- 【石工組合】湯駄屋の陰謀【啓蒙協会】49
916 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/05/20(木) 17:36:10 ID:1IJsq2WB - >>915
わっはは。オリンピックのマスコットにまでカバラの呪(まじな)いかよ。 好きだね、椰子らも。イルミの”顕教部隊”の根本教義は、アラン・アスペの 実験の成功によって完膚無きにまで粉砕されちまった。残るは、本体とも言う べき神秘主義(グノーシス・堕天使派)教団のみ。しかし、この教団、実態は 皆無からかも試練。だって、おれたちの空想の産物である蓋然性が、かなりあるからね。 だが、ドストの「罪と罰」への19世紀、西側社会での絶賛の嵐は、何を意味する? それは、西欧のインテリの間でのグノーシス的世界観の認知(肯定と同義語に非ず)が 当時、すでに既成化していた事実を物語っている。ましてや、反キリスト教なる ヴァイスハウプト教団一派に於てをや。椰子らは、イワン・カラマーゾフのように ラスコーリニコフのように「神が無ければ、すべては許される」と何度も心で 反芻したんだろうな。しかし、ヴァイスハウプトの弟子たちと言えども宇宙観を 維持するためには、結局、有神論にブーメランのように立ち戻らざるを得ない。 ここにグノーシス的な椰子らの神界解釈のフラクタル構造化の旅が、終わり無く 続けられて来た理由があるんだろう。そう考えれば、おれたちが、聖堂の棺の 扉を開けた時、中が空っぽと言う肩透かしはなさそうに思われるのだ。 名無しとしてこのスレでの第一弾じゃね。
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