- 【バース党】シリア総合スレッド【世俗主義】
153 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/02/21(日) 17:37:49 ID:VvJdUTH7 - シリアは多くの観光資源を持ちながら、長い間、観光客が極めて少なかった。
それはいうまでもなく、対欧米関係が悪化していたからだ。シリアはテロ支援国家の ひとつとして、イランや北朝鮮同様に、西側諸国から敵視され続けてきていた。 最近になって、アメリカはシリアに大使を派遣することを決め、関係改善が期待 されるようになってきている。このことは、シリアへの欧米からの観光客の訪問が 期待できるということだ。 シリアは東地中海沿岸の国であり、ギリシャ、ローマ、イスラムの各時代の遺跡が 国内各地にあり、それ以前の遺跡も数多い。それだけに観光資源は多く、ツアーが 組まれ、ある程度の観光地の整備がなされれば、観光は一大資源となりうる。 しかも、シリアは料理がうまい。シリア人独特のソフトな語り口と、うまい料理、 素晴らしい遺跡が世界に知られれば、この国は石油無しにも、十分やっていける のではないか。シリア人は商売上手で知られた民族でもあるのだから。 民族主義の旗頭、アラブ革命のリーダー国と、あまりご利益のないタイトルで 自国を追い詰めることはないだろう、と思えるのだが。最近では、トルコもエジプトも、 地中海沿岸の国は皆、その海岸線が黄金の砂漠に変わっている。平和が金を生む ということを、シリアはもう一度真剣に考えてみるべきではないのかと思えてならない。 アメリカのシリアとの外交正常化は、そのきっかけになるかもしれない。
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