- 【FTA/EPA】世界の自由貿易協定について語ろう2
211 :1/2[sage]:2007/05/29(火) 01:16:58 ID:fOvDbpAY - 2001/05/10 神戸新聞
東京地検特捜部が九日、水産最大手マルハの本社を家宅捜索するとともに、 同社元水産第二部長ら社員三人を逮捕した。 特恵関税制度を悪用し、タコの原産地を偽って関税を免れていた疑いで、 その手口は原産地証明書を偽造するなど悪質だ。 強制捜査は東京税関の告発を受けて行われたものだが、 その背景には、タコの輸入をめぐって水産業界全般に構造的な違法輸入が存在しているとみられる。 一罰百戒の意味合いも込めて、特捜部の事件全容解明を期待したい。 世界一のタコ消費国である日本には、価格の安い輸入品が大量に入って来ており、 そのうち九割近くが世界有数の漁場があるアフリカ産だ。 特にアフリカ西岸沖でとれるマダコは国産ものに近い品質で、かつて日本の遠洋漁業によって開拓された漁場だ。 しかし、二百カイリの漁業水域が導入されて以降、遠洋漁業は衰退し、 日本の技術指導を受けて各国がとったタコを日本が輸入する形に変わってきている。
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212 :2/2[sage]:2007/05/29(火) 01:17:37 ID:fOvDbpAY - 東京税関などの調べによると、タコの輸入でも業界一位のマルハは、
本来の関税率が五%のセネガルやカナリア諸島産を、関税がゼロとなるガンビアやモーリタニア産と偽って輸入していた。 脱税額は三年余で約四億円になるという。 ガンビアなどはタコの水揚げが少ない国にもかかわらず、ここ数年、輸入量が目立って増えていた。 このため業界内でも「ガンビア産のタコの大半は関税法違反で輸入されたもの」といううわさが流れ、 東京税関は昨年秋から調査に入っていた。 同社が脱税を承知で違法輸入を繰り返していたのは、消費地日本の不況で世界的にタコの価格が低下、 利幅が少なくなっていたことが、理由に挙げられている。 逮捕された水産第二部長は長年、タコの輸入に携わってきたエキスパートで、 同部門の業績を上げるため、あえて違法行為に手を染めたものとみられる。 問題は、こうした行為が組織的に行われていたかどうかである。 同社は社内調査の結果を基に、会社ぐるみの犯行を否定している。 しかし、司直の手が入った以上、水産業界最大手の企業として、経営トップの社会的責任は免れまい。 特捜部の捜査は、原産地証明書の入手に介在したとみられる現地ブローカーの解明などが今後の焦点になるとみられるが、 同時に犯行に経営首脳がかかわっていたかどうかも明らかにすべきである。 http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/010510ja5550.html
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214 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/05/29(火) 20:25:30 ID:fOvDbpAY - >>213
それは松岡を過大評価しすぎのような希ガス。 つうか、自由化が進んだところで、地方が易々と野党に傾くとは考えられんけどねw
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