 反対 48・59% (投票率 85・5%)
|
- 【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ7【東アジア】 [無断転載禁止]©2ch.net
168 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/04/17(月) 23:54:27.83 ID:GwccjTLa - トルコ国民投票 改憲派勝利も道険し 対立懸念も
https://mainichi.jp/articles/20170418/k00/00m/030/108000c 2017年4月17日 22時18分 【アンカラ大治朋子】トルコで16日行われた大統領権限強化の是非を問う国民投票では過激派組織「イスラム国」(IS)など外敵に対抗できる「強いトルコ」が必要だと訴える賛成派が、権力の一極集中は「内なる脅威」だと懸念する反対派を上回った。 国是の世俗主義を維持しながらイスラム主義も守るという、伝統的な「均衡概念」から一歩踏み出したトルコ。だが、前途は多難に見える。 トルコは1923年の革命で、オスマン・トルコをムスタファ・ケマル(アタチュルク)が倒し建国した。西洋化と世俗主義を掲げ、近代国家の形成を目指した。一方、国民の99%はイスラム教徒のまま。 イスラム主義政党が勢力を拡大すると、世俗主義の「守護者」を自任する軍部がクーデターで「軌道修正」を図る展開が度重なり、社会は振り子のように揺れ動いた。 建国から94年、政権は60回以上も交代した。背景には文化・地政学的多様性もある。大都市で豊かな西部と貧困が目立つ東部。 多数派のトルコ人と人口の2割を占めるクルド系など少数派。欧州に位置する北側とアジア大陸にある南側。こうした諸集団が角逐してきた。
|
- 【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ7【東アジア】 [無断転載禁止]©2ch.net
169 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/04/17(月) 23:54:34.42 ID:GwccjTLa - そこに安定と繁栄をもたらしたと評価されるのが、エルドアン氏が2001年に創設した与党・公正発展党(AKP)だ。
イスラム主義と民主主義の両立を掲げ「中東の模範的民主主義」と期待された。02〜06年に実質国内総生産(GDP)成長率7%を成し遂げ3期連続の単独政権を実現。さらに低所得層などにも社会保障を提供し、広く支持を集めた。 一方、エルドアン氏は軍部や司法の力をそぎ、イスラム色や独裁色を強めた。16年7月のクーデター未遂事件では在米イスラム教指導者ギュレン師を「黒幕」と断定。その支持者と認定した公務員ら13万人超を粛清した。 だが「反政府勢力」を排除しても、新たな「外敵」を招き、治安と経済が悪化した。15年以降、混迷を深めるシリア内戦を反映し、ISの自爆テロや、トルコからの分離独立を目指す武装組織クルド労働者党(PKK)との衝突が頻発する。 賛成派は、「振り子の時代」に疲れ、国家を安定させた実績のあるAKPを信じた。新たな敵と戦うため、より強大な権力をエルドアン氏に与えたいと言う。 反対派は、AKPによる長年の力の独占で「チェック・アンド・バランス(抑制均衡)機能」は失われつつあり、その「内なる脅威」こそが、トルコの危機だと考える。今回の国民投票は両者の対立を更に拡大しかねない。
|