- 2012年アメリカ大統領選挙
832 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/19(土) 20:34:45.23 ID:Fe7laLcC - ウイスコンシン州で起こっている、公共労組VS改革派知事の大バトルについて、WSJのレビュー&アウトルックの評論
ttp://online.wsj.com/article/SB10001424052748704657704576150111817428004.html?mod=WSJ_Opinion_LEADTop フランスとかギリシャとかの欧州福祉国家で起こる(重すぎる福祉見直しに反対する公務員労組の) 暴動をみて、アメリカには無関係と思っている人は、ウイスコンシン州で起こっている公共労組と 民主党政治家のドタバタ劇を見てみるようにお勧めする。過去数日の騒ぎで、数千人の群集が 州都で騒ぎ、ラジオやTVは議員をおじけづかせ、州知事のスコット・ウォルカーの、納税者と 公共労組との条件を平等にする計画を中断させようとしている。 ウォルカー知事のたいへん控えめな計画は、公共労組がその待遇の交渉に当たる上で集団交渉 する能力を取り上げるというものであるが、公共労組は依然として高い賃金を求めることができる。 しかし将来の賃金増加率は消費者物価指数で上限が定められ有権者のリファレンダム投票に依る 決定以外はそれを無視することは出来ない。知事の計画はさらに公共労組のメンバーの賃金の 5.8%を年金にまわし、また医療保険のコストの12.6%を負担するように求める。 この数字について、アメリカ全体平均から見れば、従業員の医療保険コスト負担は民間企業の 全米平均が20%であり年金コスト負担は7.5%である。 ウイスコンシン州で起こっている出来事は公共労組のパワーを制限することが出来るかどうかという、 全国的に影響力の大きなテーマの天王山の戦いというべきもので、それによっては(公共労組が勝てば) 高い税金で中間層が所得をむしられ、アメリカ経済の競争力が失われることになろう。 去年の中間選挙で有権者は改革を求めた。ウォルカー知事のやっていることは、その求めに応じて 改革を実施することだが、我々WSJは共和党が断固として知事を支持し、ウイスコンシン州の市民が、 この事件について、それが究極的には自治の権利に関わる戦いであることを理解するように希望する。
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