- ポスト・ユダヤは宇宙生命体かその憑依【7】
275 :麻布第三連隊[sage]:2011/08/28(日) 16:48:40.12 ID:vDLKGGNX - >>273
歴史上で例を考えると、戦国末期、信長の部将羽柴秀吉vs毛利の戦いの クライマックス。備中高松城巡る両軍の対峙は、まさに、戦国時代の決勝戦の 様相を呈して来た。秀吉は、高松城の周囲に堤防を築き、河川工事によって 堤防内に水を引き入れ、人工湖に高松城を閉じ込めた。城内は、ほとんど水没。 天守閣のある本館だけが、湖面にかろうじて頭を出すのみ。食糧も尽き、城の 運命は極まった感があった。この時にあたり、毛利本国へ秀吉の出した要求は、 「高松城主、清水宗治が一人切腹すれば、城内の全ての将兵の安全退去を 保証する。領土交渉も1〜2ヵ国の割譲で良い。清水宗治だけが切腹すれば、 織田は毛利家と和睦する用意がある」と言うものだった。 毛利家の外交責任者は、小早川隆景。清水宗治は毛利にとって大恩人の同盟者だ。 傘下の領主ではあるが、家来ではない。義理堅く、寝返らず、附いて来てくれた 誠実極まりない同盟者だ。彼には何の落ち度も無い。この大恩人、義理堅い武将に 切腹させれば、毛利本国が救われる。もし、秀吉の要求を拒絶すれば、決戦だ。 秀吉vs毛利。人数は両軍ほぼ互角だが、秀吉には、信長の援軍と言う後詰めが 近畿地方に控えていると言うアドヴァンテージがあった。故に、小早川隆景には 決戦を戦う自信が無かった。戦えば、山陰、山陽道に十数ヵ国を領する天下屈指の 大大名、毛利家は、滅亡する。何千何万の者が路頭に迷い、また、討ち死にし、 無数の家門が断絶する。 この決断を迫られた隆景は、悩んだ。何の落ち度も無い、功労者、むしろ、 恩人と呼ぶべき人に腹を切れ、と頼まなければないのだ。たぶん、隆景は 一言も腹を切れとは言わなかったはずだ。全ての情報を清水宗治に伝え、 下駄を預けたのだと思う。宗治の性格から言って、結果は明白だった。 隆景も宗治もおれは、十分、神様のお眼鏡にかなうと思うよ。
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- ポスト・ユダヤは宇宙生命体かその憑依【7】
277 :麻布第三連隊[sage]:2011/08/28(日) 17:01:46.71 ID:vDLKGGNX - ↑ね、歴史家は、清水宗治が、激怒して拗ねたのを安国寺恵慧が
説得したって、主張するかも知れん。しかし、最終決断は、宗治が 自分でしたわけさ。
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278 :麻布第三連隊[sage]:2011/08/28(日) 17:06:07.12 ID:vDLKGGNX - >>276
これは失礼しました。矢印は、自レスへのアンカーのつもりでした。
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