- コロンビア 2.5
400 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/17(水) 07:50:13 ID:J0M1mYnG - U党は、ウリベ大統領の再選のために結成されたが、2004年の20議席から転向によって28議席に
増やしていたが、これを維持し、引き続き第1党となった。ウリベ大統領の与党を形成する保守党は、 18議席から24議席に増やし第2党。これらと同じ流れのウリビスタ新党、国民統一党(PIN)は、 パラミリターレス(反共民兵)とのつながりからスキャンダルまみれであったにもかかわらず、 9議席を獲得し、第4党となった。 野党では、自由党(PL)が18議席を獲得、第3党となった。ウリビスタ反対派の急進的変革(CR)が 8議席で第5党。急進的変革はウリベ大統領の三選に反対して、反対派の立場に立っているが、 U党、保守党は与党陣営につながっているものとみなしており、自由党との連携は実現していない。 左翼の対抗する民主的軸(PDA)は、10議席から8議席に減らすことになった。現在のコロンビアの 政治状況を表現しているのかもしれない。3人のボゴタ市長によって結成された緑の党は、5議席を獲得、 驚きを与えた。同党の大統領候補はアンタナス・モックスとなった。 サントス候補は、U党の勝利を印象づけ、保守党、国民統一党などの支持を取りつけ、5月30日の 大統領選第1回投票で勝利を決めたいところである。世論調査で接近している無所属の セリヒオ・ファハルド前メデジン市長、民主的軸のグスタボ・ペトロ候補を引き離したいものと思われる。 この意味で、保守党の大統領候補を決める国民投票は、注目される。アンドレス・フェリペ・アリアス前農業相が 勝てば、サントス候補で一本化。ノエミ・サニン前スペイン大使が勝てば、与党は分裂選挙となる。 52%の開票率で、サニン候補がわずか400票をリードしていると報道されている。(0629)
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