- オルタナティブ通信
93 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/12/19(日) 13:14:02 ID:RTKUuTKl -
OPECは2011年を話し合い、1バレルあたり90ドルで妥結した。 ロシアにとっては喜ばしいことで、来年はヤマル計画も大詰めをむかえる。 人類初となる北極圏航路の誕生でもある元年に、北東アジアの東海岸で戦争が起きて は面白くはないだろう。ロシアとすれば一刻も早く経済活動を東海岸で進めたいのである。 ロシアが、安保理に提案を行ったのもそんなとこだろう。 中東においても積極的に仲介役を買って出てるのは、もちろん核兵器の拡散防止もあるが、 中央アジアでのテロとの戦いや、民族紛争をを避けて、経済活動をしたいというのが本音である。 中国も願いは同じで、以前から朝鮮半島の東海岸を貿易の要衝の一つに加えたいという 思いが強い。朝鮮半島のことでも、アメリカの動きが一枚岩で無いために困惑してるというのが、 正直なところだろう。(お互い様か) 一方、北朝鮮と地理的に近い国々とは意を異にするのがアメリカである。 アメリカはそのような直接的な経済的有用性が無いばかりか、モンロー主義に移ろうと している最中である。軍官僚の思惑もあることはあるが、その結果過剰に反応した韓国の強硬派 をなだめるという、いつものパターン。 打ち寄せては返す波のように少しずつ北東アジア地域から撤退していくのかもしれない。 核問題で北朝鮮が核査察を受け入れ、中国、ロシアとともに経済を立てなおせば 戦争などしなくても、朝鮮半島は統一に向かうことだろう。 最大の懸念は2番底の恐怖である。アメリカ発か、EU発か、(ウィキリークス発か) いずれにしてもこのような大きな地雷が爆発すると、 当事国内の勢力の力関係が変化して、手っ取り早く戦争で崩壊させるべきと訴える 好戦派が台頭してくる可能性がある。
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