- イスラエル情勢総合スレ Part4
23 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/11/28(日) 16:04:42 ID:KLYSm+Zo - 世界中の関心を呼んでいるウィキリークスによる機密情報漏洩は、アメリカと他の国々との
関係を悪化させる懸念が拡大してきている。 今回、ウィキリークスが流した情報は、トルコがイラクのアルカーイダを支援しているというものだ。 トルコがイラクのアルカーイダに対し、爆弾製造や銃器や武器の供与を行っているというのだ。 イラクのアルカーイダ対応で、アメリカが手こずっていることは、誰もが知るところだ。 他方、トルコが対応に苦慮しているPKKに対し、アメリカ軍内部では自由の戦士と呼んでいる、 ということだ。また、アメリカ軍は逮捕したPKKメンバーを釈放し、武器を供与してもいるという ことのようだ。 もちろん、アメリカもトルコもこの情報を即座に否定している。トルコ政府のスポークスマンは この情報に反発し、テロと戦っていることを明言した。もちろん、アメリカも同様に、テロとの戦い を強調し、情報を否定している。 しかし、トルコとアメリカの公式発表だけでは、この情報の影響を消しさることは出来ない のではないか。トルコとイスラエルとの関係が悪化し、しかも、トルコとイランとの関係が 良好なことから、アメリカはトルコに対し不満を抱いているからだ。 他方、トルコ国民の間には、アメリカとイスラエルがPKKを支援しているという推測が、 広く信じられている。それは、エルゲネコン(トルコの影の政府と呼ばれる秘密組織)と、 イスラエルやアメリカとの関係があったと信じているトルコ国民が多いからだ。 トルコでは、アメリカとイスラエルに加え、このエルゲネコンやトルコ軍の一部が、 PKKを支援しているという考え方が、広がっていた。 今回はトルコの情報が流されたわけだが、ウィキリークスは、次回はオーストラリア、カナダ、 イギリス、デンマーク、ノルウエーなどの情報を流すと予告しているアメリカは既に、これらの 国々とコンタクトを取り、ダメージを最小限にする努力を始めている。しかし、やはりそれでも 各国に、アメリカに対する不満と不信感が広がろう。
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- 西ヨーロッパ諸国総合スレ
31 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/11/28(日) 18:25:44 ID:KLYSm+Zo - ALTA レポート 709パート5 (ウェブポット 2008年10月11日)
・世界的に民衆運動の盛り上がりが見られるが、その最初の運動はフランスで起こる。 ・ この運動で注目されるのはある個人である。この個人がすでに亡くなった過去の哲学者なのか、 それとも、いま生きている個人であるのかは、はっきりしない。 ・ この人物は濃い髭を生やし、相手に強い感情を与える印象的な目をしている。 学歴はないが、深い教養にあふれた人物である。逮捕歴があり、流血事件に関わった過去をもつ。 ・ しかし、重要なのはこの人物のそのものではない。その思想である。思想はウイルスのように 全世界を駆け巡り、大きな影響を与える。 ・ また、影の支配勢力はこの人物の存在に恐怖する。 ・しかし、影の支配勢力と、この人物のカルマは結びついており、彼が自分の人生でカルマを 支払うことは、影の支配勢力との対決が迫られることを意味する。
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32 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/11/28(日) 18:32:17 ID:KLYSm+Zo - この12月に行われる世界最大の銀行取り付け運動にご参加を Alter Net 2010年11月24日
