- イスラエル情勢総合スレ Part4
36 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/12/29(水) 19:38:36 ID:SfE7PPjc - 難民生活やイスラエルの弾圧で苦しむパレスチナの人たちに対する世界からの支援金額は、
莫大な額にのぼる。それだけではない。幹部が湾岸諸国などを訪問した際に受け取る個別の 寄付金を加えれば、世界的に優秀な企業と肩を並べるほどの利益を生み出していよう。 愚かな善意にあふれた日本人の、どちらかといえばあまり経済的に余裕の無い人たちが そこに行って支援活動をしているのだから、何とも皮肉な話だ。しかし、日本の支援活動をする 人たちの一部にも、支援企業を経営している人たちがいる。外務省が汚れた仕事や危険な仕事は したくないために、いわゆるNGOなる組織を立ち上げさせ、その組織に金を渡して支援活動を させているというのもある。この外務省の下請けNGOも、悪くない商売のようだ。 支援を受けるパレスチナ組織の中核をなすのがファタハと呼ばれる組織だが、そこの幹部に成る ということは、大金が転がり込んでくるということの代名詞なのだ。したがってパレスチナ人の多くが、 このファタハの執行部役員になりたがる。最近、その一人だったムハンマド・ダハラーン氏が、 マハムード・アッバース議長の怒りを買い、除名されたようだ。ダハラーン氏がミリシアを囲っており、 そのミリシアを使ってクーデターを計画していたことが発覚したというのだ。 ファタハ、あるいはパレスチナ組織がこうも資金は豊かになったのは、オスロのイスラエルとPLOが 交わした、和平合意後だといわれている。それ以前にも、パレスチナ組織各派は湾岸諸国を恫喝して、 しかるべき寄付を強制していたようだ。 オスロ合意前には、ダハラーン氏には資金的余裕は無かったようだが、合意以来、金満家に成長した ということだ。それがミリシア結成を可能にしたのであろう。最近ではテレビ放送局も運営していたが、 パレスチナ自治政府が閉鎖命令を出した。彼に宣伝媒体を与えない、という目的からであろう。 また、彼の自宅に付けていたガードも外されたということだ。 ダハラーンの支持者たちは、それではアッバース議長の二人の息子はどうなのだと反発している。 アッバース議長の二人の息子、ヤーセルとターレクも、金満家のビジネスマンとして知られているのだ。 目くそ鼻くそが、革命の貴族化と堕落から生まれたということなのであろうか。
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