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名無しさん@お腹いっぱい。
【英国】 イギリス総合スレ 4 【UK】
アメリカ合衆国オバマ大統領 part 55
カダフィって大佐のくせに何であんなに偉そうなの?
アメリカ共和党こそ日本の友である【20】
トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
イスラエル情勢総合スレ Part3

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【英国】 イギリス総合スレ 4 【UK】
691 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 18:06:09 ID:SpXB9SWk
EUクラブに未来は有るのか?
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/6189918/Ambrose-Evans-Pritchard-does-the-EU-club-have-a-future.html

大欧州はひたすら堕ちてきた。 西欧はまだ金持ちだが、高齢化の影響が
強まるにつれ、国際舞台での存在感は弱まる一方だ。 国連は米国の人口が
2050年までに1億人増え、ドイツは8,200万人から7,000万人に減り、イタリアも
減り、東欧は内部から破綻するだろうと予想している。

「中長期的に危機にさらされているのは、他でもなく、ヨーロッパが築き上げた
社会の持続可能性と文明の生存能力だ」 2004年、ウィム・コック元オランダ
首相はそうEU内部レポートで告白した。 それ以来何も変わっていない。

2008−2009年の大不況は、アングロ・サクソン式資本主義に赤っ恥をかか
せたかもしれないが、ドイツとイタリアの経済は米国の2倍も縮んだのだ。
今後明らかになるだろうが、両国にはスピード回復用の労働市場は無い。
ブンデスバンクは、ドイツが生産を復活させるには、2013年前かかるんじゃ
ないかと懸念している。 イタリアに…その時は訪れるのだろうか?

一年前のヨーロッパの驕りは、とんでもない勘違いだった。 ブリュッセルの
シンクタンク、ブリューゲルがまとめた新レポートによれば、EUそのものが
最も重傷を負ったグループの一員かも、とのこと。 というのも、件のトラウマ
的事件のせいで、独立した国民国家が復活し、各国が各国の産業を「自力で
防衛」し、各国が各国の銀行に帰国せよと圧力をかけることになってしまった
からである。 ドイツ政府など総額1,150億ユーロもの「ジャーマン・ファンド」
まで作り出してしまったし、EUの競争規則なんぞ糞食らえ状態だ。

G20は意義ある会議として登場した。EUの主要国はこの舞台で踊りたがった。
ブリュッセルで開かれるEUサミットなど、場末のなんとか小屋に成り下がった。
「今回の危機は、欧州連合の正当性そのものを疑問視させる危険をはらんでいる。
EU経済政策システムの有効性に対する信頼性は、この危機によって酷く傷つけ
られた」とレポートは記された。
【英国】 イギリス総合スレ 4 【UK】
692 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 18:07:53 ID:SpXB9SWk
ブリューゲルは、「大量失業の復活」、東欧各地における「不況危機」、そして
浪費が染み付いた国々が公的債務をロールオーバーするのに四苦八苦する
ことによって、債券危機が発生するのではないかと懸念している。 イタリアと
ギリシャを名指しするほどブリューゲルは礼儀知らずではないが、両国とも
借金火達磨トラップに既にかかっている、または、これからかかるだろう。

輝かしい夢が溢れていた十年前が、遠い昔のように思える。 そう、EU首脳陣が
ヨーロッパが2010年までに経済覇権を握るのだ、などと言っていたあの頃だ。

その頃までに、彼等はEUをいっちょ前の国家にする装備を与えていた。
独自のインテリジェンス・セルと将軍9人と大佐57人から成る軍事スタッフを持つ
『外務省』、世界中で力を見せ付けるための兵士10万人、航空機400機、艦船
100隻を備えたユーロ軍(緊急展開軍)、プロトFBI(欧州警察組織)、衛星シス
テム(ガリレオ)、そしてなんと司法内務省まで創設した…って、内務ですか?

