- ロシア政治経済ジャーナル
929 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/03(水) 18:37:38 ID:cgGZr/Ce - フランスがロシアに戦艦を売って、同盟国を怒らせる。 ガーディアン
http://www.guardian.co.uk/world/2010/mar/02/sarkozy-france-russia-warships-mistral-georgia 米国とグルジアは心配だ。4隻のミストラル級強襲揚陸艦は、ヘリコプターや装甲車が搭載可能。 ニコラス・サルコジは昨夜、米国政府を怒らせた。 フランスはミストラル級強襲揚陸艦4隻の売却につき、ロシアと「独占交渉」を開始したと認めたのである。 NATO加盟国一国がロシア政府に対して行うものとしては、圧倒的に最大規模の売却案は、 米国と2008年にロシアと戦ったグルジアに懸念を生じた。 一隻約4億ポンド、全長600フィートのヘリコプター搭載可能のミストラル級は高価だが、老朽化が進む ロシア海軍にとって有益な資産だ。この取引で、サンナゼールの造船所は必要とする仕事を提供する こととなる。サルコジ大統領は同造船所で、ロシア向けミストラル級の1隻目を作るとしている。 何ヶ月も前から取り沙汰されてきたこの取引は、フランスのNATO同盟国も驚かせた。 ロバート・ゲイツ国防長官は先月のパリ訪問中、フランスのHerve Morin国防長官に懸念を表明した。 ロシアは、ヘリコプターや装甲車を搭載出来るミストラル級を黒海に配備したい、との希望を表明している。 これはグルジア政府に深刻な懸念を生じ、僅か2年足らず前にグルジアに全面戦争を行った国への 強襲揚陸艦提供について、同国はフランスを批判した。 昨年、フランスをNATO軍の命令系統に復帰させたサルコジ大統領は、ソ連の脅威に満たされた歴史の 「新たなページを開きたい」としている。ミストラル級は「軍装備品なし」でロシアに売却される。 ロシアのディミートリ・メドヴェージェフ大統領は、両国の政治的関係と商業的関係の強化を目指した、 3日間に亘るフランス訪問で、ロシアへのミストラル級販売は「両国間の信頼の象徴」だと発言した。 メドヴェージェフ大統領とサルコジ大統領は本日、ルーブル美術館でのロシア芸術展を開幕し、 新たに活気付いた関係改善に文化的協力も加えた。金曜日に一般公開が始まる『Sainte Russie』は、 トタル・ファンデーション、GDFスエズ、ガスプロムが協賛している。
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- イランについて語るスレ Part9
573 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/03(水) 23:29:18 ID:cgGZr/Ce - ロシアもIAEA支持へ:米独仏と同一歩調 2010年02月21日付 Mardomsalari紙
http://www.mardomsalari.com/Template1/News.aspx?NID=71686 イラン・イスラーム共和国の平和的核開発に対する国際原子力機関(IAEA)の 敵対的報告書に、米仏独が支持を表明したのと時を同じくして、ロシアも西寄りの 立場を選択した。これにより、同国はまたしても、敏感な状況下においてはイラン から距離をとる姿勢を示した形だ。このことに関し、セルゲイ・ラヴロフ氏はイランが IAEAに協力姿勢をとっていないとされる問題に対して、懸念を示した。 AP通信の報道としてISNAが伝えたところによると、ロシア外相は「イランが自らの 核計画が平和目的であることを証明する努力を怠った」とされる問題について、 大きな懸念を抱いていると述べた。一方でその少し後、ロシア外務次官は、ロシア としてはイランに対して厳しい制裁を発動することには反対であると発表した。 ラヴロフ外相は、ラジオ放送「エコー・モスクワ」に対して、「我々は非常に懸念 している。イランが(IAEAとの)協力に反抗的立場を示していることを受け入れる わけにはいかない」と述べた。さらにラヴロフ氏は、イランが自らの核計画を 秘密裏に行わなければならない必然性はないはずだとも述べた。 他方、ロシア外相の発言としてノーヴォスチ通信が伝えたところによると、 同外相はイランとの関係において、ロシアとアメリカは同じ立場を共有している わけではないとの姿勢を示した。 この報道によると、ロシア外相は金曜日にラジオ放送「エコー・モスクワ」との インタビューにおいて、「我々同様、アメリカも核不拡散体制が侵される事態を 容赦するつもりはない。これは我々共通の立場であるが、しかしその達成方法 という観点からは、我々が完全に一致しているわけではない」と述べた。 さらに「アメリカとは異なり、我々にとってイランは近隣国なのだ」と付け加えた。
