トップページ > 国際情勢 > 2010年10月13日 > akM3Z+2R

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名無しさん@お腹いっぱい。
アラブ情勢総合スレッド2

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アラブ情勢総合スレッド2
10 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/10/13(水) 06:07:29 ID:akM3Z+2R
 アラブ首長国連邦の一部をなすドバイは、中継貿易国として繁栄を極めていた。
ドバイは中継貿易だけではなく、アラビア半島全体の出先オフィスとしての機能を発揮してきてもいた。
このため、欧米の企業のなかには、ドバイに本社を移す会社まで出てきていた。

 しかし、ドバイ・ショック以来、同国の経済は悪化の一途をたどっている。
元々が石油の豊富なアブダビに対抗して、進めた非石油産業による繁栄だったが、そこには相当な
無理があったのであろう。室内温度が50度を超えるような地域で、リゾートを販売することなどは、
始めからその結論が分かっていたであろう。

 ドバイが後退する中で、最近、オマーンの台頭が目立ち始めている。オマーンはアメリカの海軍に対し、
港湾の使用を認めている国であり、少量ではあるが、石油も産出している。この国の強みは、ペルシャ湾
の出口ホルムズ海峡を抑えていることであろう。加えて、アラビア海インド洋にも面しているのだ。
つまり、海洋に向かって開かれた国家というイメージが強い。

 大分前にオマーンを訪問した折に驚いたのは、この国のスーパーではビニール・カーテンで
仕切られてはあるものの、豚肉を売っていたことだ。アルコールは述べるまでもなく、まったく問題無く
販売されていた。

 今回、オマーンは第13回目のイランとの合同会議を開催したが、その中でイランのモッタキ外相は、
オマーンとの協力の下に、中央アジアに対する中継貿易を拡大していきたいと述べている。そのことは、
イランがドバイに代わり、オマーンを中継貿易の拠点にする意向を表しているということだ。オマーンの
マクブール・スルタン通産大臣も、石油、発電、運輸、中継貿易で、イランと協力したいと述べている。

 オマーンはこれ以外にも、イランとの歴史的に良好な関係を生かし、いま1年以上に渡ってイランで
投獄されている、アメリカ人不法入国者の釈放に努力してもいる。


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