彼等は欧州憲章(『全条約を終了させるための条約』)の草案作成のため、
フィラデルフィア『コンベンション(制憲協議会)』を開始した。 ラーケンで幕が
切って落とされ、相次ぐアンチEU暴動と「NO」投票の後、ヨーロッパを市民に
より近付けるなどと謳った協議会は、永久に、スーパー共同体結成狂信者の
インサイダーに乗っ取られた。

当時、インドやベトナムは言うまでもなく、中国について真剣に考えていた者は、
ヨーロッパの井戸端会議では殆ど皆無だった 世界は二極化する、殆どマニ教
的に、ヨーロッパvs米国、という「フレンドリー」なライバル関係になる、と思われ
ていた。 ケルトvsレンジャースとか、バルセロナvsマドリッドの悪意のこもった
サッカーの試合みたいなものになるだろう、と。

ヨーロッパが博物館の展示物という新たな役割に落ち着く中、本能的にEUに
疑いの目を向けている、または、単に英語を話す国々とより自然に親しみを
感じている(もしくは、僕の19歳の息子のように中国に親しみを感じている)
英国人は、この国がどこまで己を曲げてEUプロジェクトに参加すべきか、
当然問いかけられるだろう。
【英国】 イギリス総合スレ 4 【UK】
693 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 18:11:03 ID:SpXB9SWk
何年もの間、僕等はこう考えてきた(さもなければ、思うよう脅されてきた)。
統一へのベルトコンベアから飛び降りる、戦略的代償と経済的代償は余りにも
高いぞ、と。 そろそろこんな理屈は考え直すべきじゃないだろうか。クリエイ
ティブ・ダイナミズムの中核が別の場所にある時に、引きこもりクラブのメンバー
で居続けることが、何程のものだろう?

欧州委員会が銀行危機を口実に、シティと英国の金融産業に、つまりGDPの
8%を占め年間500億ポンドもの黒字を経常収支にもたらす、これらに支配の
手を伸ばそうとしている今、「何程のものか?」は面白い問いかけとなった。

欧州改革センター(CER)のサイモン・ティルフォードは、イギリスの欧州統合
懐疑派は一挙両得したいんだ、と言う。 「ユーロスケプティックは、EU圏外に
ある英国は、単一市場の一部であり続けながら、EU規制を守らなくても良い、
と考えているようだ。要するに、英国は単一市場の恩恵は全て頂くが、代償は
一切払わないよ、ってことだ。これは支離滅裂だ。脱退したって何も出来なく
なるだけで、得るものなんかないね」

ティルフォード氏の言う通りだ。 厳しさに欠けている上に、英国はヨーロッパ
じゃ何も思い通りにならないだの、友達もいないし、永遠に極悪非道の仏独
連合の好き勝手にされるだの、負け犬根性の敗北主義クサイ思い込みもある。
しかし、ブリュッセルにいる仏独ジャーナリスト勢には逆に見えているのである。
欧州部族はどこも「ハンドル握ってるの俺じゃないし」と思っているようだ。
これがEUプロジェクトの根本的欠陥である。

フランス政府は愚痴って当たり前だ。英語のせいでフランス語は共通語から
放り出されたんだから。 おかげで、共通語であることによる微妙なアドバン
テージが全部お釈迦だ。競争政策に単一市場と、一番重要な総局の上層部は、
英国人とアイルランド人だらけ。欧州委員会の過去2人の委員長はアイルランド人
だったし。フランスの公務員のレプリカとして、これを30年間まわしていたエミール
・ノエルとは大違いだ。 だからだよ、しばらくの間でも、欧州委員会が自由市場
改革のエンジンになったのは。
【英国】 イギリス総合スレ 4 【UK】
694 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 18:14:54 ID:SpXB9SWk
英国の脱退はトラウマ的事件になって、予想も出来ない形でヨーロッパの政治的
形勢を変えてしまうだろう。 同じような考えを持つ国々が、英国と一緒に自由貿易圏
へと逃げ込む可能性はあるよ。 でも、それに賭けるのは焦り過ぎと言うものだろう。

EUの中で、ラインラント勢力への対抗勢力として、北欧勢、オランダ、バルト諸国、
スラヴ勢、そして出たり入ったりのスペイン。英国と手を握りそうな国は当たり
障りなく、仏独コンビの後ろに従順に引っ込まなければならないだろう。 英国は、
僕等が避けたいと願う、ある種の石頭ハプスブルク・ヨーロッパを生み出し、エリ
ザベス1世以来の欧州における我が国の外交原則、平衡原則を犯す危険がある。
かの鋭敏で名言を避け、冷徹な女王ならどうしただろう、と思わずにはいられない。

しかし、脱退はリスクの大きいギャンブルだと認めたところで、この議論にケリは
つかない。超連邦主義者は金切り声を上げて罵りまくり、EU市場から「不実な英国」
を締め出そうとするかもしれない。だが、オランダ、デンマーク、スウェーデンなどが、
仲直りしたがるだろう。欧州委員会がカルタゴ的条件をゴリ押しすれば、残りのEUに
不安定な動揺を引き起こしかねない。 ブリューゲルが言う通り、EUの正当性は
既にズタボロなのだ。

