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名無しさん@お腹いっぱい。
アルメニア
トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
イランについて語るスレ Part9

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アルメニア
61 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/18(木) 17:22:34 ID:FJJXm7TK
 トルコのエルドアン首相が、トルコに居住するアルメニア人非合法滞在者10万人を
追放すると脅しをかけた。これは、アメリカとスエーデンの議会が、拘束力を持たないが、
トルコのアルメニア人虐殺を、非難する決議を出したからだ。

 アメリカとスエーデン政府は、この決議を拘束力の無いものに抑え込んではいるが、
トルコにとっては極めて不愉快なものだった。トルコ政府はアルメニア政府との間で、
気の遠くなるような辛抱強い交渉を続け、正常化への道を大きく開くことが出来たのは
昨年のことだった。多くの問題はまだ残っているものの、トルコとアルメニアは国境を
開放し、通商を自由化する方向になっている。その最中に、アメリカとスエーデンが、
当事者であるトルコとアルメニアとの外交努力を潰す動きをしたのだ。

 トルコにしてみれば、この問題を1日も早く片付けて、アルメニアと正常な関係に
なりたいと望んでいる。自国の暗い歴史を書き変えたいのであろうし、経済関係の拡大
も望んでいよう。他方、アルメニアは周辺を外国に囲まれ、海へのアクセスがない国
だけに、何とか外国への出口を得たいということであろう。そうなると、歴史的に種々の
問題はあったものの、トルコがその相手としては最も好都合なのであろう。アゼルバイ
ジャンとは領土問題を抱えているし、イランとはあまり関係を持ちたくないというのが
本音であろう。

 しかし、そうした両当事国の思惑とは異なり、アメリカのアルメニア人団体が相当に
活発なロビー活動を展開し、今回の決議が出されたのであろう。アルメニアの活動家
たちにしてみれば、生活がかかっているだけに必死であろう。

 トルコには現在17万人のアルメニア人が居住しており、そのうち7万人はトルコ国籍
を有し、10万人は非合法居住者だ。1988年のアルメニアの地震以来、トルコ領内に
非合法に入り込み、生活しているということだ。

 与党AKPの幹部は、これまでもこの話は出たが、実際にアルメニア人を追放して
いないと語っている。エルドアン首相はアメリカとスエーデンに対し、ある種の警告を
発したということであろう。
トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
128 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/18(木) 17:33:38 ID:FJJXm7TK
Ismet Berkan コラム:扉を開き、閉じないこと―放り出された問題の行方 2010年03月10日付 Radikal紙
http://www.radikal.com.tr/Default.aspx?aType=RadikalYazarYazisi&ArticleID=984700&Yazar=%C4%B0SMET%20BERKAN&Date=11.03.2010&Cate

 もう忘れてしまっているかもしれないが、「クルド問題の民主的解決」や「民主主義への門戸開放」
などについてはすっかり話されなくなってしまった。ついこの間までは熱く語っていたというのに。
今ではそれらにとって変わって憲法改正案や、司法改革についての議論をしている。
この議論はいったい何時まで続くのだろうか。そして何時になったら話題にならなくなるのだろうか。

 問題は次のようなことなのである、多分。政府は、本当にこの国にとってとても重要な問題を議題
に取り上げ、一定期間議論されるようにしているが、その後殆ど何もせず、問題をそのままそこに
放置してしまっている。私の知人がこれについてこんなことを言っている。「政府は今まで誰もその
ノブにさえ触りもしなかった扉の数々を、勇気をもって全部開けた、しかし開けたドアどれからも中へ
入ろうとせず、そのドアを閉めもしなかったのだ・・・それらの扉は全て開いたままなのである」

 間違ってはいない。開かれた扉の中で一番重要なのが、EUの扉。いまだに開いたままだ。
強いてEUだけを問題にする訳ではないが、この扉がすぐに閉じられる事を誰も期待していなかった。
が、こうも長い間重要なことは何一つせず、このように開いたまま放置されることに対して、失望しない
訳ではない。元々クルド問題も、司法改革も、文民統制の問題も全てはEUに関係するものであるから。
トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
129 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/18(木) 17:36:22 ID:FJJXm7TK
 それでは、政府はなぜ最初は意欲的に取り上げていた問題で急に立ち止まっているのか。
たとえば、もっとも簡単な例として、なぜ少なくとも未成年犯罪者が重罪裁判所で裁かれないように
する法律を作らず、これさえも駆け引きの道具にしてしまうのか。または、政治的に野党の助け無し
にはほぼ実現不可能だと分かっていながら、憲法改正の問題を、しかも同時に国民投票という
脅し付きで、なぜ議題に取り上げるのか?野党との協力を模索するとか、改正のためにもっと簡単な
方法を探すとか、それらが駄目なら国民投票をも覚悟する態度を見せるとかがそんなに嫌なのか?

