トップページ > 国際情勢 > 2011年03月04日 > OyWDHwb5

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名無しさん@お腹いっぱい。
オルタナティブ通信

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オルタナティブ通信
165 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/04(金) 03:58:23.22 ID:OyWDHwb5

誰が最後に得をするか? もちろん原油高についてである。

多くの国は未だに貿易ではドル決済を行ってる。もちろん原油取引についても例外ではない。
一部の国、例えば、イラン、ロシアなどはドル決済をやめたといわれてるが、実際のところ
はわからない部分が多い。原油の取引量は変わらず(サウジが増産を決定したが)、原油高
になるのなら、理屈では、ドルの需要が増えることになる。つまり、市場価値が高まる。
何よりも流動性が重要であることはいうまでも無い。

最初は原油高に嫌気をさした株主が市場から手を引き、ソブリン債などに回帰するだろう。
しかし、さらにだぶ付いたマネーは、基軸通貨である米ドル、米株にいく可能性が高い。
穀物市場は知ってのとおり、脆弱であり、投資としてはリスクが大きい。とうもろこしの
期末在庫量が極端に不足してることを除いて、どうなるかは自然環境の成り行きまかせといった
ところがある。

このまま、だらだらと中東情勢が揺らぐなら原油高は続くが、米ドルの延命には寄与する
可能性が高い。インフレを懸念する声も高いが、インフレは国内の不満さえ抑えれば問題ないだろう。
アメリカの国民がこれほど我慢強くいられるのは、ひとえに農業国としての貯金である。
セーフティーネットでの現物支給でも、国民の税金で国内の農産物を買い取って支給する循環機能が
確立されているからこそ、消化できてるのである。つまり、いざとなれば自給自足が可能な国。
(もちろん原油もある。)

オルタナティブ通信
166 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/04(金) 03:58:52.86 ID:OyWDHwb5

このような国力のある国が、たとえ財政赤字になろうとも自給自足を可能にし、国内の不満を
かわすことが出来る限り、基軸通貨としての米ドルは延命するだろう。そして、原油値が高止まり
する限り、やがてそれに引っ張られるかたちで株も上がり、信用経済ゆえんに、今年の半ばには
米国市場は回復する可能性がある。(第三の量的緩和も一役買う)

もちろん根本の解決策がなければやがては衰退してゆくことだろう。ただアメリカは新100ドル
の発行を行ってないし、デフォルトもおこなってない。そして世界を揺るがす戦争もやってない。
最後にはやる覚悟をしてるだろうが、まだまだ粘る手段はいくらでも考えているだろう。
アメリカを侮ってはいけない。一時は世界の海を支配した人類史上最強の国家である。

このように農業資源大国であるアメリカは強い。本土の国力がなかった英国との根本的な違いが
そこにはある。中米や中国からの移民も多く、移民国家の強みもある。
その因子を考慮せず、アメリカの今後を占なうことはできないだろう。
日本には到底真似できない芸当が出来る国なのである。

オルタナティブ通信
167 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/04(金) 03:59:58.37 ID:OyWDHwb5

北方四島を制圧する? だけど・・・・・・・

一部ネット上では強硬派が煽ってるが、ならば百歩譲って制圧したとしよう。そしてどうするのか?
絶ずロシアの反撃を待ち受ける覚悟があるのか。絶えまない緊張状態が続くことだろう。
そのような状態に自衛隊を置くというのだろうか。その覚悟を誰が説得する?

日本が万が一にも北方四島を武力制圧したとして、国際社会が承認すると思うだろうか?
常任理事国であるロシアや中国、英国はまず承認しないだろう。承認しない中でアメリカに
日米安保を建前にして、共同で守ってもらえると思ってるのだろうか。
ちょっと考えればわかると思うが、実に非現実的な意見で、ただ単に感情を煽ってるだけの
発言である。そのような意見には耳を貸さないでどうか実利を模索してもらいたい。

2島返還、2島共同統治おおいに結構。たまたま今はロシアに実行支配されてるが、50年後には
どうなってるかわからない。それぐらいの長期計画で奪還すればよい。
我々の世代ですべて解決させようというのがそもそもの間違いである。
もう少し長い目で考えていけばよい。表では建前を主張するが、裏では実利をとるのが外交である。

中東情勢を見て欲しい。アルジャジーラは英国のお墨付きである。それを何十年もまえから
英国は見込んで育てたのである。それが今日アメリカやイスラエルに恩を売ることにつながり、バチカンもひき
込んで、マグリブにおいて主導権を勝ち取ったのである。ケンブリッジやオックスホード大学といった
クラブ社会のエリート文化がやり遂げ、成果が実ったのである。

英国の真似をしろとはいわないが、しかし北東アジアに応用できるかもしれない。
中国や北朝鮮、韓国、(ロシアやオーストラリア、インドネシア)などに深く入り込んで
切っても切れない関係を築き上げ、影響力を及ぼしていければ良いと思う。
(我々が寄生虫になるのではなく、お互いが無くては成らない関係になることこそ共存共栄の
道に繋がるのである)



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