2005年に仏蘭の有権者に拒絶された後、EUが(リスボン条約と改称された)欧州
憲章を力ずくで押し通して危険な独裁主義路線を突っ走っていなければ、この
大問題は英国の現実主義に巧みに操られ、宙ぶらりんになっていたかもしれない。
また、あの騒動が続いていれば、欧州の半分に憲章は拒絶されただろう。
この動きは、民主主義的な傷つき易さを大変慎重に扱った、EUの父ジャン・モネの
ユーロじわじわ浸透戦術とは全く別物だ。

明らかに、この強攻策の背後にいる連中(メルケルとサルコジ)は、アイルランドの
有権者がどこかの国がOKした文書を蹴っ飛ばすなどと、思いもよらなかったのだろう。
そのアイルランド人も、来月にはボロボロに疲弊した国に丸め込まれ、「YES」に
投票させられるかもしれない。 だが、デリケートなラインは越えられた。議会による
批准プロセスが維持されているにせよ、EUは権威を侵害しているのだ。
【英国】 イギリス総合スレ 4 【UK】
695 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 18:18:28 ID:SpXB9SWk
批判者はリスボン条約を「連邦主義者の青写真」と呼ぶ。 が、それでは問題が
ごちゃごちゃになる。 これは、実は、単一国家に権力を集中させ、欧州裁判所に
初めて、EU問題のありとあらゆることに対する管轄権を与えているのだ。

ありとあらゆる事、とはEU業界語で言うところの三本柱全部、つまり超国家的
共同体、共通外交・安全保障政策、そして司法内政分野における政府間協力の
全部、ということである。 これは欧州基本憲章を超越して裁くものだ。 ユーロ
裁判官は、ウォレン・コートが米国を作り変えたように、そう望めば、英国社会を
判決で作り変える力を握るのだ。

常任のEU大統領を創設し、欧州議会議員に財布の紐を握らせることで、EUは
独立国家のフリをする。しかし、ヨーロッパがこのような方法で、歴史ある独立国家
の制度を猿真似することなど、不可能なのは明白だ。 ロンドン、マドリッド、または
コペンハーゲンからEU中枢へ権力を移動させたところで、民主主義的説明責任は
移転されない。 責任系統を断絶させるだけだ。 ストラスブールのバベルの塔では、
言語もバラバラなら、政治文化もバラバラだ。

一致団結したデモには対応することはなく、ヨーロッパ・レベル団結したデモなど
存在しないのだから、そもそも対応しようがない。 イタリア人はイタリアの政治に
ついてイタリアの新聞を読む。 そう、僕等が英国の政治について英国の新聞を読む
のと同じだ。 EUが危機にある時に、こんなことが起こっているなんて非現実的だ。

僕等は、この島々に住む人間にとってなんの利益にもならない、反民主主義的
権力構造を確立するために、反民主主義的手口を利用する連中と対峙している。
デイリー・テレグラフ紙の読者にとって大切な、バーク主義的「定着した慣行」原則
を破るものだ、と言って良いだろう。 招かれざる革命が僕等に強いられている以上、
長きタブーを破り、僕等はどうしてもこれに付き合わねばならないのか、と問い質す
時なのかもしれない。
アメリカ合衆国オバマ大統領 part 55
381 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/09/18(金) 21:51:20 ID:SpXB9SWk
米大統領、東欧でのMD配備計画中止を表明 2009年9月18日 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0917/TKY200909170447.html

永らく米露両国の間の対立の焦点であった東欧・ポーランドとチェコへの
ミサイル防衛(MD)網関連施設配備計画が中止となった。この背景には、
米国が弱体化して、もはやロシアを敵に回す余裕が無くなったことが挙げ
られる。また、米国が苦労しているアフガン占領問題で、ロシア・中央アジア
上空経由の輸送を確保したいという狙いもあるだろう。

この事件は、世界が米国一極体制から多極体制へと転換する、大きな
転換点の一つになると思われる。

東欧のポーランド・チェコは国民感情の面で共に反ドイツ・反ロシアの傾向
が強い。両国は米国との同盟関係を支えにしてきたが、それが弱体化する
ことで外交的に大きな打撃を受けるだろう。しかし、独仏連合とロシアの関係
が良好である以上、東欧諸国もその輪に加わる以外に選択枝はないだろう。