 我々はこの答えを知らない。私たちが知っていることと言えば、どの問題に関してでも、それに
対し行われる何らかの国民投票は、政府ではなく野党に都合のいいようになるということである。
こういう理由で、私は彼らが憲法改正に本腰を入れないのではないかと思うのです。
政府はこの段階で自分たちの力を試そうとはしないでしょう。

 しかし、憲法改正を議題に上げておいて、何もできないということは一つのつけを残すことになる。
そのつけは民主主義を愛する者、よりまともな国で暮らすことを望む市民が払う羽目になるのです。
閉じられない扉が開いたままになっていることにより生じるつけは我々が払うのであるなら、この分も
我々が払うことになるのだ。
イランについて語るスレ Part9
588 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/18(木) 18:29:27 ID:FJJXm7TK
コラム:イラク国民議会選挙 2010年03月08日付 al-Hayat紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20100308_214708.pdf

 何という醜聞。恐るべき、恥ずべき光景。暗殺作戦の新段階。今回はイラク自身の手によって。
この混乱はどうしたことか?行列にスローガンに公約。世界が中継を楽しむ。微笑と沈思黙考。
解説者たちはしゃべりまくる。リストとターバン、宗教主義者と世俗主義者、そして共産主義者
との競争について。地域的、部族的、政党的な同盟関係について、自治区との関係について。

 このスキャンダルは何だ?彼らはどこからこんな歪曲辞典を持ってきたのか。複数政党制、
清潔な選挙、外国人の監視委員、州制度の終了、平和的政権移譲に憲法遵守、市民社会の役割。
奇妙な習慣、奇妙な言葉。これは私の愛するイラクではない。何ら似通ったところもない。

 投票箱は普通人しか生み出さないだろう。例外的指導者というのはそんな所からではなく、
歴史から直接、自分の権力をもぎ取るものだ。このメディアのカオスは何だ?新聞をジャーナ
リストの妄想に明け渡す訳にはいかない。どれが信頼すべき国民新聞の活動なのかはっきり
しない。情報機関の中央厨房で、または情報省にあるその支局で書かれるような新聞もあれば、
一本のペンだけで一人の読者を満足させるためだけに書かれるような新聞もある。

 イラクの新指導者たちか。彼は嘲笑し、その目に悪意を燃やすだろう。亡命地にすっかり
落ち着いていた奴らだ。テレビを見ればイラク人たちがニコニコと投票している。
以前はボイコットした州の住民たちが、今度は民主主義を好きになったのか。ゲームは終り、
新段階というわけだ。「ケミカル・アリー」を呼んでみる。応えはない。目を閉じると思い
だした。そうだ、奴らは彼を殺したんじゃなかったか。忘れていた。奴らは私を殺したのだ。
サッダーム・フサインは再び眠りに着く。

 もしあの決議を採択しなかったなら、事は違っていただろう。それがなければタラバーニーは
反体制派にとどまり大統領ではなかった。バルザーニーは不安のあまり常に山へ登る構え
のまま。マーリキーはダマスカスに、アル=ハキーム一族はテヘランに、アッラーウィーは
ロンドンにいただろう。チャラビーは金勘定に没頭していた。
イランについて語るスレ Part9
589 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/18(木) 18:32:49 ID:FJJXm7TK
 チャラビーといえば思いだす。ワシントンの路上に数年いた。それから舞台裏に忍び込み、
アドバイスしてみたり扇動してみたり取りまとめてみたり。サッダーム・フサイン体制を
倒した時、彼の数々の過ちが始まった。簡単な料理に不満だった彼をペルシャの厨房が魅了し、
そして彼は虐殺にいそしむようになった。イラクへの旅はジョージ・ブッシュを追い落とした。
彼はもう一度テレビ画面を見てつぶやく。歴史は細部を忘れるかもしれない。
だが、私がイラクへ民主主義をもたらしたことだけは忘れないだろう。

 遠く離れた洞窟の中で彼は報告を受け取り、苦々しさを味わう。イラクのスンニー派は
「アル=カーイダ」を裏切った。昨日あのファッルージャで人々が投票した。不信仰者たちと
自殺攻撃者たちに対抗するため投票するのだと彼らは言った。抑圧的思想、爆弾ベルトに
対抗するためだと。彼らは他人の辞書を採用した。平和的政権移譲、立法者達が作った憲法。
そういう言葉に投票箱で意味を与えた。ブッシュの軍隊が勝利することを許した。

 彼らの現在の振る舞いでは、オバマは軍を引くだろう。とんでもないことだ。
我々はイラクの地でアメリカ人と交戦するチャンスを失う。イラクよ、何と難儀なことか。
遠い彼の洞窟で、ビン・ラーディンはつぶやいた。

 オフィスでイラク選挙をフォローしつつ彼は笑う。イラクの方が余程深刻ではないか。
軍が国境から溢れた。泥下に沈んだ。喜んだ。悲しんだ。選挙をした。イラクのいちいちに
大騒ぎだ。様々な宗派と民族に彩られたこの民主主義というやつは、ウラン濃縮より重大事だ。
イラクのクルドに何かする権利が有るなら、イランの彼らに無いはずはない。スンニー派に
権利が有るなら、イランの彼らにはどうか。そして、イラク南部州では宗教関係者らの政治
への関わりに不満が持たれているとあっては、イラン革命の権威はどうなる?

 イラクでなければ何処へ我々の革命を輸出すればよい?指導部監視下にあるのではない
民主主義を国内反体制派が要請してきた日には、我々は何と言えばよい?投票箱が宗教関係者
の指導的役割に反対する指導者を生み出したら?この派手な選挙はイランと地域のためには
ならない。アフマディ・ネジャードは繰り返した。イラクはウラン濃縮より重大事なのだ。


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