- ◆ベンジャミン・フルフォード◆17◆
803 :kkkk[]:2010/01/13(水) 16:36:42 ID:GTbRxHLd -
この本は、今の時代には珍しく極端に政治的な本である。 『地獄の黙示録』や『ゴットファーザー』、あるいはクリント・イーストウッド、オリバー・ストーン、 スパイク・リーなどの監督作品は、ハリウッドで制作された商業映画でありながら、アメリカ知識人の 文脈では「政治映画」というジャンルに分類される。 本書はこれらの優れた政治映画映画を導きの糸として、そこから、欧米の白人社会内を分断する カトリック対プロテスタントの激しい対立や、リベラル対保守という政治的対立のほんとうの意味を、 明らかにしていく。なぜなら、そこにアメリカ社会を理解するための確信があるからだ。 同時に、欧米の白人社会の間にプロテスタントとカトリックという深い対立と差別の構造があることが 本書によってはじめて明らかにされる。 こんなことは欧米の知識人の間では常識なのだが、彼らは絶対にそのことを口にしないから、 日本人はこれまで誰もはっきりと理解できなかったのだ。 副島隆彦「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ」より抜粋
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