- 中東、アフリカの反政府デモ総合
822 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/10(金) 20:50:51.85 ID:Kh/i20Ci - 英エコノミスト誌、総選挙でCHPへの投票を呼び掛け 2011年06月03日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Radikal.aspx?aType=RadikalDetayV3&Date=&ArticleID=1051612&CategoryID=78 エコノミスト誌は、トルコの国政選挙について多くの紙面を割き、選挙後の公正発展党(AKP)の 一方的な憲法改正を阻止するため、トルコ有権者に共和人民党(CHP)への投票を呼びかけた。 同誌は、AKPが経済、外交政治、軍の政治からの排除というような分野で成功をおさめたとする。 また、そのおかげで、トルコが近隣地域また世界で経済・政治で一定の強みを持つ存在になったと語る。 そして同誌は、こうした様相はAKPが2002年に引き継いだ廃墟の様相とは大いに異なっていることに注目する。 エコノミスト誌は、この状況にあって、トルコ有権者が再びエルドアン首相を支持するのは驚くべきことではない と語るとともに、このこと(エルドアン首相への支持)は懸念事項であると強調し、次のように続けた; 「エルドアン首相の政党は、世論調査で、議席が3分の2に届くぐらいの支持を得ている。これは、一方的な 憲法改正を承認してしまうものだ。それはトルコにとってよくない。こうした判断は、(AKPが)トルコを神政国家へ 変える方向へ導いているといったデマに依拠している訳ではない。軍、イスラエルやアメリカがささやいていた のとは逆に、AKPが現在一般的に歓迎されている国であるトルコを、今後イランのような歓迎されていない国に 変えたがっているというのは、根拠に乏しいのである。」 同誌は、AKPが絶大な権限を握ることで真に懸念されるのは、宗教に関わることではなく、民主主義に 関わることであると語り、エルドアン首相が軍部や司法に対する戦いで勝利を得た後、ほぼ制約を受けない 状況に至っていると述べた。同誌は以下のように続けて語った; 「この状況は、エルドアン首相の批判に対する本質的不寛容さを増長させ、独裁的な本性を育んだ。 誤った権力行使が増えるているように思われる。報道の自由も危ない。トルコでは、中国よりも多くの新聞記者 が投獄されている。かつて杞憂を覚えるほど数多かったエルドアン反対者や敵 (これには多くの退役士官を含む) が捜査中だ。いくつかのケースは、誇張気味に陰謀の名の下告発されている。」
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