- トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
150 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/05/21(金) 02:26:49 ID:9xIsgN9i - バーナード・ルイス「あと10年でトルコはイランになる」 2010年05月12日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/turkiye-ye-neler-oluyor-/siyaset/haberdetay/13.05.2010/1236677/default.htm ウォール・ストリート・ジャーナル記者のブレット・スティーブンス氏は、中東史の権威であるバーナード・ルイス教授が、 トルコはあと10年でイランに近づくかもしれないとの予測を行ったと報じた。 アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙のコラミスト、ブレット・スティーブンス氏は、「トルコはどこに向かうのか」 の見出しの分析記事で、「トルコは豊かになるつれ、逆説的に、その西洋的の性質の一部を脱ぎ捨てている」と述べた。 外交に関する「グローバル・ヴュー」というコラムを載せているスティーブンス氏は、今週の記事で次のように述べた: 「先週バーナード・ルイス教授にトルコはどこに向かうと思うか尋ねた。中東史の権威であるルイス教授は、イランが 世俗主義国家に向かっている一方で、ムスタファ・ケマル・アタチュルクによって作られた世俗主義国家のトルコは 10年のうちにイランにより近づくことになるかもしれないといった。トルコについてのニュースをそれなりに読んでいる 身としては、ルイス教授が何を言いたいかを理解するのは簡単である。なぜなら、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相 率いる公正発展党は、2002年に与党となって以来、トルコの外交方針を著しく変化させているからである。」 スティーブンス氏は、トルコがイスラエルとアメリカ合衆国から遠ざかり、シリヤとイランに近づいていると述べ、 次のように続けた: 「長い間トルコで世俗主義の支えとなってきた軍は、いま、エルドアン首相のイスラム的な政権 による攻撃を受けている。政府は最近、何十人もの将校をクーデター計画の容疑で逮捕した。トルコ議会は先週、 政府が、世俗主義のもうひとつの支えである同国の上級裁判所に、自陣営の人員を送り込むことを可能にする 国民投票を施行するため、憲法改正案への投票を行った。昨年、数億ドルほどの高額な税金を課されたドアン・ メディア・グループも攻撃を受けている。」
|
- トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
151 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/05/21(金) 02:28:21 ID:9xIsgN9i - スティーブンス氏は、トルコ人でアメリカに対する好印象を持っている人の割合は、イラクでのアブグレイブ刑務所
でのスキャンダルが明らかになった時期に比べても、さらに低い水準に留まっているとし、「このことは、ルイス教授 の警告を証明するばかりか、それ以上の証拠となっている」と述べた。スティーブンス氏は、「では、世俗主義者や 古典的自由主義者も含む多くのトルコ人は、どうして、エルドアン首相がもたらした変化を不愉快に思っていない のだろうか?」と自問し、このことの答えのひとつは、こうした人たちが「騙されている」可能性があると述べる。 スティーブンス氏は、「イラン革命でも自由主義は前面に立ち、その後、ホメイニにより情け容赦なく切り捨てられた。 ただこれをトルコのケースにあてはめても、あまり説得力がない。公正発展党が自由経済政策をとっていた時代に 実現したトルコの経済的な変容の方が、その原因として、より説得的である。」スティーブンス氏は、記事の最後に、 「本来最も深刻な問題は、トルコのイスラム化がどこまで行くのかだ」と述べ、エルドアン首相が内政で示している いくつかの手法は、次第にロシアのウラジミール・プーチン首相の手法と似てきていると主張した。 スティーブンス氏の記事の最後はこのように結んだ: 「一番重要なことは、イスラムに関するエルドアンの手法が、社会的・政治的な要求に対して二次的なものとして 扱われる穏健なままで留まるのか、あるいは積極的・急進的なものになるのかである。