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名無しさん@お腹いっぱい。
サウジアラビア情勢
イスラエル情勢総合スレ Part3
イランについて語るスレ Part9
【石工組合】湯駄屋の陰謀【啓蒙協会】49
アメリカ合衆国 総合スレ1

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サウジアラビア情勢
224 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/04/08(木) 22:38:26 ID:iLcyfh28
  サウジアラビアのイスラム教は、スンニー派のなかでも厳格なワハビー派が多数を占めている。
ワハビー派からみると、シーア派は邪道であり、イスラム教として認められないということのようだ。
このため、長い間サウジアラビアでは、シーア派教徒が二等国民のような扱いを受けてきている。
彼らはシーア派であるだけで、国家公務員になれても、上級職には就けないのだ。
このため、多くのシーア派国民は、優秀な者ほど国外に出ていく傾向があった。

 このところ、サウジアラビアのシーア派に関するニュースはほとんど耳にしなかったが、
最近になって再度流れ始めている。サウジアラビアのペルシャ湾側に面する、アルホバール市の
ある個人宅で、シーア派のアシューラの祭りの前の集団礼拝したことが原因で、その中心となった
人物数人が逮捕されたということだ。アルホバールでは幾つものシーア派のモスクが、閉鎖されて
もいるということだ。つまり、シーア派教徒はモスクを所有することも、建設することも許されて
いないばかりか、スンニー派のモスクでの礼拝も認められていないということだ。

 サウジアラビアでは、ペルシャ湾に面したアルカティーフ地域にシーア派教徒が多く居住して
いるが、アルホバールばかりではなく、それ以外の集落も同じような状況であろう。個人宅での
集団礼拝で逮捕されるということは、集会の禁止に関わるという理由であろうか。

 最近、サウジアラビアの隣国クウエイトでも、シーア派の書籍がイラクから持ち込まれている
ことを問題とし、クウエイト人議会議員が厳しく取り締まるよう提言している。こうした動きが、
クウエイトやサウジアラビアで顕著になってきたのは、イランの同地域への影響力が強まって
きているからではないか。アメリカとイランの緊張関係が高まる中で、シーア派国民がイランと
通じて破壊工作を行ったり、反米的な動きをすることを警戒しての措置なのかもしれない。

 シーア派の割合が多いバハレーンでは、彼らによる反政府の行動が大きな問題となりつつある。
クウエイトの場合もカタールの場合も、シーア派国民の割合は低くない。ちなみに、サウジアラ
ビアの場合は、10パーセント程度と言われている。
イスラエル情勢総合スレ Part3
360 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/04/08(木) 22:43:15 ID:iLcyfh28
 簡単には信じたくないような内容の話なので、少し前に報道されたが、これまで
無視していた。しかし、同じ情報が2度流れたので、念のためにご紹介しておこう。

 真偽のほどの確認のしようは無いのだが、その話は、イスラエルのリーバーマン
外相によって語られたものだ。彼はイスラエルが2008年12月から2009年1月に
かけてガザ地区を攻撃した時、パレスチナ自治政府のマハムード・アッバース議長が
個人的に連絡を取り、ハマースの殲滅をイスラエル側に依頼したというのだ。
そして、ガザ攻撃の後、ハマースの勢力が残存すると、アッバース議長は全く違う
立場を取りし始め、イスラエルのガザ攻撃を非難し始めたというのだ。

 このリーバーマン外相の発言は、オルメルト元首相の側近が確認しているが、
パレスチナ自治政府高官であり、アッバース議長の側近であるアブルデイネ氏は、
もちろん否定している。

 さて、リーバーマン外相とアッバース議長の、どちらを信用すべきなのか。
もちろん、この情報が流れてしまったことによるダメージは、どれだけアッバース
議長側が否定しようとも、消え去りはすまい。アッバース議長と側近の汚職体質は、
アラブ世界ではつとに知られていることだし、彼と側近に対する信頼感は、パレス
チナ社会では低下の一途をたどっている。

 今回のこの情報が流れたことにより、真偽のほどは明らかにならなくとも、
ハマースの立場は強化されるだろう。イスラエルにしてみればハマースは叩きたいが、
だからと言ってアッバース議長の裏切りも見過ごせない。結果的にパレスチナ側は
強硬派が勢いを増し、イスラエルにとっては不都合な状況が鮮明になっていく
ということであろうか。
イランについて語るスレ Part9
611 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/04/08(木) 22:44:42 ID:iLcyfh28
アラブ諸国、イラクの選挙結果に安堵 2010年03月28日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/araplar-rahatladi/dunya/haberdetay/28.03.2010/1217288/default.htm?ver=42

