- 中東、アフリカの反政府デモ総合
109 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/18(金) 01:41:34 ID:0m2hH5wt - 警告にもかかわらずエジプトのストライキは継続 イランプレスTV
http://www.presstv.ir/detail/165611.html エジプトでは軍の最高協議会が民主化抗議運動をやめるように命令したにもかかわらず、 労働者たちはそれに従わず、全国的なストライキを続けている。 Misr繊維工場の労働者たちは、エジプト最大の労働者数24,000人を数えるが、 給料値上げと労働環境改善を求めてストライキを続けている。 労働者たちは、また、贈収賄を行なっているし労働者の要求を無視しているとして 工場の重役2名の辞任を求めている。 軍の委員会の労働者は仕事に戻るように、また、怠業の経済的余波が壊滅的なものと なりかねないという警告を無視して、ストライキは1日続いている。
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116 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/18(金) 20:50:58 ID:0m2hH5wt - ハーメネイー最高指導者、ギュル・トルコ大統領と会談「イギリスこそ分裂煽動の主犯」 2011年02月16日付 Jam-e Jam紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20110218_112644.pdf イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、トルコのアブドッラー・ギュル 大統領とその随行団と会談し、そのなかでイラン・イスラーム共和国とトルコは互いにムスリム国家であり、 また友人・同胞であるとした上で、「政治・経済面におけるイランとトルコの今の関係は、これまでとは 比べものにならない。この歴史的機会を活用しなければならない」と強調した。 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、イスラーム世界におけるトルコの現在の地位について、 これまでとは大きく異なると評価した上で、「西洋に対しては自立性を確保し、シオニスト体制に対しては 距離をとり、パレスチナ人民に対しては支持の姿勢を示している。こうした重要な姿勢が、トルコの イスラーム共同体(ウンマ)への接近をもたらしている」と指摘した。 イスラーム革命最高指導者はさらに、「トルコのこうした政策は、正しい政策である。トルコが大いなる イスラーム世界に近づけば近づくほど、トルコのためになり、同時にイスラーム世界のためにもなる のである」と強調した。 同氏は、イスラーム世界においてもっとも重要なのはイスラーム共同体の統一の維持・強化であり、 対立・分裂を生じさせようとする外国のワナに陥らぬよう気をつけなければならないと指摘した上で、 「もしイスラーム世界が自らの能力・可能性の高さをきちんと認識すれば、状況はかなり変わる はずだ。イスラーム世界は強力な存在として、国際情勢に対して自らにふさわしい役割を果たす ことができるようになるだろう」と力説した。 イスラーム革命最高指導者は、ムスリムの間に対立を惹起させている主な犯人はイギリス政府 であると名指しし、イスラーム諸国の政策・施策はすべて、イスラーム世界の連帯と力の向上に 資するものでなければならないと強調した上で、「西洋はこれまで常に、イスラーム世界を侮蔑 してきた。こうした侮蔑に対して抵抗運動を起こし、自らの力を誇示しようとする政府・国民は どれも、西洋の妨害・破壊工作に直面するだろう」と指摘した。
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117 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/18(金) 22:02:32 ID:0m2hH5wt - コラム:リビア、二つの革命の狭間で 2011年02月16日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20110217_202305.pdf 昨日、ベンガジで行われたブーサリーム刑務所殺戮事件の犠牲者遺族と連帯する平和的デモには 数百人が参加した。そこへ体制の用心棒に支援された治安部隊が介入し、負傷者38名がでた。 死者が出なかったのは幸いであった。 ベンガジ市は、帝国主義的イタリアにとり常に頭痛の種であり、それは、王制からジャマーヒリーヤに 至るまでのリビアの諸体制にとっても同じであった。その住民は、隣国エジプトに直接影響を受け、 ナセル革命やアラブ民族主義的思想に最も熱狂した人々であった。したがって、今回のエジプト 青年革命にも大いに刺激されて当然である。 リビアは、西のチュニジアと東のエジプトにサンドイッチにされたような具合で、その二国の影響から 逃れられない。そしてリビアの状況はその二国同様良くはない。それどころか、石油もガスももたない チュニジアの方が、生活状況としてはリビアよりずっと良いと言える。 カダフィ大佐は民衆革命の擁護者として、帝国主義、あるいは世界のあらゆる場所で目に付いた 諸体制に対する抵抗運動への支援で知られるが、チュニジア、エジプト両国の体制については 激しく肩入れし内外の批判を浴びていた。大佐は、チュニジアの革命を混乱と評したほとんど唯一 の人物で、ベン・アリ政権を讃え、任期終了まで大統領を務めてくれたらと願った。また、タハリール 広場の革命には少しも共感を示さず、ムバーラク支援者たちと連絡を取った少数派である。 リビア指導者は邸宅を所有していないし、土地の一片もその名で登録されてはおらず、数十億が うなる銀行口座を持っているわけでもない。しかし、その一族と取り巻きたちは、大佐の名と地位を 利用して巨万の富を蓄え、ビジネス部門のほとんどを支配し、商取引をおさえている。
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118 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/18(金) 22:04:05 ID:0m2hH5wt - その父の後継者と目されるサイフ・アル=イスラーム・アル=カッザーフィー[カダフィ大佐子息]
が所有する日刊紙『オウヤー』は、数か月前、賄賂、コネ、縁故の「三位一体」が国にはびこって いると訴えた。そのうえで同紙は、救い難い状況になる前に、リビア革命における第二の指導者 アブドッサラーム・ジャッルードを召喚し、汚職撲滅を最優先事項とする政府を形成するよう カダフィ大佐に請願している。 商機を求めてリビアを訪れるビジネスマン全員が共有するのは、体制の取り巻きたちの間に はびこる汚職の話である。可能な限りの富をむしり取り、外国の口座へ流す彼らの果てしない 貪欲さが話題となる。カダフィ大佐自身、公式なスピーチの中で一度ならずそれを認めている。 政府高官は全員その資産を明示し、如何にしてそれを得たかを公開するよう求められ、汚職に かかわった疑いのある者は法廷へ送られるとの話だったが、それが実現されたことはない。 カダフィ大佐は、汚職にかかわるものの中に近親者がいることを知っているのだろう。 リビアの国庫には石油収入(リビアは日に180万バレルの石油を輸出している)として年間 500億ドル以上が入る。それにもかかわらず、教育、保健といった公的サービスの水準は低い。 リビアの人が病気になると、ヨルダンかチュニジアの病院へ行くが、その二国にしても、 石油収入があるわけでもなく、アラブの中では貧国とみなされている。 リビアにおいて、自由とはほとんど存在しないもので、国営テレビは一般番組もニュースも貧弱、 国内紙は、革命当初やそれ以前に比べるとローカルなコミュニティ紙のようになっている。 往時、トリポリ、ベンガジ発行の新聞というのは、自由を謳歌し、進歩的で、政府やそのトップ どころか王個人でさえもしばしば批判する勇気をもっていた。 リビアの人々は、アラブの諸国民の中では最も素朴で慎ましく温和である。1970年代初頭、 1年と少しリビア紙で仕事をしたことがあるが、彼らは真の愛国的アラブ民族であった。 傲慢という文化はそこでは知られておらず、金持ちの家でも使用人をつかっているのは稀で あった。しかし、食べ物が充分であれば、彼らが満ち足りると考えるのは間違いである。 リビア国民は、尊厳と社会的正義と自由を求めているのだ。
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