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レブリガーテロッセ ◆wGBUioIHjU
ユダヤの最上層部は宇宙生命体かその憑依【4】

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ユダヤの最上層部は宇宙生命体かその憑依【4】
651 :レブリガーテロッセ ◆wGBUioIHjU [sage]:2010/03/01(月) 11:50:38 ID:0Hcwy4VU
>>650
世界中に通用している本物の思想って、世界はマキャベリズムが支配していると言う当たり前の事実のことだろ。
しかし、それは戦後の日本では禁句である、と。確かに禁句なんだよ。だって、それを口にすれば、反発してくる
椰子ばかりだからね。

なぜなんだろうね。暗黒面を暗黒面と指摘されると反発する連中。不思議だよね。暗黒面を日本のナショナリズムと
結びつける言動には積極的に参加するくせにね。陰謀論でも日本のナショナリズムを叩くのに大童(おおわらわ)
じゃないか。とにかく、ナショナリズムが憎くて仕方ないんだな。

でもね、ソエジーなんか引用するとこの板では袋叩きされちゃうよ。おれはチェキストの国粋主義だから糞総評の
元締めであるニューディーラーを叩いてくれるなら大歓迎だけどね。総評って話にならんわ。今は「連合」か。
おれは代々木と和解することはあっても総評とだけはないだろう。でも、どうしてソエジーなの?長谷川なんたらつー
爺さんの方がいいだろうに。日下公人とか。長谷川の爺さんは若いときマルキストだったんそうだよ。まあ、最近は
的外れなことしか言ってないかけどね。西部先生はいいよね。

ただね、グローバリスト=新自由主義と規定すると、>>650のソエジーはおかいいよね。だって、ニューディーラーは、
社会主義だろ。経済政策は、おれのような考えに近いんだよ。ただ、国家理念に関してが、水と油なんだ。グローバリスト、
新古典資本主義者ってのはマネタリストで、政府の介入を極度に忌避するよね。FDRの公共投資はおれは尊敬してるんだよ。
ただ、拠って立つ基盤のリベラリズムの腐臭が我慢ならないだけ。
ユダヤの最上層部は宇宙生命体かその憑依【4】
652 :レブリガーテロッセ ◆wGBUioIHjU [sage]:2010/03/01(月) 11:59:24 ID:0Hcwy4VU
聖書アラビア起源説について その1

カマール・サリービーの「聖書アラビア起源説」と言う本がある。出版されて、かれこれ20年になるだろうか。
出版はバブルの最盛期のころかな。これによると、今のシリア方面、ローマ人がパレスチナと名づけた土地は、
旧約聖書の本当の舞台ではなかった、と言うのだ。本当の「イスラエル」のあった場所は、アラビア半島の南部、
今日のサウジアラビアのアシール地方であると言う。

この本で、サリービー教授は、同じセム族のフェニキア人に関するヘロドトスの「歴史」(ヒストリア)を引用し、
フェニキア人は昔、紅海沿岸に住んでいた、と言う傍証を挙げている。確かにフェニキアもイスラエルも同じ民族と
言っても過言でないかも知れない。おれは、高校生のころヘロドトスに嵌まっていたので、その「紅海」云々の箇所には、
はっとさせられたよ。ただし、ヘロドトスの頭の中では「紅海」とは「ペルシャ湾」。サリービー教授はそれに敢えて
触れていないようだ。それについては後述する。

ソロモン王のタルシシ船がインドや東南アジアと交易していたとされるなら、その母港はどこだったのか。当時は
スエズ運河は存在しなかったのだ。アフリカの喜望峰を回るのはあまりにも迂遠ではないか。ペルシャ湾沿岸は
宿敵バビロニア勢の海であり、ソロモン王が母港にできる訳がない。紅海しかないのである。(ヘロドトスの言う「紅海」
ではなく、本当の今日の「紅海」ね)そうして、サリービー教授の言う、アシール地方は、まさに紅海沿岸に存在する。

こうして考えれば、聖書アラビア起源説は看過しがたい仮説であると言わざるを得ないのだ。これに関し、おれなりの
考察を以下に述べてみる。はじめに立場を表明しておくと、おれはこれに批判的な立場で議論を進めたい。かつては
肯定的に考えていたのだが、聖書を読んでいてやはり、このサリービーの「アラビア起源説」は無理があると思ったのだ。

ユダヤの最上層部は宇宙生命体かその憑依【4】
653 :レブリガーテロッセ ◆wGBUioIHjU [sage]:2010/03/01(月) 12:01:26 ID:0Hcwy4VU
聖書アラビア起源説について その2