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- イランについて語るスレ Part9
574 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/03(水) 23:30:41 ID:cgGZr/Ce - 金曜日、ロシア外務省のアンドレ・ネステレンコ報道官は、国連安保理は今の
ところイランへの制裁決議を準備しているわけではないと述べた。同氏は、 「現在ニューヨークでは、対イラン国連安保理制裁決議の準備は行われていない。 しかし、このような作業が開始される可能性がないとは言い切れない」と続けた。 一方でフランスは、イランの核開発に対して「確固たる意思」をもって対処するよう、 世界各国に向けて呼びかけた。AFP通信の報道によると、フランス外務省のベル ナール・ヴァレロ報道官は金曜日、報道陣を前にイラン核計画に関するIAEAの 報告書について言及し、「この報告書は国連安保理がイランの核計画について 抱いている深刻な懸念を支持するものだ」と主張した。 仏外務省報道官は、我が国の平和的な核計画に対して敵対的プロパガンダを 続ける中で、さらに「ここ数ヶ月間、イランは話し合いの提案や協力要請をことごとく 拒んできた。この報告書の内容に鑑みるならば、今や我々は各国と協力して、ここ 数週間のうちに新たな措置を国連安保理で採択する以外にないだろう」と述べた。 ドイツのウルリッヒ・ヴィルヘルム政府報道官も、IAEAの報告書はイランの核計画 についてドイツが抱いている「深い懸念」を支持するものだと主張した。独政府報道官 はベルリンで報道陣を前に、「イランの危険な核政策によって、国際社会はより包括的 な制裁を追求せざるを得なくなった。ドイツはこの動きを全面的に支持する」と述べた。 同氏はさらに発言の別の箇所で、「イランの核計画は軍事目的」との西側の 非難を繰り返した上で、イランはIAEAとの完全なる協力を拒み、「自らの核計画の 軍事的側面についての喫緊の疑問に回答せずにいる」と述べた。 アメリカ当局もイランについてのIAEAの報告書に懸念を表明し、イラン政府に 対して自らの核計画についての疑問に回答するよう求めた。ホワイトハウスの ロバート・ギブズ報道官は木曜日、IAEAの最新の報告書は「イランが自らの 国際的義務を履行していないことを示すものだ」と述べた。
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- イランについて語るスレ Part9
575 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/03/03(水) 23:31:34 ID:cgGZr/Ce - ギブズ報道官は、報道陣に対して「米国大統領は、何度も国際社会との協調と
国際的義務履行がもたらす利益について発言してきた。イランがこの国際的義務に 従わないのであれば、悪しき結果に直面することになると常々忠告してきた」と語った。 フィリップ・クローリー米国務省報道官もまた報道陣を前に、IAEAの最新の報告書 ではイランの核開発について懸念が指摘されており、自らの核計画に関する疑問に 回答するよう、イランに要請がなされていると述べた。 〈中略〉 米国務省報道官は続けて、「イランが現在の路線をとり続けるのであれば、イラン と国際社会の間の建設的な関係はあり得ない。アメリカや国際社会が抱いていている 疑問に答えなければ、更なる制裁の圧力に直面することになる」と述べた。 クローリー報道官は発言の別の箇所で、IAEAの報告書は「協力の提案を続ける だけでなく、追加の圧力を加えていくべき時期がすでに来ていることを示している」 と述べた。同報道官はまた、IAEAの報告書は「ゴムにある彼らの秘密施設は、 非軍事目的の計画としては、いかなる合理性もないことを示している」と述べた。 IAEAは12月に新事務局長として天野之弥氏が就任して以降はじめとなる最新の 報告書の中で、イラン核計画をめぐり、同国には軍事目的を有した未申告の核開発 活動が存在する可能性があることについて、懸念を抱いているとする指摘を行った。 しかしこのような報告書の一方で、濃縮度20%のウラン濃縮作業は〔革命記念日 前夜祭にあたる〕「ファジル10日間」に合わせてIAEAの監視の下で始まったもの であり、これまでのところイランの核開発について何ら不審な点はない。 木曜日、IAEAの報告書が非公式に同理事国に配布された。この報告書は天野 之弥氏を事務局長に迎えて、エスファンド月10日(西暦3月1日)に開催される 年明け初めての理事会で議題にのぼる予定だ。 〈後略〉
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