- アメリカ共和党こそ日本の友である【21】
685 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/05/08(土) 15:00:54 ID:8inXvCoT - ミネソタ州知事、内憂が次期大統領有力候補としては有利に
2010年 5月 7日 17:41 JST ミネソタ州のティム・ポーレンティ知事にとって、この1週間はかんばしいものではなかったが、 共和党の有力大統領候補としてみれば、その逆だった。 説明しよう。国内の経済危機の影響を受け、各州政府も連邦政府以上に財政状況が悪化し、 ミネソタ州も同様、対応に追われている。 ポーレンティ知事は、増税よりも歳出削減策を積極的に推進している。 このため、同氏は国内の保守層の間では評価が高い。 ただ同時に民主党が過半数を握る州議会と度々衝突もしている。 州最高裁は5日、知事が特定のプログラムに割り当てられた予算を一方的に削減したことについて、 不当との判断を示した。知事は低所得者向けの食料支援プログラムを削減。しかし裁判長は、 知事のこの予算削減策は権限を越えるものだと判断した。これ以外にも知事は、25億ドル(約2200億円) 規模の歳出削減を打ち出しているため、この判決により、歳出削減問題が紛糾することになる。 これはどの知事にとっても悪いニュースとなろう。ポーレンティ知事も、議会が5月17日から休会に 入る前に歳入欠陥を埋める方法を見つける必要があるため、ミニ危機といえる。 しかし、知事が2012年の大統領選で有力な共和党候補、それも財政規律を重視する候補と みられた場合、このことはまったく悪いニュースでもない。ポーレンティ知事支持派は、 今回の州最高裁の判決が長い目でみれば、知事がいかなる手段を講じてでも財政赤字削減に 取り組んでいることを示すものになると指摘する。 これは当然、連邦政府の財政赤字が1兆ドルを上回る状況下では、国政レベルでの意味を持つ。 今年は11月に中間選挙が実施され、2012年には大統領選挙を控え、有権者は誰が財政赤字削減で 最も有能かを判断をするからだ。
|