トップページ > 国際情勢 > 2010年03月30日 > 1O3UKP34

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名無しさん@お腹いっぱい。
イランについて語るスレ Part9

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イランについて語るスレ Part9
606 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/30(火) 17:51:51 ID:1O3UKP34
 最近、イスラエルがソロモンの神殿を再建するという話が、しきりに話題に上るように
なってきている。もし、神殿が建設されるとすれば、それは第三神殿ということになる。
述べるまでも無く、ソロモンの神殿は旧エルサレムの、テンプル・マウント(アルアクサ
モスクがあるところ)に建設されることになる。そして、その前兆とも言える同地への
シナゴーグ(ユダヤ教の教会)の建設が、だいぶ明確になってきている。

 ユダヤ教のラビ(聖職者)の語るところによれば、このシナゴーグが再建された後で
ソロモンの神殿が再建され、世界は終末戦争に突入するというのだ。そして、それが
イエスキリストの再臨につながるということだ。もちろん、ユダヤ教徒はシナゴーグの
再建を支持し、キリスト教徒もイエス・キリストの再臨となれば支持することになる。
受け手の側のイスラム教徒も、真剣にこの可能性を検討することになろう。

 実際に、イランのアヤトラ・シラーズイ師は、「イスラエルがテンプル・マウントに
シナゴーグを建設し、次いでアルアクサ・モスクを破壊し、ソロモンの神殿を再建する。」
と語り、警告を発している。この警告通り、今エルサレムではソロモンの神殿再建図が
バスの横腹に貼り付けられ、再建を急ぐべきだという宣伝が行われている。

 宣伝をしているのは、ユダヤ教のラビであるシャロム・ドヴ・ヴォルプ氏や、活動家の
バルーチ・マルゼル氏だということだ。彼らは「アルアクサ・モスクや岩のドームは、
テンプル・マウントに存在すべきではない。」と語っている。しかも、「ソロモンの神殿の
再建は、来年に始まらなければならない。」とも主張しているのだ。

 こうした動きが現実のものになってくれば、アラブ諸国はもちろんのこと、イスラム
世界全体が激しく反発するだろう。イスラエル寄りで知られるヨルダンの国王も遂に
腰を上げざるを得なくなったようで、エルサレムを守ると語っている。

 聖域、神聖なモスクをめぐっては、アラブ諸国もイスラム教徒の穏健派も口を
つぐんでいるわけにはいくまい。権力者がこの問題を放置すれば、大衆は確実に
立ち上がり、政府打倒を叫ぼう。


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