この質問の答えを知って いるように振る舞うのは間違いのもとである。しかし、この可能性について憂慮しないというのも愚かなことである。」 イギリス生まれのアメリカの歴史家バーナード・ルイス教授は、現在アメリカの名門校のプリンストン大学で中東 研究の学科で教授を務めている。ルイス教授は 1993年にル・モンド紙に掲載した記事で1915年にアルメニア人 の身に起きたことが「大量虐殺」はなく、「戦争の負の産物のひとつ」であると述べた。フランスの裁判所は、 このことを「アルメニア人大量虐殺の否定」と判断し、この歴史家に象徴的な金額として1フランの罰金を課した。
|
- アメリカ合衆国 総合スレ1
260 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/05/21(金) 20:03:26 ID:9xIsgN9i - 人治だよそれは
|
- イランについて語るスレ Part9
663 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/05/21(金) 21:18:52 ID:9xIsgN9i - イラン核開発をめぐるイラン・トルコ・ブラジル合意に、米国反発 2010年05月18日付 Hurriyet紙
http://www.hurriyet.com.tr/planet/14762993.asp?gid=286 アメリカ合衆国、欧州とロシアは、保有する核燃料の約半分をトルコに移送する決定をしたという イランの声明に対して非常に懐疑的に反応し、新たな制裁の実施に向けた努力を続けると述べた。 さらに複数の国の関係者らは、トルコとブラジルによって進められた話し合いの結果として得られた この合意が、制裁プロセスを妨害する上で、非常に時機を得た企てだと述べた。 その合意の条件は、(2009年)10月に成立するはずだったもののイランが拒否したために実現 しなかった合意に非常に似ている。アメリカ政府は、(2009年)10月には、この種の合意により 前向きだった。というのもこの合意は、テヘラン政府が核兵器を製造するのに十分な燃料を 獲得するのを妨げることになる一方で、交渉のための時間を確保することになったからだ。 一方でトルコとブラジルの主導で得られたこの新たな合意をアメリカが拒絶することは、バラク・ オバマ大統領が実現可能な合意を妨害したとみなされる理由になりうる。さらに今回の合意は、 イランへの圧力を増大させる目的で一致した脆弱な国際的な了解が、経済的な利益を理由に 制裁に反対するブラジルやトルコにより、いかに簡単に崩壊させられるかをも示している。 署名された合意は、制裁の根本的な原因を作り出した問題、すなわちイランの核濃縮中止、 または、イランに対し、国際機関査察官の核兵器製造疑惑に関する問いに答えさせるという 要求を含んでいない。イラン問題に深くかかわるアメリカ政府のある高官は、署名された合意が 「イランの核濃縮プログラムに関する根本的問題の解決策を含んでいない」と述べている。
|
- イランについて語るスレ Part9
664 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/05/21(金) 21:20:16 ID:9xIsgN9i - ロシアのセルゲイ・イワノフ副首相もワシントンで行った会見で似たような疑問符を投げかけた。
イワノフ副首相は制裁に関する決議が「近い将来に採決される」とみていると述べ、今回達せ られた合意が制裁プロセスと「密接に関わるもの」ではないと強調した。 ホワイトハウスの関係者らが、トルコとブラジルの首脳に反発していることははっきり見て取れる。 4月にワシントンで開かれた核保安サミットでオバマ大統領は、トルコとブラジルの首脳と会談し、 イランに対し国連の要求から逃れる口実を与えないよう要請した。ある高官は、この会議の後 オバマ大統領が書いた詳細な書簡によって、大統領が感じた懸念についてトルコとブラジルに 説明されていたと述べた。しかしこれらの手紙も結論に影響を与えたとは思われない。 多くの評論家は、この合意は、交渉決裂の責任を西側諸国に押し付け、数週間以内に決定 されると予想される制裁プロセスを妨害することを意図していると述べている。カイロにある アル・アハラム政治戦略研究所の国際関係専門家エマド・ガド氏は、「イランが合意したが、 その後、拒否した合意の例はいくつもある。イランはまず緊張を高め、その後、合意を受け 入れるという戦略をとる」と述べた。
|