- リチャード・コシミズ〜世界の構造54 [無断転載禁止]©2ch.net
206 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/12/30(金) 21:37:53.21 ID:9C9hf/2m - コシミズの風貌は昭和の詐欺セールスマン
なんと裁判長も、2人の陪席裁判官も、前回までの裁判官ではなく新しい裁判官に替わっていたのです。 裁判長は戸惑う私たち原告側に目もくれず、裁判官が交替した旨だけ一言伝えると開廷を告げました。 仕組まれた最終審理でした。 裁判の流れがはっきり原告勝訴に傾いていることをつかんだ最高裁が統制の手を入れたのです。 これほどあからさまな統制は初めてでした。 途中で裁判官が交替するというのはありえないことではありませんが、次が判決公判となる最終審理で裁判官全員がそっくり替わる事態は経験したことも、聞いたこともありません。 この裁判官全員交替に抗議するすべはありません。 裁判所の意図が一瞬でわかった私は、敗訴の判決を待つしかなくなりました。 最高裁が「この裁判、原告を勝たしてはならない」と判断した以上、訴えは棄却されることになります。 ただし、最高裁が「勝たしてはならない」などと当該裁判官に対して具体的に指示することはありません。 表立って憲法違反になるようなことは、さすがにしないのです。 急きょ担当にされた裁判官、とくに裁判長が交替の意味を斟酌し、自ら判断して訴え棄却の判決を書きあげます。 交替した裁判長は、これまでの審理記録を熟読します。 読み進めれば、「これは生田の勝ちだわ」と判断するでしょう。 裁判官ならだれでも同じ結論に導かれるはずです。 そして、こう結論づけます。 「だから、判決直前に裁判官を交替させたのか。 これは生田が負ける判決を書くしかないな」と。 後は、なんとか理屈を組み立て、原告敗訴の筋道を強引に作るだけです。
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