- 【風雲急】エジプト・ムバラク政権崩壊?
387 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/03(木) 00:18:28 ID:EjfbRhDt - アマゾン川流域に「極めて巨大な油田地帯」が存在か−HRTのCEO
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aigLQBU_1HKI 742 :地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 :2011/01/25(火) 13:44:22 ID:cmDF6XzC あ〜あ、とうとう出ちゃった・・・これ、7姉妹健在なりし頃、鉱区を買い占めてまで秘匿してきた油田なんだけどね。 ここが開発できると世界の石油枯渇までの時間が30年単位で変わる、って言われてた。 知ってるのは7姉妹とシュランベルジュとペトロブラスだけだった。 昔、アマゾンの熱帯雨林が地球の酸素供給地って戯言が広がったのを覚えていますでしょうか? 実はあれはアメ政府と環境団体が結託して、この油田開発に着手させないための手だったんです。 環境会議リオ 92はその為にあった、と言って間違いないくらい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このブルンバーグの記事が出た後に、「チュニジアで親欧米的な独裁政権が倒れた。 同様の独裁打破を叫ぶ動きがエジプトやアルジェリアなどに拡大している」事態となっています。 恐らく、「秘匿してきた油田」の公表は、その油田開発に目処がついていることを意味し、 中東から手を引けるのだぞ、との脅しにこの情報を使っているものと考えられます。 中東は自分たちで混乱状態から脱出し西側に協力しないない限り、西側諸国は知りませんよ、 という西側の苛立ちを示しているのではないでしょうか。
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- 【風雲急】エジプト・ムバラク政権崩壊?
497 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/03(木) 20:33:45 ID:EjfbRhDt - 昨年来、一部の人々が、エジプトでもっとも懸念していたことは民主化や
暴動そのものではなく、「エジプトでたくさんの人が集うこと」だったと言えます。 1月28日のエジプト保健省の発表で、鳥インフルエンザ(強毒性のH5N1)での 死者数が122人に達しました。もし仮に、医療がエジプトで崩壊した場合、 また、その伝達機能なども崩壊した場合は、「エジプトでの鳥インフルエンザ の発生状況を把握できない」という事態に陥る可能性があります。 エジプトは広い国ですから、地域によっては「報告に含まれない患者」も居る 可能性もあります。つまり、「鳥インフルエンザだとわからないまま治ったか、 死亡した」人々です。そして何よりも、そんなエジプトで今たくさんの人が 集まっているということです。H5N1の拡散はもう止めようがなさそうです。
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- 【風雲急】エジプト・ムバラク政権崩壊?
518 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/03(木) 21:49:46 ID:EjfbRhDt - 同胞団は生き残りのための闘いに参戦 2011年02月03日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20110203_142219.pdf 「ムスリム同胞団」はムバーラク大統領の継続を拒否する姿勢を強調する。 彼らにとって現政権が続くことは、活動が禁止されるだけでなく、同胞団の終わりを意味するからだ。 昨日改めて、現政権との対話はいかなる形のものであっても拒否すると確認した。 同組織が発表した声明の口調は、前例がない程に厳しいものであった。 しかし注目すべきなのは、これまでいつもそうしてきたのとは異なり、同組織の名において語るのではなく、 昨日は「民衆」の名において語ったという点だ。次のように指摘したのである。 「民衆は今の政権が自分たちの運命を決定することを拒否する。またいかなる国際的あるいは 地域的な力も国内の問題に干渉することを拒否する。そして先の声明の中で現体制の指導者が 提示した部分的な性格の措置をすべて拒絶する。現政権の退陣以外、他には何も受け入れない。」 ここ数日、同胞団は抗議行動の波に乗ろうと試みてきた。その波は彼らを追い越してしまい、 先の1月25日までは支配的であった印象、つまり同胞団こそが「人々を通りに動員することのできる 唯一の組織である」という印象を消してしまったのである。 同胞団の指導部は複数の戦線で動いている。「ムバーラク後」について考えるべく、知識人の 集まりにも出ているし、「将来の構想」を議論すべく会合を持つ頻度も増えている。タハリール広場 での存在感を増しているのも明らかである。数の上でもなく、組織としての存在感であるが。 国際的な戦線では、西洋を安心させようと力を尽くしている。また「少なくとも」この段階では舞台の 前列に飛び出ようとするつもりはないという趣旨の書簡を送っている。この機会から何も得ることなく 去ることはないにしても。 しかしながら、デモ参加者は「政権の退陣」を要求する自分達のスローガンが宗教的なスローガン に変わることを拒んでいるのは明らかだ。彼らはこうしたスローガンを叫ぶことを頑なに拒否する。 そしてそうする者を攻撃し、そうする者がいれば、それを排除するのだ。 同胞団がデモ参加者を動かすことができない状態を保つために。
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525 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/03(木) 22:19:34 ID:EjfbRhDt - エジプト:市民の期待と軍の動向 2011年02月02日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20110202_111310.pdf 若干の産業と富裕層の農地を除けば、エジプトでは国家が第一の、主要な雇用主とみなされる。 それは同時に国家で働く人々の政治的な意見表明を寡占し、与党という枠の中に押し込めることを意味してきた。 そして国家がこの肥大化した公務員機構を動かすにあたって拠り所としているのは、海外からの直接援助と 観光に依存したレンティア経済であり、この海外援助と観光こそ、あらゆる種類の汚職の温床となっている。 エジプトで言うところの『実業家セクター』とは、富の蓄積につながる経済サイクルから外れた手っ取り早い 儲けにしか興味のない、このレンティア経済を意味しているに過ぎず、それはもはや、公共セクターにこうした 経済サイクルを再び稼働させて国家に収益をもたらす代わりに、政策決定者と「太った猫」と呼ばれる階層 とのパトロン−クライアント関係の枠内で公金を組織的に略奪する行為と同義になっている。 民衆デモが政権に譲歩を迫る構図が見えてくると、つい昨日まで政権にべったりだった実業家たちの 国外逃亡が報じられ始めた。つまり、この実業家層というのは政権のレント(不労所得)に寄生し、 市民社会とはいかなる有機的な繋がりも持たない連中であったということだ。 その一方で様々な公認野党は政権に風穴をあけることが出来なかった。それは政権によって脇に追い詰め られていたからというだけでなく、市民社会を代弁することが出来ない彼ら自身の力不足のためでもあった。 かつてムスリム同胞団がその一部をイデオロギーに基づいて動員することに成功した市民社会は今や、 実行力のあるオルタナティブな指導部を欠いているように見える。 現在進行中の政治的な策動は、結束した市民勢力の不在を示しており、それが人々に軍への期待を 抱かせることにつながっている。だが、今の窮地からの脱出をまたしても軍に任せるような解決に行きつく とするならば、彼らの期待は遅かれ早かれ、以前と同じ現実にぶち当たる事になるだろう。 その可能性はすでに地平線上に見えてきている。
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