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298 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[age]：2011/12/12(月) 22:09:55.56 ID:lH15rY0w - 国連のパン・ギムン事務総長は、無政府状態が続くアフリカのソマリアを
国連事務総長としておよそ２０年ぶりに訪問し、
国連の事務所を現地に再開すると発表して、支援を強化する方針を示しました。
ソマリアは、１９９１年から中央政府が存在しない無政府状態が続いており、
ことし１０月、イスラム過激派組織によるとみられる自爆テロで７０人が死亡するなど、
世界で最も危険な国の一つです。こ
うしたことから、パン事務総長の訪問は事前には公表されず、
首都モガディシオの空港には、防弾チョッキを着て降り立ちました。
パン事務総長は、暫定政府のシャリーフ大統領と会談したあと、
記者会見で「ソマリアは今、国が安定に向かうのか、重要な岐路に立っている」と述べ、
選挙の実施や憲法の制定など、政治プロセスが確実に進むことが重要だと訴えました。
そのうえで、治安上の理由から隣国ケニアに退避させていた
暫定政府の法整備などを支援する国連の事務所を年明けから再開すると発表し、
支援を強化する方針を示しました。
国連の事務総長がソマリアを訪問するのは１９９３年以来１８年ぶりで、
今回の訪問には、国連としてソマリアの国づくりを支援する姿勢を強調するとともに、
暫定政府に対し、一層の取り組みを求めるねらいもあったものとみられます。
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