- 中東、アフリカの反政府デモ総合
80 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/15(火) 19:50:27 ID:hXoeuqWf - ムスリム同胞団は1928年、エジプトのイスマイリーヤでハサン・バンナー氏が起こした運動だ。
「イスラムに奉仕するムスリムの同胞たち。」と言う解説がウィキペデイアには載っているが、 そんな生易しい組織ではない。この組織はイギリスの傀儡的であった、当時のファルーク・ エジプト国王体制を打倒するために結成された、革命集団なのだ。その活動がエジプトの 民族主義とイスラムが合体した形で拡大し、遂には革命が達成される段階に到っていた。 その流れを横取りして革命に成功したのが、ナセル率いる自由将校団だったのだ。 当然のこととして、ナセルは革命に成功すると、ムスリム同胞団を撲滅する動きに出た。 ハサン・バンナー氏の後継者であったサイド・コトブ氏は処刑され、多くのムスリム同胞団員 が処刑、投獄、拷問され、それを逃れた者たちは、主にアラブ王制諸国に逃れている。 それはナセルがアラブ社会主義を唱え、王制の打倒を叫んでいたからだ。 エジプトに残ったムスリム同胞団のメンバーは、各職能組合の中心的存在となっていき、 それらの組織を牛耳るに到っている。また湾岸諸国に逃れた者たちはイスラム学の教鞭を 執っている者や、過去に執っていた者たちが多い。もちろん、かの地で実業家となり、 成功した者たちも少なくない。実業家になって成功した者たちは、エジプト国内の同胞団 運動の資金提供者となっている。それがあればこそ、ムスリム同胞団はエジプト国内で 大衆に対する援助活動、奉仕活動を続けてこれているのだ。
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81 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/15(火) 19:51:10 ID:hXoeuqWf - 国内に残存した者たちは、ムスリム同胞団活動が禁止されているなかで、これらの職能
組合を基盤に、選挙に立候補し、エジプト議会の議員を生み出していた。先の選挙では、 それを全面的に押さえ込まれたのだ。 一説によれば、故サダト大統領もムスリム同胞団のメンバーだったといわれているが、 そのサダト大統領を暗殺したのはイスランブーリと言う名の軍人だったが、彼はガマーア・ アッタクフィール・ワルヘグラと呼ばれるムスリム同胞団から分裂して誕生した、イスラム 過激集団のメンバーだった。このガマーア・アッタクフィール・ワルヘグラという組織は、 基本的にはムスリム同胞団の考え方に沿っているが、ムスリム同胞団が体制に妥協的になり、 闘争精神が低下したことに対する怒りから生まれたものだった。 湾岸諸国に逃れたムスリム同胞団のメンバーのうちで、たとえばサウジアラビアに逃れた 者たちは、同国が莫大な石油収入で設立したイスラム大学の教授に就任し、ムスリム同胞団 の理論を講義している。その中から誕生したのが、世界的に知られるウサーマ・ビンラーデン であり、アルカーイダ組織なのだ。 パレスチナのガザで抵抗運動を続けている強硬派のハマース組織は、ムスリム同胞団が イスラエルに対する武力闘争を展開するために別働隊として結成したものであり、思想の 根本はムスリム同胞団のものなのだ。 このムスリム同胞団が今後、組織力と知性でポスト・ムバーラクの主役になっていく可能性は 高いと考えるべきであろう。ムスリム同胞団が実際に、ムハンマド・エルバラダイ氏を担ぐと すれば、あくまでもムバーラク体制を早急に倒すための手段であり、ムハンマド・エルバラダイ氏 は短期的に、ムスリム同胞団に必要な道具に過ぎないだろう。 ムスリム同胞団は穏健路線を口にし始めているが、他方ではイスラエルとの合意を認めない、 とも語っている。もし、ムスリム同胞団が主導権を握ることになれば、エジプト国内は一変し、 エジプトと他国との関係にも大きな変化が起こるであろう。そうしたことを考えた場合、 「ムスリム同胞団は穏健で慈善活動をする宗教集団」などと安易に考えるべきではない。
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- イスラエル情勢総合スレ Part4
53 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/15(火) 19:57:33 ID:hXoeuqWf - ムバラクがいない今、イスラエルのイラン攻撃はない 2月13日 Aluf Benn ? Haaretz
http://www.haaretz.com/print-edition/news/mubarak-s-departure-thwarted-israeli-strike-on-iran-1.343012 殆どのイスラエル人は、ムバラクがエジプトを統治していた期間に誕生したか、移民してきた者たちだ。 これは彼らがわきまえている現実だ。またそれがムバラクが与えていた安定というものの意義であった。 この30年間、中東で起きた騒乱で、エジプト政権は強力な岩盤であることを示していた。 イスラエルの指導部は、戦争したり入植を拡大したり、他の戦線で和平の交渉をする際には、西側国境は 安全であることを知っていた。イスラエルとエジプトの間の関係のあつれきは、時には落胆を誘うことも あったとしても、イスラエル・エジプト平和協定でできた戦略的同盟関係の基礎を危うくすることは無かった。 