- 中東、アフリカの反政府デモ総合
798 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/01(水) 00:11:14.16 ID:WbbHi6UG - リビア攻撃でフランス人弁護士に訴えられるサルコジ仏大統領 5月30日
http://www.breitbart.com/article.php?id=CNG.a85c640cbadb4de71d422967ab68293e.581&show_article=1 二人のフランス人弁護士がリビアに対するNATO主導の攻撃について人道に対する罪で ニコラス・サルコジ仏大統領に対する法的手続きを開始する計画であると30日に語った。 リビアの司法省高官のイブラヒム・ブクザムはトリポリの記者に対して、ジャック・ヴェルジュと ロラン・デュマの二人がNATOの爆撃で犠牲となった家族を代表することを申し出たと語った。 「二人の弁護士はリビア人の家族の名義でフランスの裁判所に申し立てを行うであろう」と、 29日に行われた犠牲者の家族を代表する30人が出席した記者会見でブクザムは語った。 過去にナチスの戦争犯罪人のクラウス・バルビーとカルロス・ザ・ジャッカルのための弁護を したことのあるヴェルジュは、「フランスはやくざと殺し屋に率いられている」と断罪した。 「我々は沈黙の壁を破るつもりだ」と彼は述べた。 社会党の閣僚だったデュマは市民を保護するというNATOの使命は、実際はそういう人々を 殺すことだった、と語った。彼は、「主権国家に対する残忍な攻撃」であると今回の攻撃を非難し、 もしもリビアの指導者であるカダフィが国際刑事裁判所(ICC)に引き出されたら、彼を弁護する 用意がある、と語った。 今月初め、ICCの主席検事のルイス・モレノ・オカンポは人道に対する罪の調査の一部として カダフィ、息子のセイフ・アル・イスラム、従兄弟のアブドゥラ・セヌシの逮捕状を請求した。 3月19日、反政府勢力が支配していたベンガジ市に対してカダフィの勢力が迫ってきたため、 サルコジはリビアに対する軍事攻撃を発表した。これを欧米諸国とアラブの同盟国が支援した。 飛行禁止空域の設定と一般人を保護することを要請している国連決議を最初に実施したのは フランスの軍用機であった。 デュマとヴェルジュは二日間に渡ったリビア訪問の最後に語った。 彼らは30日にフランスに帰国したらすぐ法的手続きに入るだろうと語った。
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- 西ヨーロッパ諸国総合スレ
80 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/01(水) 19:53:00.54 ID:WbbHi6UG - ドイツの脱原発はロシアの戦略的優位を意味する By Steve LeVine フォーリン・ポリシー
http://oilandglory.foreignpolicy.com/posts/2011/05/31/germanys_nuclear_shot_in_russias_arm ドイツの脱原発により、ロシアの欧州への影響力は大きく増大する。この決定に因る敗者は東欧と中欧で、 リトアニア、ポーランド、ハンガリーを含み、欧州におけるアメリカの影響力にも悪影響がある。 ロシアの欧州への天然ガスの政治的、経済的影響力は過去3年で弱まっているが、それはアメリカの 天然ガス開発技術の進展がひとつの要因である。アメリカの天然ガス開発の増大は欧州市場における 天然ガスのロシアによる独占を脅かす。 しかし、日本の津波による福島第一原発の事故のために、ロシアのガスプロムの天然ガスに30%の 天然ガスを依存するドイツにおいてロシアの優位が生まれている。ドイツは従来以上にプーチンの エネルギー政策に同調しそうで、天然ガス需要の増大はガズプロムの力を強めるとブラッセルの シンクタンクのRoderick Kefferputzがいっている。 ロシアからドイツに向けたNord Streamの新たなガス・パイプラインは年末に稼働開始する。 このパイプラインは輸送量を倍増させる。ロシアは欧州に、South Streamの新たなパイプラインを 提案している。この提案は一旦は死んだかに見えたが、今や復活している。 米国の後援するNabuccoのアゼルバイジャンから欧州に向けたパイプライン構想も同じである。 ドイツの脱原発により、これら全ての天然ガスが必要になった。 もしもポーランドが将来、国内のシェールガス産業を開発できるなら、ガズブロムに対抗できるが 今のところはバルチック諸国といくつかの東欧諸国はガズプロムに依存しており、ロシアに対して 弱体である。欧州におけるアメリカ外交は、しばしばロシアと対立する為に、今回のドイツ脱原発は アメリカにとって不利である。ドイツ、イタリーなど幾つかの国が従来以上にロシア寄りになろう。
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801 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/01(水) 21:26:46.41 ID:WbbHi6UG - シリア:「アラブの春」に新展開――デモ参加者がレバノン、イラクなどから密輸された機関銃、
