- 捕鯨問題議論スレッド 8頭目
415 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2010/01/13(水) 19:53:36 ID:aTXWO4JD -
■調査捕鯨妨害 「抗議」を逸脱した無謀な行動■ (1月13日付・読売新聞社説) もはや、抗議活動とは呼べない。関係各国が連携し、これ以上、調査捕鯨への妨害を許してはならない。 南極海で調査捕鯨にあたっている日本の捕鯨船団が、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」の激しい妨害を受けている。6日には、この団体の小型高速船と捕鯨船団の監視船が衝突し、高速船が大破する事故も起きた。 衝突の原因については、相手に非があると双方が主張している。妨害船の寄港地の豪州と、船籍が置かれているニュージーランド両政府は、原因調査に乗り出す意向を示している。 だが、その原因にかかわらず、まず非難されるべきは、シー・シェパードが繰り返している海賊まがいの悪質な行為である。 捕鯨船団に接近し、海にロープを投げ入れてスクリューを壊そうとしたり、船に有害薬品を撃ち込んだりしている。“新兵器”としてレーザー光線も使い始めた。 事故を起こした高速船も、捕鯨船に逃げられないよう投入された。彼らの狙いが捕鯨船や乗組員への攻撃にあることは明白だ。 日本の調査捕鯨は、国際法規に則(のっと)って行われている。国際捕鯨委員会(IWC)も調査捕鯨への妨害を強く非難する決議を、全会一致で採択している。 日本政府が、豪政府などに厳重な取り締まりを求めたのは当然だ。関係国は、妨害船の船籍の剥奪(はくだつ)や団体幹部の刑事訴追など、厳正に対処してもらいたい。 海賊対処法の適用や海上保安庁による護衛を求める声もある。さらに妨害行為がエスカレートし、乗組員の生命や安全航行が脅かされる状況になれば、こうした措置も選択肢となろう。 だが、取り締まりや自衛策の強化だけでは、問題の根本的な解決にはならない。大切なのは捕鯨国と反捕鯨国が、捕鯨の今後について冷静に話し合うことだ。 全文参照(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100112-OYT1T01719.htm
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