- 田中宇 part 26
105 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/06/13(日) 03:33:01 ID:UgcxPdrt - >>103
IMFから日本への干渉については、2002年ですでに「ネバダレポート」という資料を 通じて挙がっていた。第154回国会予算委員会で、民主党の五十嵐文彦議員が 当時の柳澤金融担当大臣、塩川財務大臣、竹中財政担当大臣にこの資料を 紹介している。IMF管理下に入ったら、これくらいすさまじいことになるぞ、という 一種の脅しみたいな内容になっている。 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/154/0018/15402140018010a.html 五十嵐委員 私のところに一つレポートがございます。ネバダ・レポートというものです。 これは、アメリカのIMFに近い筋の専門家がまとめているものなんですけれども、 この中にどういうことが書いてあるか。 (中略) つまり、バランスバジェット、収支均衡というのが極めてIMFでは重視されるんだという ことを言っておりまして、もしIMF管理下に日本が入ったとすれば、八項目のプログラム が実行されるだろうということを述べているのであります。 手元にありますが、その八項目というのは大変ショッキングであります。公務員の総数、 給料は三〇%以上カット、及びボーナスは例外なくすべてカット。二、公務員の退職金 は一切認めない、一〇〇%カット。年金は一律三〇%カット。国債の利払いは五年 から十年間停止。消費税を二〇%に引き上げる。課税最低限を引き下げ、年収百万円 以上から徴税を行う。資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の五%を課税。 債券、社債については五から一五%の課税。それから、預金については一律ペイオフを 実施し、第二段階として、預金を三〇%から四〇%カットする。大変厳しい見方が なされている。
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