- ポスト・ユダヤは宇宙生命体かその憑依【7】
423 :麻布第三連隊[sage]:2011/09/09(金) 22:06:44.65 ID:umNz9uar - ロシア革命と少数民族 序論
普遍的真理とか万人を納得させる道理と銘打つ場合、 その主唱者の動機や立場に偏見や特殊な利害関係が 見出される事は致命的であろう。論者の客観性への 疑念を喚起させざるを得ないからである。 ところが、1917年のロシアに於ては如何に。諸君らは この革命を公正かつ高潔な動機に基づく、換言すれば、 客観的かつ無私無欲の、ニュートラルな立脚点を有せし、 人でありながら神の如き高邁の精神が押し進めし偉業、 などとは、よもや思うまい。しかしながら、20世紀の 大半を通じ、我々は、その″よもや″を信じていたのだ。 その理由はロシア革命の実行者たちの民族的出自が長らく 一般に秘匿されていたからである。その為に実行者の 運動の背景たる″感情的客観性″への考察が、全く完全に 欠落してしまったのだ。
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- ポスト・ユダヤは宇宙生命体かその憑依【7】
424 :麻布第三連隊[sage]:2011/09/09(金) 22:12:21.88 ID:umNz9uar - ロシア革命と少数民族 1
では、″感情的客観性″に関する考察の欠落は如何なる結果を 招来するか。答えは簡明だ。過大評価の温床に導かれる のである。冷戦構造を通じて我々は誤謬の淵に沈んでた、 と申しても過言ではない。 そもそも、ロシア革命の如き大変革を推進する指導部に 判断の客観性、公正、情宜、動機の清純は、もとより、 その遂行手段の公明正大さが求められるのは、当然では ないか。右に掲げた諸要件を可能とするには感情的穏当さ、 情宜、怨念の昇華、自制の念の涵養が不可欠である。 しかし、残念ながら、ロシアのユダヤ人にそのような 徳性を求める事は、シベリアのタイガでハマチやブリを 求めるようなものだ。ポグロムの洗礼を受け、怨讐の 鬼と化した民族的原体験が個人をして有無を言わさぬ 感情的鋳型に閉じ込めてしまっているからだ。
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425 :麻布第三連隊[sage]:2011/09/09(金) 22:24:05.82 ID:umNz9uar - ロシア革命と少数民族 2
かような感情的鋳型によって人格を形成されたパラノイア 症候群に独占された指導部が、被支配下の地位に零落した ロシアにどのように報いたかは史実が示している。彼らの 怨念は、一(いつ)にロシアの指導層に向けられたのだ。 これらの事実が諸君らには既出の知識である事ぐらい承知 している。これら革命家の感情的不具性を指摘したのは 他でもない。諸君らの血肉となっている価値観、諸君らの絶対に 手放す事の出来ない価値観の形成にこの革命への我々老いぼれの 過去の基本的誤認が大きく関わっているからなのだ。 諸君らが信じて疑わず、それに異を唱える者を面罵し、 「このネトウヨがw」と嘲笑しつつ、後生大事に片身 離さず抱いている戦後日本の価値観は、右に縷々述べた ″革命への誤認″と臍の緒を同じうする別の錯覚に負うて いるからなのだ。
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426 :麻布第三連隊[sage]:2011/09/09(金) 22:32:26.95 ID:umNz9uar - ロシア革命と少数民族 結論と結語
そもそも、怨念を基調とする思想に人類の指針たる資格は 無い。感情悪の虜(とりこ)である時点で、判断の客観性を 欠落させているからだ。 この事実はロシア革命だけではなく、史上の全ての局面に 当てはまる原則である、と本稿の筆者は信ずる。故に、 この法則は、今日の陰謀論にも適用されるはずだ。 願わくは、賢明なるこの板の諸君らが、怨念を基調とする 歴史観、世界観、思弁的レトリックの陥穽に打ち勝ち、 怨念の歴史観に訣別され、ユダヤ的政治思想を体現する 戦後日本へのアンチテーゼの担い手たらんことを。 長文多謝
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