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24 :RMPの原理[調査捕鯨のデータは一切いらない]:2011/06/04(土) 09:01:51.87 ID:QWQRWeRI - この方式では、過去の捕獲数C(t)を用いて、簡単な資源頭数P(t)の増殖動態モデル
P(t+1)=P(t)−C(t)+1.4184μP(t){1−(P(t)/P(0))(P(t)/P(0))} から毎年の資源量を計算する。 ここでμは資源の繁殖力、P(0)は捕鯨のなかった時代の初期資源量で、共に未知数である。 今μとP(0)に適当な値を与えると、この式から現在資源量P(T)が計算できる。 この値を観測された資源量と比較し、差の小さい場合には仮定したμとP(0)が正しい値である可能性が高いとして 重みをを重くし、逆に大きく違っている時には軽くする。 これらの未知数に対しては、あらかじめ常識的に考えられる範囲を設定しておく。 T年の捕獲限度量L(T)は、仮定したμとP(0)およびその年の資源量の計算値P(T)から L(T)=3μ{(P(T)/P(0))−0.54}P(T) によって計算する。 L(T)は現在資源頭数P(T)や繁殖力μが大きいほど大きくなる。 P(t)/P(0)は資源減少比で、これが54%以下になると禁猟となりL(T)は0、54%より高ければ高いほどL(T)は大きい。 このようにして、μとP(0)の各組に対して、それぞれの重みが与えられ 、L(T)が計算できる。 μとP(0)の組を指定された範囲内に満遍なく配置して各組のL(T)を求め、 これを大きさの順に配列し、小さいほうからそれぞれのL(T)に与えられた重みの累積和を計算し、 これが重み全体の和の40%くらいになるL(T)を実際の限度量として採用する。 このことは、正しいL(T)が、採用されたL(T)より小さい可能性が40%、大きい可能性が60%となっていることを意味する。 シュミレーションで調べた結果、この方式によった場合、誤って資源の減少比を54%以下にしてしまう可能性は極めて低いことがわかった。 巧妙に仕組まれたこの方式は一見複雑であるが、全てコンピュータのプログラムとして与えられており、 過去の捕獲統計C(t)、現在資源量の観測値およびその推定誤差を入力すると、答えが得られる。 過去8年以内に資源量推定値がない時は限度量が割り引かれ、13年たてば0とされる。 資源量推定法に関してはガイドラインができており、これに従った方法による結果だけが利用できる。 (田中昌一「水産資源学を語る」(恒星社厚生閣)P132〜P133より引用)
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26 :NMP失敗からRMP開発へのその経緯[なぜRMP開発へとなったのか]:2011/06/04(土) 09:09:22.96 ID:QWQRWeRI - OM誕生前夜
http://katukawa.com/?p=449 OM誕生の瞬間、その時歴史が動いた? http://katukawa.com/?p=451 鯨害獣論について考えた http://katukawa.com/?p=424
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27 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/04(土) 09:12:56.21 ID:QWQRWeRI - 以上は基本事項。
1スレに1度しか貼らない。
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28 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/04(土) 09:21:53.26 ID:QWQRWeRI - 今どき毛皮着て反捕鯨なんかいるか?
刷り込まれたイメージで語るなボケども!
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