- 【吉田ドクトリン】日本をこんな国にしたのは吉田茂
217 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/08/23(火) 08:01:54.35 ID:dmKZ2Txn - 日米関係史 戦後
日米関係では戦後が大切だ。大きな変化が起きたからだ。米国は満洲支配を狙って、 邪魔な日本を滅ぼした。しかし満洲は手に入らなかった。スターリンがヤルタ協定を 違約して蒋介石に渡さず毛沢東に渡してしまったからだ。日本への原爆投下の威嚇も 効果がなかった。米国に大量虐殺者の歴史的な汚名を残しただけである。 米国は戦後再開した国共内戦には参加しなかった。大量の武器を蒋介石に送っただけで ある。米国民は戦争に飽きていた。終えないと大統領選挙で負けてしまう。この結果、 満洲から始まった第二次国共内戦は、ソ連の支援、満洲の日本軍の武器を得た共産軍に 有利となり、蒋介石の国民党軍は敗北を重ねた。 こうして1949年、支那と満洲は、毛沢東が統一した。 米国の朝野は「支那が失われた」と大騒ぎになった。 そうなると日本占領は意味がなくなった。日本は資源のない貧しい国である。 日本を武装解除したため米国の国防代行は負担になった。そこで1950年、ダレス 国務長官が来日し、吉田首相に日本の独立と再軍備を要請したのである。 しかし吉田は独立は歓迎したが再軍備には詭弁を弄して断った。曰く、憲法が禁止して いる。経済復興優先などだ。実はこれは朝鮮戦争が切迫していたからである。吉田は、 米国が新日本軍を国連軍名目で朝鮮につっこむ予定と見たのである。米国では1949年に 日本独立させておけばよかったという話が出たという。 ソ連と米国に戦前の極東を破壊され、その尻拭いを日本青年の血でやらされるのは何と しても防がなければならない。吉田首相の詭弁を真に受けている人が多いので誤解を正 しておきたい。 鍵は朝鮮戦争だ。朝鮮戦争がなければ、吉田首相は日本軍を再建していただろう。 駿河山人「がんばれ産経新聞」より転載 http://pub.ne.jp/surugasankei/
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