- 捕鯨問題議論スレッド 12頭目
150 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 00:10:12.54 ID:indznFC3 - >>146>>148
RMPは繁殖群毎に環境変動などの科学的不確実性を含めて算出されているので、 生息数に極端な変化があれば、事前にその変化は察知できるだろう。 その上で、「捕鯨をやっている裏で、他の何らかの原因によって突如鯨がいなくなる」 という可能性を考慮すべきかという点については、いささか考え過ぎではないかと思う。 そもそも「いくら調査しても可能性がたくさんありすぎ」という点については 畜産(化石水、食料問題、環境負荷etc)や養殖(枯渇する種苗の確保、伝染病etc)でも同じではないか。 可能性が1%でもあれば中止というAll or nothingの結論こそ、思考停止ではないかと思うが。
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163 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 00:55:08.55 ID:indznFC3 - >>157
他の原因であれ、資源が減少すればそれに合わせて捕獲枠を減らすまでだろう。 自然での復元が困難な量になれば、捕獲枠は0になるわけだから、 捕鯨が原因で絶滅することはまずあり得ない。 次に、人類共通の資源である鯨の管理・保全は、何も日本独自で行う訳ではなく、 IWCなどの国際的な努力によって行われて(また行われるべき)で、その労力を日本単独で被る事はない。 また、捕鯨によって深刻な影響が出た場合に日本が非難されるのは、RMPの捕獲枠以上を乱獲した場合であって IWCによって決められた捕獲枠を守っているのに、日本が非難されるいわれはない。 よって、日本が「そういう状況に立たされる可能性」は低いと考える。
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173 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 04:09:05.94 ID:indznFC3 - >>166
「それが起る可能性」というのは、科学的不確実性を考慮したRMSによる捕鯨の、 さらにその外側にある不確実性ということかな? たとえば中国の魚の乱獲による鯨類への影響とか、大災害等による鯨類の減少だとか。 正直、そのことで日本が非難を受ける可能性を考慮する必要は全くない。 当事者でないのならそのことで非難を受ける筋合いもなければ、証拠もなく日本をやり玉に上げる輩は ただ単にジャパンバッシングが目的であって、鯨の種の保全を冒涜しているといえる(本当の原因を突き止める気がない) よって、そういった連中をリスクと見る必要も、それに対してコストをかける必要(というかかけようがないのでは?)もなく、 これと日本の捕鯨で得られる利益とを天秤にかける必要性もみあたらない。
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174 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 04:17:22.27 ID:indznFC3 - まあ、商業捕鯨に関して個人的な話をすると、南氷洋の捕鯨はあきらめて沿岸商業捕鯨のみ行うという、
最終防衛ラインで妥協するというのも手ではないかと思っている。 というのも現実的なところ、全面的な商業捕鯨再開はIWCでの採択の面でハードルが高すぎるのと、 捕鯨船員の高齢化なども考えると、そう悠長にしてはいられないからだ。 また、資源の枯渇については、むしろ一般的な魚類の方が深刻であって、 日本の漁業におけるオリンピック制度は直ちに是正して、個別漁獲割当制度(IQ)によって管理していくべきだ。 日本の環境保護団体は国際条約で現状がんじがらめになっている鯨よりも、100倍深刻な魚類について声を上げるべきで、 何故か食物連鎖の上位にいる鯨やマグロだけを差別的にかわいがり、このことに全く熱心でないことには驚くほかない。 おそらく、IQによる資源管理を認めると、同じ理念であるRMPに基づく捕鯨も認めざるを得ないということがあるのだろう。 もし違うならば、反捕鯨を主張する環境保護団体は捕鯨と同様に怖れず声を大にして漁業の即時廃止を求めるべきであるし、 それを言わないのは、彼らが欺瞞の集団であるか只の腰抜けかのどちらかであるということだ。
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