トップページ > 国際情勢 > 2011年03月08日 > 6Z7dXciI

書き込み順位&時間帯一覧

19 位/113 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000000110002



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@お腹いっぱい。
イスラエル情勢総合スレ Part4
中東、アフリカの反政府デモ総合

書き込みレス一覧

イスラエル情勢総合スレ Part4
65 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/03/08(火) 19:32:02.63 ID:6Z7dXciI
パレスチナ革命の主流派であるファタハが、今まで犬猿の仲だったハマースを欧米のテロ組織リストから
外すように要請し始めている。その理由は、パレスチナ主流二派が連帯してパレスチナ問題の解決に
努力したい、ということだと説明されている。しかし、そのファタハの説明は本当であろうか。

つい最近辞任に追い込まれているパレスチナ自治政府のファッヤード首相が進めようとしていたのは、
ファタハとハマースの連合政府の再結成だった。その彼の努力はファタハ内部からの強い力によって
潰されていた。今回欧米諸国に働きかけてハマースをテロ組織リストから外すように働きかけているのは、
パレスチナ自治政府の元外相のシャアス氏だ。

こうしたファタハの立場の変化は、少なからずアラブ諸国で活発化してきている大衆蜂起(革命)の影響
によるのではないか。パレスチナ人の中にも、ファタハの主導するパレスチナ自治政府は、イスラエル側
に対し妥協だけし続けてきたが、その見返りを何も得ていないという不満が山積している。

ハマース嫌いだったエジプトのムバーラク大統領が打倒され、新たな政府に代わり、エジプト政府の
ハマース対応にも変化が見え始めている。一部にはハマースと同根のエジプトのムスリム同胞団の
政治的な力が増してきている、という憶測も飛び交っている。

ガザに陣取っているハマースのイスマイル・ハニヤ首相が、新たにエジプトの首相に就任した
イッサーム・シャラフ氏と、最初のコンタクトを取ることに成功したと伝えられている。
その中で、ハニヤ首相はシャラフ首相に対し、ガザ回廊のゲートを開き、物資の自由な行き来が
出来るようにしてほしい、と要請したようだ。

こうしたエジプト側のハマースに対する対応の変化は、ファタハ側に不安を抱かせているのであろう。
そのために、ファタハは欧米に対して、ファタハがハマースを抱え込んでいるということを印象付ける
ために、テロ組織のリストから外して欲しい、と言い出したのではないか。
中東、アフリカの反政府デモ総合
530 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/08(火) 20:02:55.24 ID:6Z7dXciI
サウジアラビア政府はアブドッラー国王が病気が回復し、帰国したことを祝うという名目で、360億ドルの
国民に対する助成金を出すことを発表した。述べるまでもなく、それはアブドッラー国王の病気快癒祝い
というよりも、国民をなだめるための大盤振る舞いということであろう。

その大盤振る舞いの金は、住宅取得の支援であったり、生活援助であったり、教育援助であったり、
ということのようだが、どうもスンニー派の国民には手厚く、シーア派の国民にはそうでもないようだ。

これまでサウジアラビアでは、シーア派国民は差別され、嫌われ、イスラム教徒ではない、といった
手厳しい対応を受けてきている。外国で高学歴を取得して帰国しても、政府の要職はつけないし、
出世も頭打ちだった。そうしたシーア派国民の間では、今回のアラブ全域を襲う大衆蜂起の波が、
直接的に影響を及ぼしているようだ。

3月11日を「怒りの日」としようというフェイス・ブックの呼びかけが、サウジアラビア中に伝わっているが、
果たして何処まで広がるのだろうか。それは、スンニー派も、シーア派も巻き込んだものになるだろうか。
既にシーア派国民は、金曜の集団礼拝の後に表通りに繰り出し、デモを行っている。
そのデモは「平等」と「シェイク・タウフィーク・アーメル師の釈放」をスローガンにしている。

現在、シーア派が多数居住するペルシャ湾側、同国北東部のアルカテイーフ市、アルフーフ市、
アルアフサ市などには、デモに備え、政府が1万人の治安警察を派遣し、展開しているようだ。
問題は、これら治安警察が、大きな間違いをしでかしてしまったことだ。それはデモ参加者の女性に
攻撃を加えてしまったことだ。サウジアラビアでは親族以外の男性が女性に暴力を加えることは
ありえないことであり、厳しい非難を浴びて当然の行為なのだ。

サウジアラビアの専門家は、このミスが今度の怒りの日を大規模なものにする危険性があると
指摘している。スンニー派のサウジアラビア国民は、どこまでこの怒りの日に賛同するのだろうか。
彼らもまた、知識層による「政党の結成」要求、女性による「受刑中の夫父親の釈放」を要求している。 
3月11日は、気の許せない金曜日に成る可能性が高い。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。