- アラブ情勢総合スレッド2
2 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/09/13(月) 14:37:04 ID:SHq2jzzO - ハリーリー首相、「元首相暗殺でシリアを非難したのは間違いだった」 2010年09月07日付 Al-Nahar紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20100907_220900.pdf 『シャルクル・アウサト』紙が昨日掲載したレバノンのサアド・アル=ハリーリー首相の談話が、大きな反響を呼んでいる。 同首相が数度にわたるシリア訪問を始めて以来、父の故ラフィーク・アル=ハリーリー首相暗殺事件でシリアを非難して きたことや、「虚偽の証言者たち」問題について、初めて語られた見解が含まれていたためである。 今回のハリーリー首相の談話のなかで、レバノン・シリア関係に関してもっとも目を引くのは、以下の部分である。 「…しっかりとした礎をもつ関係を築くためには、現実的になるべきだ。また、過ちを繰り返さぬためには、過去を見つめ 直さなければいけない。ゆえに、シリアに対して我々が犯してしまった過ち、それによってシリア国民の感情を害し、 二国間関係にひびを入れてしまった過ちを我々は見つめ直した。我々は常に両国民、両国家、そして両国関係の利益を 考慮しなければならないのに、どこかで我々は過ちを犯してしまった。そしてある段階で、故ラフィーク・アル=ハリーリー 首相暗殺事件はシリアの仕業だと非難してしまった。これは政治的な非難だった。政治的な非難は既に終わった。 今では国際法廷が設置されており、調査を行っている。我々はこうしたことを見つめ、再検証しなければならない。」 また、2005年の国連調査委員会に対し暗殺事件へのシリアの関与を偽証したと取り沙汰されている、虚偽の証言者 たちについてこう語った。「虚偽の証言者たちについては多くの人が指摘してきた。捜査を攪乱した者たちがおり、 彼らはシリアとレバノンにも、我々遺族にも害をなした。我々が求めたのは真実と正義であり、それ以上は望んで いなかった。虚偽の証言者たちは二国間関係を壊し、暗殺事件を政治化した。レバノンではこの問題を法に則って扱う」。
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