おれなりにまず、思うのは、「パレスチナ」の語源だ。これはローマ帝国が、反抗的な属州ユダヤを忌み嫌い、厭味を
込めて「ぺリシテ人のと土地」と言う意味のラテン語風固有名詞を創造したのであった。時代は、AD2世紀のころである。
実際のぺリシテ人はイスラエルとの闘争に完全に敗れて、ローマ帝国とユダヤが関係するBC1世紀には「パレスチナ」
すなわち、ユダヤの土地から消えており、ただ数百年前の歴史のかなたの知識、伝承の民族としての存在だったはずだ。

それなのに、どうしてローマ人たちは、ユダヤ人とぺリシテ人との歴史的角逐を踏まえた命名をすることが出来たのか。
もし、今日の「パレスチナ」の土地がサウル朝による「イスラエル」建国よりも時代的に後に築かれた、イスラエルの”植民地”
であるならぺリシテ人との係争の舞台は、ユダヤ人の本国、アラビア半島の南部であるはずであるから、シリアの地を
訪れたばかりのローマ人がそういった遠い土地での、他民族の遠い過去の歴史を踏まえた地名変更をするのは不自然であろう。

だから、聖書のカナンの地はやはり、アラビアのアシールではなく、シリアであったのだろう。それともヘレニズムの時代に既に
コイネーギリシャ語で書かれた旧約聖書が存在していた、とされるから、ローマ人たちもコイネーギリシャ語で聖書を読んでいた、
と言うのだろうか。ローマ人に聖書の教養があった?ハドリアヌス帝(AD1世紀)の時代に?それは可能であるが、蓋然性として
低すぎるように思われる。要するにユダヤ音痴であるローマ人でさえ、ぺリシテ人の存在を知っていたのだからそれは、ローマ人
が接触しているシリアでの出来事でなければならない。アラビア半島の南西部、イエメン方面の言い伝えならローマ人には
あまりにも遠い世界の出来事であり、知識として把握する可能性が低すぎるのだ。ローマ人はユダヤ・ヲタクではない。

ユダヤの最上層部は宇宙生命体かその憑依【4】
654 :レブリガーテロッセ ◆wGBUioIHjU [sage]:2010/03/01(月) 12:02:48 ID:0Hcwy4VU
聖書アラビア起源説について その3

サリービー教授によれば、アラビア半島の「ユダヤ王国」からバビロンに捕囚されたユダヤ人たちが、BC6世紀にアラビアに
帰還してみると、そこは完璧に破壊されていたので彼らは仕方なく、シリアにあった彼らの植民地、新しいシリアのエルサレムを
第二の故郷として”帰還した”との主張だ。しかし、新約の時代、サマリア人が登場するが、アラビアにあるはずのサマリアが
どうしてシリアに存在できたのであろう。

ソロモン王のタルシシ船は紅海が母港ではあることは確実だが、それはアラビア半島の南西部ではなく、ヨルダン領アカバであると
考える方が自然だ。聖書の列王記の第19章の終わりの方にある、「ソロモン王エドムの地紅海の濱(はま)に於てエラテの辺なる
エジオンゲベルにて船数隻を造れり」と記されてある。エジオンゲベルとは、今日のサウジアラビアのアシール地方ではなく、ヨルダンの
アカバのことであろう。アカバはアシールやイエメンから遠く離れており、シリア、カナン方面の海運活動にこそ近侍する港だ。

さらに言えば、エゼキエル書第48章で預言として将来のイスラエルの領域が記されてある。そこに東の海と言う記述がある。境界線の
西は大海(おおうみ)とも記されてあり、この「東の海」は大海とは記されていない。単に「東の海」だ。これは「死海」以外に考えられない。
アシール地方では東に向かって海に出会うにはペルシャ湾まで歩かなくてはならないが、それはイスラエルの領域として巨大すぎるし、
文脈上、そう解釈するのは不可能である。まあ、サリービー教授は聖書は子音表記であり、「海」との現行の解釈は誤りであり、正しくは
「山」、もしくは「谷」や「川」と解釈できる、と主張するのだろうが。

また、サリービーの言うヘロドトスの「紅海」は、思い違いもはなはだしく、ヘロドトスの解釈する「紅海」とは、今日のペルシャ湾の事だ。
ヘロドトスの言うする「アラビア海」が今日、我々の言う「紅海」だ、と言うのがアカデミズムの通説だ。以上のような理由からおれは、
カマール サリービー教授のアラビア起源説は相当苦しい説だと考えるのだ。



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