 イラクでの選挙で世俗主義的なシーア派イヤド・アラウィ氏の「イラク同盟」が票を
得たことによってイラクへのイランの影響が減少することが考えられる。

3月7日に行われた総選挙で、イランがイラクに対して影響力を持つことに反発する
「世俗主義シーア派」の元首相イヤド・アラウィが勝利したことは、テヘランのイラクへの
影響が減少するだろうとの見通しをもたらした。

アラウィがリーダーを務め、スンニ派も参画するイラク同盟が議会の325席中91席を
獲得し選挙で勝利をした。スンニ派がイランに接近していることを非難した現首相のヌリ・
エル・マリキ氏の法治国家同盟が89席、イラン寄りで知られるシー派指導者ムクテダ・
エル・サドル氏の支持者の多数からなるイラク国民連盟は70席、クルド連合クルディス
タンは43席を獲得した。

アラウィ氏は選挙結果の公表後すぐに連立に向けた協議を始めることを明らかにした。
一方でマリキ氏は選挙結果を認めないと述べた。

アメリカAP通信社は、選挙結果はイラク民衆がイランのイラクにおける影響力を懸念
していることを示したていると伝えた。またAP通信は、アメリカ軍がイラクの新政権の
任期中にイラクから撤退することを計画しているとした上で、米軍撤退後にイラクが
イランの操り人形化する懸念の声が聞こえる、と伝えた。イギリスのロイター通信社も
アラウィ氏が連立政権を発足させることができた場合、近隣のアラブ諸国は安堵の息を
つくことになろう、と伝えた。

ロイター通信の取材に応じたアラブ首長国連邦の政治アナリスト、アブドゥルハリク・
アブドゥッラー氏も「イラクは既に宗派的というよりもむしろ、世俗化してきている」
と述べ、選挙結果はイランの影響力が弱まってきていることを示している、と述べた。

またアラウィ氏は以前にイラクへの内政に干渉したとしてイランを非難しており、
選挙結果公表後に開いた会見で軍部や警護部隊からの宗派的な要素の排除も約束した。
【石工組合】湯駄屋の陰謀【啓蒙協会】49
542 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2010/04/08(木) 23:39:37 ID:iLcyfh28
ユダヤ人の塗炭の苦しみの経験からくる権力への憎悪。それは分かる。
しかし、彼らは米国の権力にはすがる。
その同じ彼らが、逆に外国政府の権力行使を強く排除するのである。
ご都合主義的な反権力論=市民論である。
アメリカ合衆国 総合スレ1
234 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/04/08(木) 23:40:19 ID:iLcyfh28
 先のイラク選挙で91人の当選者を出し、第一党となったイラーキーヤ党のリーダーである
イヤード・アッラーウイ氏は、他党との連合を組み、最初に組閣する権利を有している。
しかし、ここに来てイヤード・アッラーウイ氏の首相就任に対し、異論が出始めた。
それは、今後のイラクの明暗を決める大きな問題となりそうだ。

 ターリク・ハビーブという名の政治専門家が、この異論を唱え始めたのだ。
彼の主張によれば、イラクの憲法第77条には、「イラクの首相に就任できるのは両親が
イラク人である事が条件。」と定められているというのだ。イヤード・アッラーウイ氏の場合、
父親はイラク人だが、母親はレバノン人だというのだ。したがって、ターリク・ハビーブ氏の
解釈によれば、イヤード・アッラーウイ氏は首相に就任できない、ということになる。

 同様の理由で、イスラーム最高会議のメンバーであるアーデル・アブドルマハデイ氏も、
父親はイラク人であるが母親がシリア人であることから、首相には就任できないということだ。

 そうなると、残る有力な首相候補はマリキー氏ということになる。確かに憲法にはそう
記されてあるかも知れないが、これではあまりにもマリキー氏に有利な説明ではないか。
イヤード・アッラーウイ氏のイラーキーヤ党のメンバーや、アーデル・アブドルマハデイ氏
のイスラム最高会議のメンバーが、これでは怒り出すことは必定であろう。

 憲法の厳密な解釈をすればそうであろうが、これではイラク国内で再度内乱が起こる
危険性が高くなろう。そもそも、イヤード・アッラーウイ氏のイラーキーヤ党が最多の
当選者数を出すことができたのは、イラク国民の多くが安定した状態を実現して欲しいと
願っていたからではなかったのか。

 そして、もう一人の首相候補者であるアーデル・アブドルマハデイ氏は、イスラム最高会議
のメンバーだ。つまり、イラクのシーア派の大派閥であるハキーム師の組織のメンバーなのだ。
このことは、これからイラクで何が起こるのかを予測する上で、重要なポイントであろう。
願わくば、この事に日本マスコミの中東特派員諸氏は出来るだけ早く気が付いて欲しいものだ。


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