ロケット弾によって応戦、多数の治安要員が死亡 2011年05月31日付 al-Hayat紙 http://international.daralhayat.com/internationalarticle/272688 2ヶ月前に抗議運動が始まって以降初めて、デモ参加者と住民は機関銃とロケット弾を使用し、 複数の活動家がAPに述べたところによると、ヒムスおよび近郊の村々で治安部隊の攻撃に応戦した。 APは複数の活動家の話として、タルビーサ村とアッ=ラスタン村の住民が治安部隊に対して武装 することを余儀なくされ、多くの治安要員が殺害された、と報じた。 ヒムスの住民の一人は、軍が「武装レジスタンス」に直面し、タルビーサ村とアッ=ラスタン村に突入 できないと述べ、「軍は依然として村の外にいる…。私が聞いたところでは、複数の軍の車輌や 兵士を搬送する車輌が放火された」と指摘した。別の活動家は、軍は二つの村の住民の「激しい 抵抗に直面している」と述べたうえで、多くの住民がイラクやレバノンからの武器密輸が盛んに なった数年前から武装していたことを明らかにした。 目撃者によると、戦車が支援する軍部隊が、タルビーサ村、アッ=ラスタン村、そしてヒムス市・ ハマー市の間に位置するティール・マアッラー村で大規模な治安回復作戦を行っている。 同地では、一件一件に治安部隊が突入し、家屋、モスクの屋上には狙撃手が展開し、住民の 外出を禁じている。人権活動家のムスタファー・ウースー氏によると、一昨日以降、数百人が 逮捕された。また別の活動家によると、軍・治安部隊によってヒムス市北部10キロに位置する 総合病院が制圧されたのを受け、重傷者多数を含む負傷者が「文化センター」に搬送された。 一方、シリア当局は、タルビーサで「武装テロ集団」の手によって、兵士4人が殺害、14人が 負傷させられたと述べた。また「テロ集団側にも、追跡作戦によって多数の死傷者が出て、 多数が逮捕、大量の武器・弾薬が押収された」と付け加えた。
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802 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/01(水) 21:33:26.25 ID:WbbHi6UG - シリア:アサド大統領が反体制活動家を対象とした恩赦を発令 2011年06月01日付 al-Hayat紙
http://international.daralhayat.com/internationalarticle/273082 シリアのバッシャール・アサド大統領は2011年5月31日依然のすべての犯罪に対する恩赦を発令した。 この恩赦は、さまざまな政治潮流に属するすべての逮捕者およびシリア・ムスリム同胞団員を対象と している。また恩赦の数時間後、内務大臣が「殉教者ハムザ・ハティーブ事件状況調査委員会」の 設置を宣言した。ハムザ・ハティーブ君は、逮捕後に拷問で死亡したと言われている少年で、事件に 関して米国務省は「凶悪で恐るべき」犯行と述べている。 これらの動きは、当局が近日中に「バアス党、進歩国民戦線加盟政党、無所属の参加」による国民 対話の企画や仕組みの詳細を発表するのに先だって行われた。恩赦に関して、高官筋は『アル= ハヤート』紙に、複数の政治潮流およびシリア・ムスリム同胞団に属する逮捕者全員を対象としている と述べた。また「個別に控訴を行わないという条件で」刑期が半分に減刑されると付言した。 しかし、一部の反体制勢力の反応を見ると、トルコ南部のアンタリア市での大会に出席した2人の 活動家は、この決定が「不十分」で「遅きに失する」と述べた。 ダマスカス宣言国民会議議長で亡命中のアブドゥッラッザーク・イード氏は「決定は遅きに失する。 我々は長らく要求してきたにもかかわらずである…。恩赦が数十年前に有罪判決を受けた人々 だけでなく、最近逮捕された人々も含むのかどうかを明らかにしてもらう必要がある」と述べた。 大会に参加したシリア・ムスリム同胞団の使節団長のムルヒム・ダルービー氏は「この措置は 前向きではあるが、不十分である。同胞団は自由を求め、政権打倒を欲する国民の要求の実現 を求める」と述べた。
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803 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/06/01(水) 21:35:28.33 ID:WbbHi6UG - 一方、支配政党であるバアス党シリア地域指導部のムハンマド・サイード・バヒーターン副書記長は、
「48時間以内に国民対話委員会を設置する」と発表した。シリアの『アル=ワタン』紙が報じた。 バヒーターン副書記長は「対話委員会は最高レベルで設置された。対話には、すべての政治、社会、 経済団体などが参加し、“祖国の屋根”のもとで行われる。国民対話の企画や仕組みについては 48時間以内に発表される」と述べたという。 ダマスカス大学の研究・教育者、党、事務方の幹部による対話会合において、バヒーターン副書 記長は、バアス党を「国家と社会を指導する政党」と定めている憲法第8条の廃止を否定した。 また、『アル=ハヤート』紙が得たところによると、アサド大統領は昨日、ハムザ・ハティーブくんの 家族らと面会した。面会にはハムザくんの父親、いとこ、ダルアー市の有力者たちが出席した。 アイマン・ズウビー氏は『アル=ハヤート』紙に対して、6人が出席した面会は2時間続き、その 雰囲気や「最高に好意的で暖かなものだった」と述べた。
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