- 国際金融資本家について語ろうぜ
541 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/04/28(水) 06:35:24 ID:EXiNxdHN - ★政治評論家・山本峯章のテーマ別論考
http://ym-history.seesaa.net/ 「反日の構造/コスモポリタニズムという妖怪」 ●イデオロギー語に踊らされる戦後の日本人 今回は、人権や差別、民主主義など、戦後日本を呪縛してきた<イデオロギー語>について、考えてみたい。 テロや暴力事件がおきるたび、識者は「民主主義の世の中でおきてはならないこと」と口を揃える。 だが、テロや暴力は、民主主義ではなくとも、ゆるされるべきことではなく、そんなことに、いちいち、民主主義をもちだす必要はない。 民主主義は、人類がたどりついた至高の思想なので、テロや暴力など、あってはならないというわけだろうが、はたして、そうであろうか。 民主主義の発明者で、フランス革命に大きな思想的影響を与えたジャン・ジャック・ルソーは、かの有名な『社会契約論』でつぎのようにいっている。 「随意に祖国をえらべといわれたら、わたしは、君主と人民のあいだに利害対立のない国をえらぶだろう。わたしの理想は、君民共治であるが、 そのような政治体制が地上に存在するはずがないので(独裁や専制政治を憎む)わたしは、やむをえず、民主主義をえらぶのである」 ルソーでさえ、民主主義について、独裁や専制政治よりはマシ、としかいっていない。 民が主になると、たしかに、王権や独裁権力は制限される。だが、つねに、民が正しいとはかぎらず、それどころか、 民には、天下国家という視点がそなわらないので、大抵の場合、衆愚政治に陥る。
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