- 【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ6【反政府デモ】
286 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/11/01(日) 01:37:29.02 ID:bJrJQq/N - トルコの選挙が11月1日に実施される。その前に、与党AKPが選挙での敗北を予測して、
種々の工作をするのではないか、という懸念されていた。例えば、テロをもう一度起こす ことによって非常事態宣言を出すとか、ロシアとの軍事緊張を創り出して、やはり戒厳令 を敷くということで選挙を取りやめる方法だった。 しかし、与党AKPはこの段階で、選挙での勝利を確信したようだ。それは、選挙に向けて AKPが打ち出したスローガンが有効だったということではないか。AKPは『テロとの戦争』 を訴えたが、野党側は『生活向上』や『報道の自由』を訴えている。それでは、どうしても AKPのスローガンの方がパンチが効いていて、国民の感情に訴えるということだ。 つい最近出された世論調査ではAKPの勝利という結果が出たが、その通りであろう。 ただ、AKPが考えているような大勝利になるかどうかはわからない。もちろん、AKP側は 大勝利といっているが。もし、AKPへの投票数が少ないような場合には、あらゆる対策が 講じられ、結果はAKPの勝利ということになろう。 エルドアン大統領は自分の今後の運命が懸かっているから手抜きはしないだろうし、 汚い手も用意していよう。既に多くの反エルドアンのジャーナリストが逮捕され投獄され ているし、反体制側の新聞やテレビは、発禁、放送禁止に追い込まれている。 与党AKPの幹部は『選挙後にみていろ、仕返しをしてやる。』とマスコミ関係者に 公然と脅しをかけてもいるのだ。 しかし、野党や反政府側の国民の側も、選挙後の行動を計画しているのではないか。 そうなると、政府と反政府双方がテロを起こしていく可能性が高くなり、トルコ国内情勢は 混とんとした状態になり、悪ければ内戦状態にまで発展するかもしれない。 そのことは、トルコ国内のシリア難民が行き場を失なうことになり、ヨーロッパに雪崩れ込む ことになろうから、ヨーロッパ政府にとっても今回のトルコの選挙は高い関心を呼ぼう。
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