- 【第190回常会】国会中継総合スレ1653 [無断転載禁止]©2ch.net
959 :無記名投票[sage]:2016/02/03(水) 09:56:16.87 ID:XlMbV1cH - 「素直に文理解釈すれば」と稲田さんは言ったが、
"前項の目的を達する為に戦力を保持しない"の前項とは "武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては〜"が相当する。 つまり自衛戦争は含まれないというのが、芦田修正の意図だ。 芦田修正を憲法に盛り込んだ芦田本人がそう明言しているのだから、そのとおりに解釈すべきだ。 法の書かれた意図に従って解釈するのが英米法、文理にしたがって解釈するのが大陸法だが、 日本は"国際社会で責任ある立場"すなわち国際社会の仲裁者とルールメーカーとなるのなら、 英米法的解釈法を選択すべきだ。 大陸法は、権威ある立法府と司法が存在し、皆がその権威に従うことを前提としているが、 国際社会はそうではない。 国連の定めた国際法や、国際司法裁判所などを無視する国が存在する。 英米法は、権威ある立法府が存在しなくとも、慣習に従った判例を積み上げることによって 法を作り上げていくという法体系だ。 無法地帯であった開拓時代アメリカは、この法体系で法秩序を作っていったのだし、 立法府の権威に服さないものがいる国際社会でも、 英米法の法体系なら、慣習を積み上げることによってそれが法として確立されていく。 英米法の考え方で、芦田修正はそれを盛り込んだ意図に従って解釈すべきだし、 その英米法的考えは、日本が国際社会のルールメーカーになるのに必須だ。
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