また、米露関係の改善は、日露関係の改善に繋がる可能性がある。
北方領土問題が解決される可能性が高くなってきた様に思われる。
カダフィって大佐のくせに何であんなに偉そうなの?
322 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 23:25:02 ID:SpXB9SWk
 最近、カダフィ大佐の次男坊が本を出版したようだ。もっと正確に表現すれば、
ロンドン大学の博士論文ということだが、やがて本として出版されよう。博士論文の
テーマは「国際管理における民主主義」、ということのようだ。

 リビアではここ数年、誰がカダフフィ大佐の後継者になるのかということが、注目
を集めてきている。今年69歳になるカダフィ大佐も、だんだん「暴れん坊カダフィ」
の年齢ではなくなってきたということであろうか。そこで持ち上がってきているのは、
彼の二男サイフ・ル・イスラーム氏の名前だ。彼はオーストリアに長期滞在していた
ことや、欧州で学んだことなどから、開明派と目されている。2メートルもあろうかと
思われる坊主頭の大男だが、物腰はいたって柔らかい。

 サイフ・ル・イスラーム氏はリビアのイメージを良くしようとこれまで、いろいろな
イベントを世界中で開催してきている。日本でも彼の絵画展が開かれたことがある。
もう一人は、ハンサム・ボーイのムウタシム氏だ。しかし彼については、特に褒めた
噂は聞かない。ところが、カダフィ大佐にムウタシム氏の方が顔かたちが似ている
ということであろうか。最近、ムウタシム氏の方が本命だと主張するリビア通が
増えてきているようだ。

 サイフ・ル・イスラーム氏は、もともと後継者になることを望んでいない、と言われ
てきていた。しかし、彼はリビアの国内社会・政治と、国際的イメージを改善すべく、
これまで努力をしてきていた。一度は父親カダフィ大佐と意見が対立し、「それなら
すべての活動をやめる」と開き直り、カダフィ大佐がサイフ氏の意見に折れたという
話もある。サイフ氏はいまも後継者になるということを否定しているが、彼が後継者
になる可能性が、いまでもダントツなのではないかと思われる。

 サイフ氏は以前にも本を書いているが、今回の民主化に関する本は彼が後継者
になって行く明確なステップなのではないか。つまり、サイフ氏の統治の時代の、
予告本ではないのかということだ。 
アメリカ共和党こそ日本の友である【20】
693 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 23:29:49 ID:SpXB9SWk
 ブッシュ大統領がイラクのバグダッドを訪問し、現地で記者会見をしていた折に、
ブシュ大統領に向かって靴を投げたイラク人ジャーナリストがいた。もちろん彼は
その場で逮捕され、裁判の結果投獄が決まった。その後、彼の刑務所内での態度
が良いとして、つい最近早期の出獄が可能となった。彼が投獄されたことに怒りを
感じるイラク人が多かった事と、アラブ人全体が彼を称賛した結果であろう。

 この靴投げ男ことムンタズル・アルザイデイ氏が刑務所から出る日が近づくと、
イラク国内外の彼を慕う人たちが高価なプレゼントを申し出始めた。実際、彼には
多くの賞賛と好意が寄せられたのであろう。

 このことを見てか、あるいはあくまでも単純な怒りからか、イラクの首都バグダッド
の一角にあるファッルージャに住むアハマド・ラテイーフ氏(32歳)が、アメリカ軍の
コンボイに向かって靴を投げた。彼がアルザイデイ氏のように、何か気の利いた
セリフを口にしてから自分の靴を投げたのかどうかについては知らない。いずれに
せよ、アメリカ兵が飛んでくる彼の靴を、手りゅう弾か小型の爆弾と勘違いし、彼は
銃で撃たれ重傷を負って病院に担ぎ込まれた。もちろんといっては気の毒だが、
このアハマド・ラテイーフ氏はその後、病院で死亡した。

 彼がアメリカ軍に向かって靴を投げた動機は、アルザイデイ氏の釈放に刺激を
受けた単なる座興のつもりだったのか、あるいは心の底からアメリカ軍に怒りを
感じてのものだったのか。もしかして、アメリカ軍に靴を投げ逮捕されて投獄され、
釈放される時には沢山のプレゼントをもらえる、と期待してのものであったとすれば、
実に気の毒で、かつ愚かな出来事だというとになろう。他人の真似をするカラスか、
はたまた二匹目のドジョウか、案外よくある話なのかもしれないが。
トルコとトルクメニスタンに交遊関係を築こう
57 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 23:34:42 ID:SpXB9SWk
 最近のトルコの外交は、中東地域と、中央アジア地域、西アジア地域と、
広い範囲にまたがって注目の的になっているようだ。