ムバラクの辞任は、この地域の不安定の時代を切り開くものである。特にイスラエルにとってはそうである。 ムバラクの長期政権というものは、中東では珍しいものではない。ハフェズ・アサドはシリアを30年間支配した。 フセイン国王とヤセル・アラファトは40年支配した。しかし彼らが舞台から降りた時、彼らのレガシーは確保された。 ヨルダン、シリア、パレスチナにおける守護者の交替は、イスラエルには自然であり、特別の懸念を引き起こす ことは無かった。結局、馴染みの者たちならば恐れる事はないのだ。 しかしエジプトの今の状況は違う。ムバラクは自分に近い者を準備する前に、あるいは息子が引き継ぐ前に 倒されたのだ。実権を握った軍の司令官は、民政移管を自由選挙後に行うとしている。しかし軍の最高委員会 の将軍らの誰も、政権の移行が何時、どのようになされるか知っている者はいない。歴史は我々に、革命後は、 新政権が安定するまでに何年も内戦が続く、ということを示している。 この不安定要素がネタニヤフ首相を悩ましている。彼の革命の初日における反応は、エジプトとの 平和協定が崩壊しやしないかという深い懸念に彩られていた。彼はムバラクができるだけ持ちこたえる ようにしたがだめだったので13日、エジプト軍のイスラエルとの平和協定を含むあらうる国際的合意事項を 尊重するという声明を歓迎した。
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- イスラエル情勢総合スレ Part4
54 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/15(火) 20:00:18 ID:hXoeuqWf - ネタニヤフは、エジプトがイランのようなイスラム共和国になってイスラエルと敵対することを恐れている。
彼はそんなことにならないことを願っているし、トルコのように、パレスチナ人に対する対応の仕方は批判するが、 公式のイスラエルとの関係は保持し、大使を置き、貿易関係は続けることを願っている。最良のケース・シナリオは、 彼の見るところとしてはありそうも無いかもしれないが、エジプトがエルドアン首相以前のトルコのようになること である:軍の支配する親米国家である。 ネタニヤフはムバラクと、イランの台頭に関する懸念を共有していた。エジプトはスンニー派で穏健派の 枢軸国という役割を担っていた。このグループはイスラエル・アメリカと組んで、イランのアハマディネジャドと 彼のレバノン、シリア、ガザの同盟者らに対抗していた。エジプトに於ける政権転覆はこの戦略的論理を変える ことはない。タハリール広場にいる革命家たちは、エジプト人の愛国的自尊心が動機となって動いたのであり、 イランのイスラム革命に対する憧れからではない。誰がムバラク後を引き継いだとしても、エジプトの愛国主義を 強化してでもその流れを進むであろうし、エジプトをイランの衛星国になどにはしない。しかしそれは、ムバラクの 後継者が、イスラエルがイランの核施設を攻撃することを援護するなどということを意味するものではない。 反対に、彼らはイランに対する先制攻撃に反対しているアラブの民衆の声を聞くことだろう。 イスラエルは西側国境における、暗黙の了解に依存してイランに対する攻撃を行うことは困難であると 感じるだろう。彼の後継者は、イスラエルのイラン攻撃に際して自分がイスラエルに協力したと大衆が 見たとしたら、起きるであろう大衆の怒りを気にするだろう。 攻撃に反対する、ないしはその結果を恐れる者は誰もが、ネタニヤフやエフード・バラク国防大臣のように 攻撃に賛成しているように見えても、今は最後の口実を持っている。それは、我々はイランを攻撃したかったが、 エジプトの革命のためにそれを実行できなかった、というものだ。 辞任することでムバラクはイスラエルの先制攻撃を阻止したことになった。 これこそ彼のこの地域の安定に寄与した最後の貢献となったのだ。
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- 北朝鮮が延坪島に射撃、韓国軍がこれに応射!
395 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/02/15(火) 21:20:36 ID:hXoeuqWf - 亀井代表:石原知事、野中氏らと「救国内閣」で意見交換か 2011年2月14日 毎日jp
http://mainichi.jp/select/today/news/20110215k0000m010119000c.html 亀ちゃんが必死につくろうとしてる「救国内閣」。 でも亀ちゃんや由紀夫ちゃんが救国内閣で救済しようとしてる「国」は「日本」じゃなくて 「韓国」ですからそこんとこ宜しく。(爆w で、ルーピー鳩山も沖縄の反米感情を徹底的に煽る事により、米帝の韓国撤退を 阻止しようと必死な件。(爆w 「菅政権は持たない」 鳩山、亀井、森氏が一致 http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020501000466.html まあ米帝が韓国から撤退したら韓国、北朝鮮共々宗主国様への吸収合併は 阻止できなくなって南北統一なんぞほぼ不可能になってしまいますからね。(爆w だから、救国内閣で米帝の韓国撤退による祖国の大清属国回帰を阻止するニダ!
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