http://www.alternet.org/economy/148977/join_in_on_the_world%27s_biggest_bank_run_this_december/ 行動はルールは至ってシンプルだ。 12月7日に同じ日にすべてのお金を銀行から引き出す。それだけだ。 そして、これを多くの人々が一丸となって行うのだ。 銀行家と財界人たちは12月7日に、これまでで最大の恐怖を味わうことになるだろう。 「一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊している」。 しかし、今、この言葉はカール・マルクスが示唆した革命ではない。 そして、1968年にパリの学生と労働者が行ったようなデモ行進でもない。 今、徘徊しているのは、2008年の金融危機が引き起こされたヨーロッパで、逆襲する人々の群れだ。 今度の戦いはこれまでのどんな戦いとも違う。 我々の武器。それは我々の銀行の預金口座だ。その預金口座からすべてのお金をたくさんの人々が 一斉に引き出すことこそが、我々の武器になるのだ。12月7日に。 誰が一番最初にこの素晴らしい行動のアイディアを思いついたのかはわからないが、この考えは ある人物の登場により、現在、フランスで非常に支持され始めていて、そして、全ヨーロッパに拡大 し始めている。その人物とは、フランスの元サッカー選手エリック・カントナ氏だ。彼が、YouTubeと Facebookでこの話題を取り上げたことにより、支持者が急速に増えている。 カントナ氏は、リーズ・ユナイテッドやマンチェスター・ユナイテッド、そしてサッカーの元フランス 代表として有名だが、引退後は写真家として、また俳優として活躍しており、それぞれで突出した 才能を見せている。彼の高い理想は、フランスのサルコジ大統領にも向けられ、大統領が提案した 国家アイデンティティー省や国家のアイデンティティに関する国民での議論の必要などに対して、 「馬鹿げたことだ」と一蹴していた。 カントナ氏の視点は今、銀行に向かっている。 彼は、現在のフランスの抱える経済問題の多くが銀行システムに責任があると考えている。 そして、多分その考え方は正しい。
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33 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/11/28(日) 18:34:52 ID:KLYSm+Zo - サルコジ大統領とEUの首脳たちは、危機によって、福祉や弱者保護の政策は削減しながらも、
この問題を起こした責任当事者である銀行には公的資金を投入している。これらのことが、 人々を「銀行からの大量取り付け運動」という経済行動に至らせることになった。 この行為が、実際の銀行取り付け騒動や銀行の破綻を招くだろうか?それはない。 そのひとつの理由には、今回のカントナ氏の提案しているような慎重な行動には、過去の銀行 取り付け騒動に見られたようなパニックの要素が欠如している。しかも、彼らの行動を監視して いる銀行と中央銀行は、このイベントに備える時間的な余裕がある。取り付けの際には、予め 現金と他の資産や有価証券を再配分できなければならないが、必要に応じて、銀行はインター バンク(銀行間取引)、あるいは直接、中央銀行から短期資金を借りることができる。 しかし、アメリカの大手銀行と比較すると、ヨーロッパの大手銀行はリテール預金に依存している 部分が大きく、特に、取り付けが給料とボーナスの時期と重なると、資金の損失が大きいと思われる。 ここアメリカではどうだろう。 米国では、リーマンショックに引き続いて起きた不況に対して最大の責任がある大手金融機関は まったく損をしていないばかりか、これにより莫大な利益を上げたことは明らかだ。 彼らは常々こう言う。「過去の教訓に学べ」と。 これはまったく本当のことで、リーマンショック時に下された首脳陣の決定は、彼ら金融機関や 金融家たちをさらに裕福にし、また、大銀行の市場占有率は、リーマンショック以前より大きくなった。 米国政府は彼らを「大きすぎて潰せない」とみなした。共和党と民主政権の超党派の政治は、 この「教訓」を達成するために働き続けた。 この夏、エリート集団たちを奉る象徴的な法案「ドッド・フランク・ウォール街改革・消費者保護法 (DF法)」が成立した。しかし、これまで、120億ドル(約1兆円)の株式価値と、不動産と他の資産 価値が消滅し、差し押さえと失業の波は、なお米国を襲い続けている。つまり、金融政策に対して の政策と法律には何の意味もなかったのだ。 私は皮肉屋に過ぎるだろうか?そうかもしれない。 しかし、現在の米国を招く状況を設計した人々ほどには皮肉屋ではない。
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