 たとえば、9月16日のネットで紹介されているトルコの外交活動は、
イスタンブールでシリアのムアッレム外相と、イラクのズイバリ外相が会議を
するというニュースだ。もちろん、トルコが両国を仲介して成り立つものだ。
シリア・イラクは、シリアからのテロリストのイラクへの侵入をめぐり、
今緊張状態にある。しかし、イラクもシリアも軍事衝突に至るような状況は
避けたいだろう。そこで、トルコの外交力に、期待が寄せられているのだ。

 加えて、EUがイランとヨーロッパ諸国との関係改善、核対話の実現に、
トルコの仲介を期待している。ソラナ代表がそのことを語り、イラン側も前向き
の動きをしておる。トルコの仲介によるEUとイランとの核をめぐる会議が、
近日中にイスタンブールで開催されることになっている。

 また、トルコは100年以上にわたって険悪な関係にあったアルメニアとも、
国境を開放する方向で交渉が進展している。この交渉をめぐり、アゼルバイ
ジャンは自国が埒外に置かれることを懸念していたが、トルコはアゼルバイ
ジャンを十分計算に入れてアルメニアとの交渉を進めていたために、どうやら
トルコ・アゼルバイジャン関係は良好な状態を維持していくようだ。

 これ以外にも、トルコとイランとの通商の拡大など、トルコが中心となって
動いている外交問題は、数え切れないほどある。まさに、旧オスマン帝国の
歴史的遺産を、フルに活用した外交といえるのではないか。

 その中心になっているのが、イスラム文化研究者でもある、大学元教授の
アハメト・ダブトール外相だ。彼のにこやかで柔らかい物腰は、誰をも魅了して
しまうのであろうか。外交は力によるもの、援助によるものなどがあるが、
同時に人の魅力もあろう。そのような魅力的な人材が日本にはいるのだろうか。
人を育てることは、外交を育てるということでもある、ということを忘れてはなるまい。
イスラエル情勢総合スレ Part3
296 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2009/09/18(金) 23:42:14 ID:SpXB9SWk
ブルジュ・ドバイ爆破計画をUAE当局が阻止したとイスラエル紙が報道、UAE側は否定
2009年09月16日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/pdf/pdfNews20090918_154456.pdf

 ドバイ政府筋は、アラブ首長国連邦(UAE)諜報機関によるブルジュ・ドバイ(ドバイタワー)
爆破テロ計画阻止に関するイスラエルの報道を否定した。

 UAE筋は、昨日のイスラエルのマアリブ紙による報道は偽の情報で、全く信頼性はなく、
UAE、とりわけドバイを動揺させることが目的であるとの見方を示した。ドバイ政府公式筋は、
「イスラエル紙の主張の目的は、動揺を引き起すことのみにある。イスラエル紙が報じた
情報は全て偽りであり、ドバイは治安と安全を享受している」と述べた。

 昨日火曜日発行のイスラエルのマアリブ紙は、ハイレベルのヨーロッパ筋の話として、
UAEの治安当局が「ブルジュ・ドバイ」爆破計画の阻止に成功したと報じた。ブルジュ・ドバイ
は世界一高い建築物で、その高さは818メートルにおよぶ。同紙によると、この計画は“アラブ
の9・11”となるべく、イランの首都テヘランで計画された。

 同紙で中東専門のアナリストを務めるジャッキー・ホーギー氏によると、現在までにアラブ
各国出身の容疑者8人が逮捕されているが、アブダビ政府は情報や捜査の流れなど、この
計画に関するあらゆる事について沈黙を続けている。

 また、ホーギー氏はヨーロッパ筋の話として、この「メガ級」の作戦はイラン革命防衛隊に
よって計画されたと述べ、UEAの地元治安当局が容疑者を逮捕した際、一緒に爆発物数トンや、
爆発物が装着されたベルト、大量の高性能自動小銃を押収したと指摘した。同筋によると、
これらの武器はイランの首都テヘランからUAEに輸送されてきたものだという。

 続けてマアリブ紙は、ヨーロッパ筋が入手している多くの情報から、このグループの
メンバーがUAEにある軍事基地への攻撃も計画していたことが明らかになったとも報じた。

(後略)


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