トップページ > 国際情勢 > 2015年01月27日 > AHEgUbyC

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名無しさん@お腹いっぱい。
【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ6【反政府デモ】

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【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ6【反政府デモ】
100 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2015/01/27(火) 11:43:54.41 ID:AHEgUbyC
中東諸国のなかにあって、サウジアラビアはイスラエルに次ぐ、アメリカと信頼関係の強い国だと
信じられてきたし、事実、サウジアラビアはアメリカが直面する種々の問題で協力してきてもいる。
例えば、サウジアラビアは世界の石油価格が大幅に動くたびに、減産したり増産したりして、
安定的な価格を維持するよう、努力してきた。それはアメリカにとっては、何にも勝る援助だった。
これにより、アメリカは世界の主導国としての地位と、基軸通貨としてのドルを守ってこられたのだ。

しかし、最近になってこのサウジアラビアとアメリカの協力的な関係に、ひびが入り始めているように
見受けられる。その第一は、サダム体制を崩壊に追いやったことだ、とアメリカのシンクタンクの
研究員は指摘している。サウジアラビアとしては、サダムに対する一定の制裁は必要でも、サダムを
生き残らせた方が、サウジアラビアとイラクとの関係の上で得策と考えたからであろう。
しかし、サダム体制は打倒され、以来、サウジアラビアの隣国イラクではカオス状態が続いている。

イランに対しては逆で、サウジアラビアが望む軍事攻撃をアメリカは未だにかけないでおり、イランは
サウジアラビアが恐れている核兵器保有国になるのではないか、ということになる。
シリアについても、ある意味ではイラン同様で、結局、アメリカはアサド体制を打倒しようとしていない。
最近ではアサド体制の打倒を、アメリカ政府高官は全く口にしないようになったのだ。
他方、サウジアラビアはアメリカが呼びかけたIS打倒のために、いち早く戦闘機を飛ばして協力して
いるのだ。こうしたアメリカのサウジアラビアに対する、非協力的な対応が、結果的に中東のバランス
を崩している。不安定な状態が、中東全体に広まっているのだ。

そして最後には、アメリカのオバマ大統領の言動が、世界のムスリムの信頼を失ってきているという
ことだ。古くは、2001年に起こった9・11事件へのサウジアラビア人の関与だが、サウジアラビア国民の
ほとんどは、自国民が関与していたとは信じていない。同時に世界の多くのムスリムが、サウジアラビア
人と意見を共有しているのだ。アメリカはサウジアラビアの信頼を、どう挽回するのだろうか。


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