- 【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
450 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2012/12/09(日) 14:23:32.89 ID:abGjk9Rs - こんにちはですよ
昨日の夜あたりからこちらはすんげー冷たい風が吹きまくりですよ 流石に今日は朝から暖房を付けてますよ ドライフルーツをつまみながら、熱々のお茶を頂いてホッとしますよ 今夜はタコヤキ鍋にしようか、水餃子にしようか、はたまた田舎豆腐にしようか 悩んでしまいますよ ああ、タラちりやカニちりも美味ーですよ ボーナスが出たらてっちり食べに行きてーですよ やっぱり冬は鍋ですよ 嫌いな人とはぜってーイヤ!ですが まあ、そういうことで、今日はカレー麺にしますよ 皆さんのお家の晩ご飯はなんでしょうか?楽しみですよ ご飯が決まったところで、今日の詩はこれですよ さあどうぞ
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- 【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
451 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2012/12/09(日) 14:24:19.19 ID:abGjk9Rs - 『述懐』 by魏徴
中原 還(ま)た鹿を追い 筆を投じて戎軒(じゅうけん)を事とす 縦横の計(はかりごと)は就(な)らざれども 慷慨の志は猶(な)お存せり 策に仗(よ)りて天子に謁し 馬を駆りて関門を出ず 纓(えい)を請うて南越(なんえつ)を繋ぎ 軾(しょく)に憑(よ)りて東藩を下さん 鬱紆(うつう) 高岫(こうしゅう)に陟(のぼ)り 出没 平原を望む 古木に寒鳥鳴き 空山に野猿啼く 既に千里の目を痛ましめ 還(ま)た九逝(きゅうせい)の魂を驚かす 豈(あに)艱険(かんけん)を憚(はばか)らざらんや 深く国士の恩を思う 季布(きふ)に二諾無く *侯エイ(こうえい)は一言を重んず 人生意気に感ず 功名(こうめい) 誰か復(ま)た論ぜんや *侯エイ:エイは、亡の下に口、その下に横並びで月・女・迅−しんにょう です。
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- 【勝手に】感じで漢詩【解釈】3
452 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI []:2012/12/09(日) 14:26:45.87 ID:abGjk9Rs - こんなふうになりましたよ
皇帝の座を求め 中原の群雄がまた争い始めた頃 私も筆を投げ捨て 戦乱の中に身を投じた 合従連衡の策は成らなかったが 理想に燃える思いは未だ胸に有る 杖をつきながら陛下の御前に罷り出で 臣となり 馬を駆って函谷関から撃って出る 綱を賜って南越王を縛り上げ 戦車に乗って東方の国を従えよう 曲がりくねった山道を辿り 高い山の峰を越え 時折視界の開けた辺りで 眼下に広がる平原を眺めていると 冬枯れの木立の中では寂しく鳥が鳴き ひっそりした山の中では猿が悲しげに叫んでいる こうした旅路の景色に心は痛み また望郷の念に魂も彷徨い出しそうな程 決して苦労を厭わぬ訳ではない しかし 自分を国士として扱って下さる陛下の御恩に報いたいのだ 季布は一度承諾すれば必ずやり遂げ 侯エイはたった一言を重んじた 人の志に 自分が深く思うところがあったなら その信義を貫け 地位や名声など 問題ではない
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