- ロシアから北方領土だけでなく千島・樺太も奪還
728 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/12/30(金) 02:10:32.70 ID:fM4EBeFM - 少子化
ロシアを阻む人口減少の罠 Russia's Achilles' Heel 旧ソ連圏諸国を糾合して超大国の復活を期すプーチンの野望の前に立ちはだかる人口急減の厳しい現実 フレッド・ウィア http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/12/post-2378.php だが、その夢の前には大いなる「不都合な真実」が立ちはだかっている。ロシアの人口が急激に減少しつつあり、 今世紀半ば頃には兵士も労働者も足りなくなりそう、という現実だ。そんな状況は、まさしく国家存亡の危機。 中国に対抗して超大国としての地位を取り戻すのは至難の業と言うしかない。 かつてのソ連は、中国との約4200キロにわたる国境沿いに新しい都市を築き、工場を建ててきた。独裁国家ゆえの強 引さで、そうした辺境にロシア民族を送り込み、住まわせた。ロシア人が住む土地ならば主権を主張しやすかったからだ。 だがソ連崩壊後の20年でシベリアや極東に住むロシア民族の数は20%近く減少。若くて有能な人たちは、みんな成功 の機会を求めて首都モスクワへ出て行った。 しかも、出生率はもう何十年も右肩下がりの状態にある。昨年の出生率は1.4人と、人口の維持に必要とされる2.1人 に遠く及ばなかった。一方、過去20年で25?45歳の男性の死亡率は急激に上昇し、新生児の数を上回る水準にある。 結果、今のロシアは人口減と高齢化の二重苦に見舞われている。 ソ連崩壊の直後、ロシアの人口は1億5000万人弱だった。しかし米国勢調査局によれば、今では1億3900万人弱。 25年頃には1億2800万人に、50年頃には1億900万人にまで減る見通しだ。 「ロシアの場合、出生率はヨーロッパ並みに低く、死亡率はアフリカ並みに高い」と、地域開発研究所(モスクワ)所長 ユーリ・クルプノフは言う。「何しろ労働年齢の男性の死亡率はヨーロッパの5倍で、これがロシアの経済発展を阻害 している」 (略 「このままだとロシア人は死に絶えてしまう」と危惧するのは、現状を憂える市民団体「国境なき善行」の代表 スベトラーナ・ボシェロワだ。「このままでは20年までに学校が空っぽになり、次の10年で労働者や兵士が足りなくなる。 50年までには『国』と呼べないくらいの人口になってしまう」
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