- サウジアラビア情勢
230 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/06/28(月) 12:09:53 ID:GUJJC/At - 過去数日の間に、とんでもない情報が飛び交い始めている。それは、仇敵同士であるはずの
イスラエルとサウジアラビアとの間で、イランをめぐり軍事協力関係が構築されつつあるというものだ。 最初に流れた情報は、サウジアラビアがイスラエルに対し、イラン攻撃の祭に領空通過を認めた という情報だった。以前、イスラエルがイラクのオシラク原発を攻撃した際、ヨルダン領空を通過し、 サウジアラビア領空も通過して攻撃は行われている。もちろんこの場合、ヨルダンとサウジアラビア 両国政府は、イスラエルに対して領空通過を認めてはいなかったと説明している。しかし、認めようが 認めまいが、イスラエルの爆撃機が領空を通過したことは事実であり、結果的にイラクの原発は 稼動寸前で破壊されている。 今回の場合は、イラク空爆の例に比べ、より信憑性を持って受け止められている。それは、 イランが核兵器を持つことになれば、サウジアラビアにとって明らかな脅威に繋がるからだ。 そのために、イスラエルとの間に協力関係が成立しても、おかしくないということだ。 次に流れている情報は、サウジアラビアの西部タブークの軍事基地に、イスラエル軍が武器を 搬入しているというものだ。そして、そこに集積された武器は、やがて実施されるであろうイラン攻撃 の際に使用されるというものだ。 これら二つの情報について専門家の間では、幾通りもの説明、推測が行われている。 ある専門家は「サウジアラビア政府がオバマ大統領を弱腰と見て、イスラエルとの協力をすると 迫ったのではないか」というものだ。またこれらの情報の発信源がイランであることから、イラン 政府がサウジアラビア政府に対して、「イスラエルとの協力関係が生まれないよう、事前に警告を 発したのではないか」という説を述べる専門家もいる。 アメリカ政府がイスラエルのイラン攻撃を黙認せざるを得ないとすれば、成功裏に終わるよう、 最大の便宜を図ることは当然であろう。もし、イスラエルのイラン攻撃が失敗に終わるようなことに なれば、まさに中東地域は大混乱に陥るからだ。したがって、アメリカの説得でサウジアラビアが 自国領土内へのイスラエルの武器搬入を認めるということは、全くありえない話ではあるまい。
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