- 世界的システムの破裂【2】3月29日
613 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2007/04/29(日) 18:24:56 ID:Vz1Mifpf - >>612 ゴールデンウィークなので、翻訳しました。
アメリカ大恐慌の歴史 2つのトレンド(国際金融収支の歴史的逆転と米国社会の内部崩壊) 米国の構造的弱点は、国際的システム危機の原因でもあり結果でもある。国際的トレンドは、米国の国内情勢に直接的な影響を与える。最新のLEAP/E2020の調査では、大恐慌の2つの側面が確定し、統計面、経済面、金融面、戦略的混乱から明らかとなった。 サブプライムローンの危機が、その他の住宅金融および経済部門に爆発的に波及している。 スタグフレーションの再来。米国の成長率は、夏までに1%以下に下落。 2007年中旬までに、米国の財政赤字が急増 2007年5月に、地政学的な面からの石油危機が激化する。 イラン、ベネズエラが主要課題。 2007年夏までに、石油は100ドルに上昇し、ドルは1.50に下落
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- 世界的システムの破裂【2】3月29日
614 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/04/29(日) 18:27:40 ID:Vz1Mifpf - 2007年の、イラン・米国・イスラエル間の紛争。第二次世界大戦以来初の米国空母の撃沈
米国の威力の土台は、原子力兵器ではなくて、空母にある。空母があるからこと、世界中いたるところに配備が可能となり、全地点で常時威嚇が可能となっている。 進行するトレンドと、世界中の投資家および意思決定者が数十年前に見に付けた反射行動を勘案し、LEAP/E2020は一つのアドバイスにしぼることに決定した。 ドイツのメルケル首相が提唱する欧州憲法制定を2009年6月までに完了するという計画は、多くの支持を得ていない。調査の結果、65%が「信じない」とし、14%のみがメルケル首相の目標を支持するとした。
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- 世界的システムの破裂【2】3月29日
615 :3[sage]:2007/04/29(日) 18:29:41 ID:Vz1Mifpf - 2007年の米国大恐慌は、実際に始まった。
LEAP/E2020が2006年初めに予想した通り世界システム危機の中の米国版を現している。 第二次世界大戦後の世界秩序体制で、米国は中心的存在であることを念頭に置かれたし。 米国の構造的弱体化は、世界システム危機の原因であり結果でもある。 国際的トレンドが、直接的に米国の国内情勢に影響する。 現段階で、LEAP/E2020の研究班は、「本大恐慌」の2側面が確定し、統計面、経済面、金融面、戦略的混乱から明白に特定できることをつきとめた。
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- 世界的システムの破裂【2】3月29日
616 :5[sage]:2007/04/29(日) 18:31:45 ID:Vz1Mifpf - I 国際金融収支の歴史的逆転。
1913年以来初めて、米国は世界最大の金融センターの地位を失った。 II 米国社会の内部崩壊 中流層は、住宅価格の果てしない下落と、1928年を上回る収入格差のはざ間で、犠牲となる。 2006年の1年間、LEAP/E2020では、継続中の世界システム危機の特徴を繰り返し説明してきた。 当研究班では、今回の危機と、国際的な側面における米国の立場の関係について焦点を当てている。 というのも、現在の世界は、第2次世界大戦後の体制をベースに出来上がっているもので、ヨーロッパの弱体化と、ソ連と米国の浮上に特徴づけられている。 1989年から1992年にかけてのソ連崩壊は、米国を今日まで無類の強国とすることとなる。米国は、文字通り現在の世界システムの要である。
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617 :6[sage]:2007/04/29(日) 18:32:47 ID:Vz1Mifpf - 世界システム危機は2006年に始まった。
LEAP/E2020がGEABの各号で詳述したものである。 2007年には、インパクトが出る段階に突入し、米国を完全に直撃している。2つの歴史的局面が表層化している。 1つは、米国の世界における地位の急速な変化である。 2点目は、1940年・1950年以来主流となってきた米国社会の内部バランスの劇的な変化である。
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