- 【風雲急】エジプト・ムバラク政権崩壊?
714 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/05(土) 01:05:16 ID:sd380p9l - ムバーラク大統領はアメリカの傲慢な辞任要求を前に、
「私は辞任することにやぶさかではないが、その後に来るのはカオスだ。」 と語ったと伝えられている。その通りであろうことは、現段階でも見え見えだ。 ムバーラク大統領にとって今一番望んでいることは、彼に替わる人物とじっくり今後の エジプトについて語り、平和裏に権限を移譲することであろう。しかし、受け手が誰も いないのだ。アメリカが希望するエルバラダイ氏は、ムバーラク大統領との対話を 怖がって拒否している。彼が恐れているのは、ムバーラク大統領でありエジプト国民 であろう。そのような人物に、エジプトを担うことが出来るのとは到底思えない。 最大反政府勢力と言われるムスリム同胞団も、同じようにムバーラク大統領との 交渉をしようとは考えていない。このグループでさえ、責任を取ることを恐れている のであろう。そのような展開の結果は、ムバーラク大統領を権力の座から力ずくで 引きずり降ろし、出来れば公開の場に絞首刑で吊るすことであろう。 そこまでいかないまでも、名誉ある辞任は望めそうにない。 したがって、30年の長きに渡ってエジプトを統治した共和国の国王ムバーラクは、 ピラミッドどころか墓の一つも残すことができないという不名誉な終わりを告げそうだ。 その後には何があるだろうか。述べるまでもないカオスであろう。政権は不安定と 不能力で推移し、官僚はそっぽを向き、汚職を続け、そのたびに処刑され、巷では 窃盗、殺戮が絶えないだろう。エジプトとエジプト国民がホッとできるのは、10年後、 あるいは20年後かもしれない。 かつて絞首刑に処せられるイラクのフセイン大統領の執行者が、「地獄に堕ちろ。」 と叫ぶと、フセイン大統領は「いまのイラクが地獄ではないのか。」と問い返した、 と伝えられている。エジプトもそうなるのではないのか。
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